パワハラやAI利用についての考え方など、業務請負のライター仕事でモヤモヤすることが続いた数ヶ月前。この仕事をボリュームダウンする方向で、模索を始めました。
仕事を減らせば報酬も減るし、何か別の収入の柱を切り開く必要があります。
同じような仕事を探そうかと考えたのですが、焦って探すと、もっと闇の深い発注元に当たってしまうような気もして。
そこで、納得のいく仕事が見つかるまでの間、いつも趣味と実益を兼ねて楽しんでいる株式投資に、もう少し正面から取り組んでみようかなと思っています。
長期保有だけだったトレードに、短期でのトレードを少しずつお試しで入れてみることにしました。
年単位から日単位のトレードへ。流れるプールと荒波の海が共存する市場を
筆者が個別株投資を始めたのは、10年ほど前です。

当時は、とりあえず知っている企業の株を買ってみよう、と市場の動きを読まずに適当に買いを入れ、痛い目にあいました。
買った銘柄はいずれも値を下げ、保有したままになりました。その間、銘柄研究や株の売買について研究・実践すること数年。
当時の損を取り返して、最近は利益が出せるようになり「長期保有ができるんだし短期も」と思いながら取り組んでみたところ。
買ってすぐ5000円の含み益。長期投資の経験がモノをいう?と思った矢先
最初は少ない金額でトライしようと、10万円の資金を用意し、短期トレードを目論んで3つの銘柄を買いました(その時の記事)。

これくらいの資金で買える銘柄は、株式市場ではよく「小型株」といわれます。
短期で売ろうと目論んだこれらの銘柄は、数日ですぐ利益を出し始め、この調子!と思いながら株価を眺めていました。
3つの小型株トータルで1万円くらい利益が出せたら売ろうかな、という気持ちで。
数日後の午前中、相場チェックができずに午後、持ち株の状況を調べてみると、3銘柄あわせて1万円の損が出ていました。
半日で10万円が9万円に・・・泣く泣くこれらは損切りすることに。もっと損が出る前に、との苦渋の決断でした。
市場全体の下落の波に飲まれ、値を戻せなかった小型株
こうした小型株はちょっとした株価の下落でも、一度値を下げてしまったらなかなか元に戻らないことが多いようです。

小型株(主に中小企業銘柄)はやっと水に浮けるようになった子供、大型株(主に大企業銘柄)はクロールも平泳ぎもバタフライも得意な水泳選手、といったところでしょうか。
小型株と大型株では、押し戻す力も前進する力も違うことを実感しました。
数年単位で持てば株価を上げて中大型の仲間入りをするものが出てきたり、小さいままでも優待を楽しめるものもあったりと、小型株ももち方によっては楽しいです。
ただ、数日〜数週間で利益を上げようとすると、コツがいるかもと実感しました。
ならば、中大型株で短期トレードを試してみようか
小型株での失敗を通して、腹を括って中大型株への短期投資を試してみることにしました。
ここのところAI関連として注目されていた電線株や、誰もが知っている企業の株を見つくろって、値動きを観察しました。
さらに、自分で長期保有している銘柄で「値動きが激しい」という実感があるものを買い増しすることに。
複数の銘柄に買いを入れて待っていると、それぞれが小型株とは違ったスケールの動きを見せ始めました。
数日で数万円の利益を出す形で売却した銘柄もあれば、数週間保有して上がり調子な株もあり手応えを感じていたものの。
そう甘くはありませんでした。
トレンド株は決算が期待外れだったのか急落。30万円の含み益が秒速で目減り
ある日、業務請負のライター仕事がありパソコンの前で作業しながら、値動きを見ていました。
仕事はその日の夕方が納期で、間に合わせようと段取りしていた矢先。
買値から30万円上げていた銘柄の株価が、ものすごいスピードで急落してきました。

決算発表が予想を下回るものだったようで、株主たちがガッカリして一斉に売り始めたようです。
その銘柄に釣られたのかは分かりませんが、値を上げていた他の保有銘柄も軒並み下げ始めます。
納期の迫った仕事も抱えて、脇汗をドバドバかきながらただ、うろたえていました。
とりあえず少しでも利益があるうちに!と短期トレードのつもりで買った銘柄を全て売り、数万円の利益を確保しました。
結局、資産はマイナスに
仕事を納品して、その日の夜、取引が終了した株式市場の値動きを振り返ると。
長期保有していた銘柄も軒並み値を下げており、トータルでマイナスになっていたではありませんか。
資金を用意して銘柄選定して、タイミングを見計らって買い、小さく利益を出せた短期投資でしたが、資産全体ではマイナスでの着地になりました。
ここまでの苦労はなんだったんだ?と思わずにはいられませんでしたが、これが投資のリアルと改めて実感しました。
短期トレードを収入の柱として定着させるために
今回、筆者が試した短期トレードは、ライター仕事のモヤモヤから抜け出すために始めた新しい挑戦です。
株価の乱高下と納期に追われながら、「家で働く自由」とは何かを改めて考える機会にもなりました。
思えば、長期投資のときも落ち着いてできるようになるまでには、年単位の時間がかかりました。今回の顛末は、新しい技術を身につけるために必要なステップなのかもしれません。
誰かに振り回されるのではなく、リスクもリターンも、すべて自分の采配で決まる。痛みは伴うけど、自分で人生の舵を握る面白さがあります。
他の仕事と両立しながら利益を出せる力を目指して、しばらくは短期売買を鍛錬する日々が続きそうです。

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