在宅勤務が日常になると、家計の固定費が重荷に感じられませんか。
筆者は会社員テレワーカーを終了して在宅ワーク中心の個人事業主になり、さらにその重荷が増えた気もします。
電気代の上昇、毎月の通信費、仕事中のコーヒーやおやつ代。出勤していたころにはなかった出費が増えるんですよね。
在宅で服や靴などにお金がかからなくなったことを考えれば、トータルでのコストはおさえられています。
でも、新たに増える出費はやっぱり、気になるところです。
- テレワークで増えた「家の固定費」の一部を、株主優待でまかなう
- 「業績+配当+優待」を見込んで保有している13の銘柄
- 国内店舗の多さ+海外展開に期待「マツキヨココカラ&カンパニー」
- 他では真似できない?と思わせるサービスの「コメダホールディングス」
- ハッピーアワーの優待利用でお得感倍増「ヨシックスホールディングス」
- 長く赤字が続いてるけどモバイルや銀行の伸びに注目「楽天グループ」
- 優待の魅力を再確認+値下げタイミングで買い戻した「SBIホールディングス」
- 日本のオーラルケアを牽引+増配継続中「ライオン」
- ギネス認定美容部員さんの著書がきっかけ「ポーラ・オルビスホールディングス」
- 気持ちいいほど非常識な独自路線が魅力「パンパシHD」
- カタログギフトに魅力を感じ購入。デジタルポイント移行後は買い増し「KDDI」
- 老舗の経営統合に期待。高配当+優待ありの「リョーサン菱洋」
- 地域銘菓の優待がうれしい「寿スピリッツ」
- 優待は博物館の年パス。株価高騰でも手放しにくい「コア」
- ワンデーパスで、おひとりさまディズニーを楽しみたい「オリエンタルランド」
- 「業績が良くて配当も優待も出ている」と買い、利益が出て売却した3銘柄
- テレワーク優待投資で「失敗」「教訓」を得た感のある5銘柄
- 優待投資の失敗で学んだ教訓
- 在宅勤務の孤独を、株主優待が救う?社会とのつながりを感じる投資の形
テレワークで増えた「家の固定費」の一部を、株主優待でまかなう
家で仕事ができるのは快適だし、何より便利ですが、コストのかかりがちな部分もあります。
それを実感して数年。筆者がたどり着いた策は「株主優待を在宅ワークのインフラとして活用する」です。
新NISAの成長投資枠も活用しながら基本、以下の3つの基準をクリアした銘柄を保有しています。
- 実体験として「これは!」と思えるサービスを提供しているか
- 優待だけでなく、配当も出しているか
- 在宅勤務のQOL(生活の質)を直接上げてくれるか
この記事では筆者がどうやって、優待を在宅勤務に役立てているのか紹介します。
「優待だけに偏らず、業績も気にして損しない投資を」といったテレワーカーの方々の参考になれば幸いです。
テレワークと株式投資は、相性がいいと思う
家で仕事をしていて、家事や仕事の合間に株式投資をするのは日常の大きな楽しみです。
隙間時間に銘柄検索をしたり、会社四季報を読んだり、メディアで株式の情報収集をしたりするのは在宅ワークの醍醐味です。
オフィスワークなどで株式投資をしようとすると、どうしても平日の昼間はスマホでの株価チェックが主になるでしょう。
在宅ならスマホはもちろんパソコンやラジオ、テレビ、雑誌と幅広く情報収集できます。
「ちょっと時間あるし銘柄情報みよう」と、楽しく見られる動画や音声などにアクセスすると、気分転換にもなるように思います。
「業績+配当+優待」を見込んで保有している13の銘柄
筆者の保有銘柄のうち、業績が良い(まあまあor今後良くなる?を含む)ことに加えて、配当も優待もあるのは下記の13銘柄です。
| 銘柄名 | 優待内容 |
| マツキヨココカラ&カンパニー | 自社グループポイント(2,000円分) |
| コメダホールディングス | プリペイドカード「KOMECA」(2,000円分) |
| ヨシックスホールディングス | 優待食事券(年間6,000円相当)、株主優待割引券(20%割引券) |
| 楽天グループ | 楽天モバイル音声+データプラン(30GB/月)6カ月間無料 |
| SBIホールディングス | 暗号資産 XRP 2,000円相当など(選択制) |
| ライオン | 自社製品詰合せ |
| ポーラ・オルビスホールディングス | 株主優待ポイント(自社商品などと交換できる) |
| パンパシHD | 自社グループ電子マネー・ポイント(年間600円分) |
| KDDI | 自社関連サービス(Pontaポイントなどから選択) |
| リョーサン菱洋 | ギフト商品(2,000円相当) |
| 寿スピリッツ | 自社グループ製品詰合せ(3,000円相当) |
| コア | 国立博物館 引換券 |
| オリエンタルランド | 自社レジャー施設優待券(TDRワンデーパスポート) |
| ※どの銘柄も優待がもらえる最低限の株数を保有。メイン口座はアプリ・サイトとも見やすさに定評のある松井証券 |
|
これらの銘柄をホールドしている理由と優待の使い道について、ひとつずつお話します。
国内店舗の多さ+海外展開に期待「マツキヨココカラ&カンパニー」
マツキヨは筆者にとって、子どものころからおなじみのドラッグストアです。いま住んでいる家の近くにもお店があり、親しみを感じています。
お店で使えるポイント(↓)をもらって、

アプリに加算されます(年間4,000円相当)
「さて何を買おうか」と考え始めたところ、使っていた電動歯ブラシが壊れて、新調するのに役立てました。
他では真似できない?と思わせるサービスの「コメダホールディングス」
飲食関連銘柄は配当が全体的に低めだし、景気の影響を受けやすいしと思って、積極的には買わないです。

コメダもアプリにポイントが加算されます
ただ行ってみて「ここは」と感じたら別格的に買います。コメダは、その最たるものです。
保有から5年以上経って、愛着が湧きすぎて株価が上がっても売却する気になれないのが玉に瑕(笑)。
テレワークの合間、モーニングやランチで優待を使うのがちょっとした楽しみです。
コメダについては別記事株主優待期限切れを反省して、数年ぶりに店へ行ってみるとで、お店やコーヒー、料理の様子をレビューしています。
ハッピーアワーの優待利用でお得感倍増「ヨシックスホールディングス」
ヨシックスはテレビで「内装を自社で行う面白い居酒屋」として紹介されていた店の運営企業と情報を得て、長らく目をつけていました。
相場全体が暴落したタイミングで買い、やっと優待が届いたところです。まだ、使っていません。

ハッピーアワーはお酒が安く飲めるし、おつまみはどれもリーズナブルでおいしいから、優待だけでも相当楽しめるのでは?と目論んでいます。
居酒屋で飲み食いしたレビュー記事です→ や台ずし、実際どう?ヨシックスHDの株主優待が気になって行ってみた話
長く赤字が続いてるけどモバイルや銀行の伸びに注目「楽天グループ」
楽天は赤字続きで配当も出たり出なかったりで、本来なら損切りしたい銘柄です。
でも優待があるから、ホールドし続けています。
実際のところ、毎月30ギガがもらえる優待はかなり、生活の足しになっています。

優待のギガはポケットWi-Fiで利用
通信費を優待で浮かせられるのは、ネット必須の在宅ワーカーにとって実質的な「収入アップ」と同じ価値があるといえるのでは。
優待利用の様子は楽天株主優待は本当にしょぼい?eSIMでの活用を徹底解説
に、楽天の優待SIMをモバイルルーターで使う具体的な設定手順は、楽天株主優待のSIMはモバイルルーターで使える?設定のコツを紹介で、くわしくまとめています。
優待の魅力を再確認+値下げタイミングで買い戻した「SBIホールディングス」
SBIホールディングスは優待や配当に満足していたものの、株価が上がるタイミングがあり一度売りました。
優待で何回かもらって、そのままになっていた仮想通貨(日本円で約8,000円分)を持ち続けていたら、いきなり暴騰して45,000円を超えてきてビックリ。

タイミングを見計らって買い戻し、半年ほどホールドしています。
仮想通貨を換金した体験談を、SBIグローバルアセットの株主優待・仮想通貨リップル(XRP)を換金にまとめています。
日本のオーラルケアを牽引+増配継続中「ライオン」
ライオンは製品をいくつか愛用していることに加えて、人気銘柄ということもあり、お試し的に買った株です。
歯磨き粉やマウスウォッシュ、歯ブラシなどの優待が届いてありがたく使いました。
両国国技館で開催された株主総会にも足を運びました。

総会の様子を、国技館でのライオン株主総会から、資さんうどん両国店へに書いています。
ギネス認定美容部員さんの著書がきっかけ「ポーラ・オルビスホールディングス」
ポーラの株を買ったのは、最高齢の女性ビューティーアドバイザー・堀野智子さんの著書『トモコさんの一生楽しく働く教え』を読んだからです。
銘柄選びの理由としては、ちょっと珍しいかも。その本が相当に、心に沁みたんですよね。
で、株価や業績は?と証券会社のサービスで情報検索してみると、なかなか堅実な企業と分かり購入を決めました。
優待を楽しみに待っているところです。
気持ちいいほど非常識な独自路線が魅力「パンパシHD」
パンパシHDはドンキホーテの運営企業です。
ドンキはいつ行っても混んでるし、海外展開もしてるようだしということで買いました。
でも株価は安定せず、最低取得単位では優待もお得みが少ない(年間600円分のポイント)し、今後ホールドするかどうか迷っています。
カタログギフトに魅力を感じ購入。デジタルポイント移行後は買い増し「KDDI」
KDDIは株式投資を始めたかなり初期のころから保有しています。
100株買ったところ株式分割で200株になり、そのタイミングで100株買い増して現状では300株保有しています。
紙のカタログギフトが届いていましたが、2025年分から選択制(デジタルポイントや商品詰め合わせなど)になりました。

ポイントがなぜか1.5倍になり嬉しい驚きも
デジタルポイントはECサイトで使えるから、いろんな商品が選べて便利。
配当もいいし、優待も使いやすいしでずっと持っていたい銘柄です。
老舗の経営統合に期待。高配当+優待ありの「リョーサン菱洋」
リョーサン菱洋は、エレクトロニクス商社のリョーサンと菱洋エレクトロが2024年4月に経営統合した企業です。
購入したばかりで、優待をまだ受け取っていません。
5%近い配当に加えて優待(ギフト商品だそう)もあるようで、今後が楽しみな銘柄です。
地域銘菓の優待がうれしい「寿スピリッツ」
寿スピリッツはお菓子屋さんです。優待はまだ一度しか受け取っていませんが、とても満足度の高い内容でした。
せんべいや洋菓子の詰め合わせが届きました↓。内容を、株主優待のローカル銘菓が最高だった件に書いています。

株価が上昇していて売ろうかなと思わなくもないですが、優待あるし配当も少ないながらしっかり出るしで、現状はホールドです。
優待は博物館の年パス。株価高騰でも手放しにくい「コア」
博物館の年パスという珍しい優待に魅力を感じて、NISA枠を使い切った年の終わり、迷いに迷って特定枠で購入したコア。
こんなに満足度の高い優待ってある?と思いながら博物館巡りを楽しんでいます。
でも、そうしょっちゅうは足を運びにくいかな。
購入時より株価はかなり上がっていますが、優待も素晴らしいうえ配当も高めで、売却の予定はありません。
ワンデーパスで、おひとりさまディズニーを楽しみたい「オリエンタルランド」
株式分割で値ごろ感を感じていたところ、記念優待で少額ホルダーも恩恵にあずかれると知り購入しました。
配当が少ないし、株価が低迷しているしで継続保有を迷うところですが、夢を買ったと思って現状はホールドです。
記事ではこのあと、利益が出て売却した銘柄や、失敗した銘柄について書いています。
筆者の苦い経験を役立ててもらえると思います、きっと。
「業績が良くて配当も優待も出ている」と買い、利益が出て売却した3銘柄
一度買った株は基本、長期保有していて積極的には売りません。
でも、大きく上下したときは売却を検討します。
購入時の3倍になり売却「ジンズホールディングス」
ジンズホールディングスはメガネチェーン「JINS」などを展開する企業です。
スマホやパソコンを使う世界中の人がメガネをかけるのでは?という考えから、株を買いました。

購入時から株価が3倍になったとき売却しました。
ジンズの株を売るまで、筆者は損切りがうまくできませんでした。
ジンズ株を売って利益が大きく出せそうなタイミングで「プラマイゼロ」と考えて、利益確定すると同時に10銘柄ほどを損切りしました。
この損切りのおかげで、大きな利益にはならなかった感がありました。でも、転機になった売却ではあります。
保有している間に株主優待をもらって、メガネを作りました。

メガネをかける機会はあまりありませんが、舞台イベントなど遠くのものをしっかり見たいとき、あると安心です。
ブルーライトカットレンズの眼鏡も優待で作れます(モノによって追加料金が必要になるかも)。
1日中モニターを見るテレワーカーにも、お得みのある優待でしょう。
最近少し株価が下がってきたので、再購入もありか?と目論んでいます。
店舗でのメガネ選びや視力検査の様子を「JINSの株主優待でメガネを作りました。優待券(9000円+税)の使い勝手など」という記事に書きました。
配当よく優待もあったものの、業績に不安が出たタイミングで売却「エクセディ」
エクセディは数年保有して、優待があり配当もよく、ずっと持ち続けたいと考えていた銘柄のひとつです。
業績がもうひとつ、という情報を目にしたとき、すでに株価が購入時の1.5倍になっていたこともあり「そろそろ手放すか」と売りました。
今も株価は上昇中ですが、旧NISAでの保有だったこともあり後悔はしていません。
優待の内容を詳しく記事にしています→ エクセディの株主優待カタログギフト。豊富な品から何を選ぼうか
売却したあとさらに上昇。売ったことを少し後悔「INPEX」
INPEXは買ってからしばらく株価が上昇して、業績と株価が横ばいになったとき「潮どきか?」と思い売却しました。
優待は工場見学(抽選制)でしたが一度も当選しませんでした。株数を多くもつとクオカードの優待もあるようです。
売ってしばらくするとまた上がり始めて、今もしっかり上昇しています。
配当が良かったし、保有し続ける策もあったかも。株価が高いから再購入は今のところ、視野に入れていません。
テレワーク優待投資で「失敗」「教訓」を得た感のある5銘柄
配当がやや低いものの売却益が見込めて、優待にも魅力があり在宅ワークの足しになるかと買った株で、痛い思いをしているものもいくつかあります。
- 安定している
- これからきっと上昇する
と考えて、自分としては少し高いと思いつつ買ったものの、失敗だった感のある銘柄も少なくありません。
特に「これは大きな失敗だったかも」と感じている5銘柄を紹介します。
有名人のCM起用や世界的なお茶ブームで株価上昇?と思った「伊藤園」
コマーシャルに大谷翔平+世界的にお茶(特に抹茶)が流行、という状況で「きっと株価は上がる!」と確信めいた気持ちになり買った伊藤園。
業績はいいのに株価はくすぶり、買ったときよりゆっくりと下げています。
高い株価のときに掴んでしまった感のある銘柄です。
現状、様子見ではあるものの、損の少ないタイミングで売りかなと考えています。
ラーメンは売れても飲み物で苦戦「日清食品ホールディングス」
カップ麺はやっぱり日清だよねと、グローバル展開していることにも注目して、株式分割されたタイミングで買いました。

ラーメンは堅調なものの他事業で苦戦していると後から知り、株価の下落をただ眺めることになりました。
株購入前の調査不足が招いた結果です。
何年ももっていれば上がることもあるだろうけど、待っているうちに歳をとってしまうし、手放すタイミングを見極めているところです。
高値で買ってしまった感のある「NTT」
株式分割して安価に買えたから、最低取得単位の100株を買いました。
ごく少額で痛手を感じていないこともあり、継続保有しています。
配当も優待もあるし、わざわざ手放すこともないか?と、消極的な気持ちでのホールドです。
映画チケットの優待はうれしかったけど観たい映画が少なすぎた「東京テアトル」
映画が数回見られる優待券がもらえるとのことで、楽しみに買った東京テアトル。
保有中は株価の上下が少なく安心していて、しばらくホールドして映画をちょくちょく楽しむ気でいたのですが。
映画館まで足を運びたいと思う作品があまりにも少なくて、手放しました。
優待は一度だけ体験できたが廃止+株価下落「MRKHLD」
下着がもらえる優待とのことで、珍しさを感じて取得しました。
一度、優待をもらった後に優待廃止が決まり、保有する理由がなくなり手放すことに。
買ったときより、かなり下げてから売ることになり「これなら下着買えた!」という反省が残りました。
優待投資の失敗で学んだ教訓
優待投資は楽しいですが、失敗もたくさんしました。最近は、ゼロではないものの失敗が減ってきた感もあります。
業績を見落として優待以上の損を出したり、自分のライフスタイルに合わない優待のある銘柄を選んだりと失敗の質はいろいろです。
ここのところ優待株を買うとき「過去の失敗例と同じか、似たところはないか?」を考えるようになりました。
似たような失敗はしなくなりましたが、今後も新たな失敗や後悔はあるでしょう、きっと。
在宅勤務の孤独を、株主優待が救う?社会とのつながりを感じる投資の形
株主優待は何かをもらえるものもあれば、どこかへ行って何かを体験したり、買い物を楽しんだりするタイプのものもあります。
もらえる系優待では普段のテレワークに役立つものを、どこかへ行くタイプの優待では「出かけるきっかけ」を得ているように思います。
株主優待は、単調になりがちな在宅ワークの日々の、ちょっとしたお楽しみという感じです。
テレワーカーは孤独になりがちですが、株をもつことで「自分もこの企業の株主の一人なんだ」と思えて、社会との繋がりを再確認できる。
そうしたメンタル面での利点も、株式投資にはあるように感じています。


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