
温泉や銭湯へ行くのが趣味で、ニフティ温泉のアプリやホームページをよく見ています。
会社四季報を眺めていて、このアプリの運営会社が株式上場していることを知り、興味をもっていました。
納得のいく株価になった2024年7月に、100株を購入。翌25年6月、初めての株主優待が届きました。
ニフティライフスタイルとは
ニフティライフスタイルは東証グロースに上場している企業です。
情報・通信を軸に事業を展開しており、25.6.18発売の会社四季報には、
【特色】賃貸軸に不動産一括検索が収益柱。温浴施設情報サイト、デジタルマーケティングも展開
松井証券
会員サイト内「四季報」カテゴリより
といった記載があります。
2025年6月到着の、ニフティライフスタイルの株主優待
ニフティライフスタイルの株主優待は、
- 温泉優待券
- 電子ギフト
- 寄付
から選べます。保有株数によって、優待券・ギフトの額面が変わります。
最低取得単位の100株保有の筆者に送付された優待は「温浴施設ご優待券(2,000円相当)」か、電子ギフトまたは社会貢献団体への寄付(1,000円分)。
500株以上の保有で優待券が4,000円相当に、電子ギフトまたは社会貢献団体への寄付が2,000円分になるそうです。
ニフティの株主優待は、どんな温浴施設で使える?
優待を使うにあたって、どんな温浴施設で使えるのかをまず調べました。

自宅から行けそうな場所にあれば温浴施設を、なければ電子ギフトか寄付を選ぼうかと考えました。
2025年6月に届いた案内によると、北海道から沖縄まで、優待が使える温浴施設は42ありました。
筆者が行けそうな温浴施設を調べてみると「両国湯屋江戸遊」「東京豊洲万葉倶楽部」「天然温泉平和島」の3施設でした。
神奈川や愛知は、利用できる温浴施設が他エリアより若干多いようです。温浴施設がたくさんあるのかもしれませんね。
都内の温浴施設で優待を利用するには、自腹分プラスが必要なサービス中心
筆者がアクセスしやすそうな、都内にある温浴施設の利用料金を調べてみました。
今回の優待で賄える料金で行こうとすると、利用時間に制限のあるサービスに留まるようです。例えば、
- 両国湯屋江戸遊:通常コース大人2,970円。優待だけで利用できるのは短時間コース(60分1,500円)のみ

- 東京豊洲万葉倶楽部:通常料金3,850円、朝風呂料金2,200円と優待のみでの利用はできない様子
- 天然温泉平和島:通常料金2,400円。優待のみなら1時間制の「はや湯料金」1,400円(土日祝は+100円)

1時間でスピーディにお風呂を楽しむか、電子ギフトあるいは寄付を選ぶか。迷うところです。
優待の2,000円分で利用可能な施設も
全国的にみてみると、優待のみでの利用が可能な施設も少なくない様子。期限内に用事をみつけて、お得みを感じながら優待を使えるのが理想かな笑。
ニフティライフスタイルの株主優待の詳細は、優待公式PDFをご参照ください。
届いた株主優待の使い方
ところで株主優待は、どうやって使うのでしょうか。説明書きをみると、いくつかの手続きが要るようです。
- 株主優待お申し込み専用サイトへアクセス(受付期間の設定あり:2025.6.19~8.15)
- パスワード登録(登録には株主番号と自宅の郵便番号が必要)
- 優待サイトへアクセス
- 優待を選択
という流れ。2025年9月上旬から、申し込みをした電子チケットが順次、マイページに配布されるとのことです。
ニフティライフの株主優待は、好きな人には刺さる優待かも
温浴施設が好きな人にとって、ニフティライフスタイルの株主優待は魅力的です。
ただ、対象施設が近くにない人や、自腹分なしで使いたい人にとっては、やや使いにくいと感じる場面もあるかも。
筆者のように温泉や銭湯が好きで、出先でも入る機会がある人なら優待を楽しめると思います。
一方で電子ギフトや寄付を選べる柔軟さも、いいところだと思います。万人向けとはいかなくても、好きな人にはありがたい優待なのではないでしょうか。
ニフティライフスタイルの現状の株価など
ニフティライフスタイルの株主優待は、最低取得単位の100株から得られます。現状の株価等は下記のとおり(25.6.23現在)。

株主優待のほかにも売上高や経常利益、最終利益が伸びていることや、予想配当利回りも4.58%となかなか魅力があるように思います。
優待内容が気になる方は株価をチェックしてみても、いいかもしれませんね。
※掲載している情報は25.6現在のものです。この銘柄を推奨しているわけではありません。投資はご自身の判断でお願いいたします。