会社がなくなり始まった40代セミリタイアで「やってよかったこと」7つ

45歳のとき勤務先がつぶれて、我がサラリーマン生活は強制終了しました。

失業手当が1年近く出て長らく、無職ライフを満喫。そのとき、これからどうしようと考えて「少しだけ働く」セミリタイアを選びました。

「セミリタイアに興味があるけど不安もある」「時間ができたら何をするか、ヒントがほしい」「失業後の生き方を模索してる」という方に、この記事を読んでもらえたらうれしいです。

セミリタイア生活で、やってよかったこと

無職になってみると、やりたいことが結構あるように感じて。

できるだけ自分の時間を確保しながら、生活費を得る暮らしができればいいかと思ったんですよね。

でも最初はなかなか自分のペースをつかめなくて、試行錯誤すること数年。いま、仕事以外の時間に「やってよかった」と感じていることが7つあります。

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午前中に外に出る

働いていないと、つい家にこもりがちになりますが、午前中に散歩や買い物に出ることで生活のリズムが整うような気がします。

人間らしさを取り戻すというか。

製薬会社のウェブコラムに、こんな記載があります。

朝、散歩したり、通勤時は日の当たる道を歩いたりして、太陽光を15~30分浴びよう!
カーテンを開けて太陽光をとりこめば、部屋の中でもOK。

大原製薬 けんこう名探偵 第一回「疲れ、だるさのお悩みに。セロトニンのヒミツを探る!」より抜粋

朝起きて、なるべく早い時間に陽の光を浴びると、夜よく眠れるようです(個人の感想です)。

本を読む

時間を気にせず読める贅沢は、セミリタイアならではのものだと思います。

でも本は、たくさん買うとコストが気になるところ。

図書館を積極利用しつつ、置いていない本は購入すると、図書費がおさえられます。

お金のことを考える

お金に向き合う時間も、もてるようになりました。家計を見直すだけでも、意外に支出が減ります。

サラリーマン時代にはギャンブル的にしかできなかった株式投資も、ここ数年で、地道に利益が出せるようになりました。

長期的に取り組むことで、さらに資産が増えることを期待したいです(^^)

食生活を見直して、自炊中心に切り替える

外食やコンビニ飯を減らして、いまは自炊が中心です。1日3食をきちんと整えるだけで、生活全体が安定しました。

時間はたくさんあるから、日々食べたものを記録してカロリー計算したり、管理栄養士AIアプリに評価してもらったりもします。

管理栄養士AIアプリはいくつか使ってみて、現状はカロママプラスに落ち着いています。

https://calomama.com/

外食は株主優待や限定クーポン、ハッピーアワーなどでお得に楽しむのが基本です。リーズナブルな店を見つけるのが趣味のようになっています。

お得な外食については、1人ファミレスのランチはワンコインが理想。ファミレス25店の平日ランチを調査株主優待やポイントがないときのクーポン活用アイデアなどの記事で、お楽しみいただけます。

人との距離感の調整

職場の人間関係に縛られないぶん、自分にとって心地よい関係性を選べるようになったのも、セミリタイアの大きな収穫です。

人との関わりが、必要最小限になりました。

こうした生活になってからの人間関係について、友達は要らない?人に疲れたときに考えたい、新しい人間関係などの記事にまとめています。

何もしない

サラリーマンのときはフルタイムで働いているのに「何かしないと」と、よくわからない焦りのようなものがありました。

週末はフィットネスに行ったり、連休になると旅行をしたりしてヘトヘトで。「仕事ばかりではなく、きちんと楽しんでいる」と、自分に言い聞かせたかったんだと思います。

今は、ただボーっとする時間も大切にしています。心と体が休まる大事な時間です。

定期的に献血へ

体調を整えたうえで月に1度、定期的に献血へ行く時間の余裕もできました。

献血はいつでもできるといえばできますが、フルタイムで働いていたころは習慣というほどの頻度ではありませんでした。

人の役に立つことをした満足感が得られるかどうかは微妙ですが、コンスタントに通うことで健康チェックにはなると思います。

献血については、献血の血液検査サービス、16回分の結果を振り返る献血の記念品にもらった若狭塗箸は、箸置きもついて使いやすいお箸などにまとめています。

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とはいえ老後ではない

セミリタイアといっても、筆者は年金生活にはまだ遠く、完全に働かないという選択肢は現実的ではないようです。

自由な時間を楽しみつつも「今後の収入源」を考える必要があります。

在宅でのライター業や株式投資、持ち家の賃貸など、自分的にストレスが少ない収入源を試しているところです。

しばらくは個人事業主として、働きすぎない範囲で働くつもりです。楽しい、有意義な働き方を探りたいと思っています。

現状のセミリタイアはゴールではなく「次のステップを模索するための余白」といった感じです。

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セミリタイアは実際にやってみると、思っていたのとイメージが少し違った

セミリタイアについて当初は、

  • 老後と同じような生活
  • 暇すぎて退屈
  • お金の不安が大きい

というイメージがありました。老後はまだ経験してなくて分かりませんが、暇すぎて退屈ということは全くありません

1日の時間のほとんどを自分の興味・好みにフォーカスできるから、一分一秒をとても貴重に感じるようになりました。

お金の不安は最初かなり大きかったものの、自分にあった解決方法を調べて実践することで、じょじょに減ってきた感じです。

セミリタイアは「働かない時間をどう活かすか」がキモになるかも

セミリタイアで得られた時間は、ぼんやり過ごせばあっという間に消えてしまいます。

でも「働かない時間」を意識的に使えば体調もメンタルも、お金のことも整ってくるかなというのが、現時点での感想です。

「何をするか」「何をしないか」を選びやすいことが、最大の魅力かもしれません。

セミリタイアライフを考えているみなさんの、ヒントになればうれしいです。