
ここ5年ほど、献血ルームを予約して定期的に献血へ行くようになりました。
献血には、生化学検査と血球計数検査の結果を知らせてくれるサービスがあります。
いつもつい、飲みすぎるから肝機能関連の数値をマメにチェックしたい気持ちがありまして。
献血で知らせてくれる検査結果
献血をして分かる検査結果は、生化学検査と血球計数検査。
15項目あります。
生化学検査
生化学検査は血液を、形のある成分(赤血球や白血球、血小板など)と、形のない成分(血清)に分離して行います。
血清のなかにある、いろんなものを分析して調べる血液検査です。
献血で知らせてくれるのは、以下の7項目。
- ALT(GPT):肝臓に最も多く含まれる酵素
- γ-GTP:肝臓や胆道、膵臓、腎臓などに多く含まれる酵素。長期飲酒などで上昇することが多い
- 総蛋白:血清中に含まれるタンパクの総量
- アルブミン:血清蛋白の主なもの。病気などで栄養が悪くなると減少
- アルブミン対グロブリン比:血清タンパク中に含まれる主な成分の比率。病気などで変化することが
- コレステロール:血清中の脂質のひとつ。高脂肪食を続けていると上昇しがち
- グリコアルブミン:糖尿病のおそれがあるかどうかを測る数値のひとつ
血球計数検査
血球計数検査は、血液に含まれる赤血球や白血球、血小板などを分類して、それぞれがどれくらいあるかをカウントします。
献血で分かるのは8項目です。
- RBC(赤血球数)
- Hb(ヘモグロビン量)
- Ht(ヘマトクリット量)
- MCV(平均赤血球容積)
- MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)
- MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)
- WBC(白血球数)
- PLT(血小板数)
献血専用アプリに、検査結果が表示される
献血予約やチェックインなどは、献血Web会員サービス「ラブラッド」が便利です(アプリもあり)。

ラブラッドのマイページに、血液検査の結果が表示されます。
献血を受けた翌日〜3日後くらいに「新たな結果を表示しました」と、お知らせメールがきます。
献血Web会員サービスサイトやアプリを使っていない場合は、希望するとハガキで送ってくれるようです。
人によって、献血結果の注目ポイントは違ってくるかも
筆者がいつも、特に注目しているのは肝臓機能関連の数値「ALT(GPT)」と「γ-GTP」です。
ほか、たとえば貧血気味であればHb(ヘモグロビン量)、糖尿病リスクに気を配るならグリコアルブミンなど、人によって気にするポイントは違ってくるでしょうか。
マイページにあったいちばん古い血液検査結果は2020年8月のもの
20年8月に筆者が受けた献血では、肝臓関連の検査結果数値は基準値〈ALT(GPT):8〜49、γ-GTP:9〜68〉を上回っていました(↓)。

この結果を受けて3ヶ月の休酒をし、翌21年に正常値へ戻しましたが、次の年にはまた怪しくなっています。
このころは年1程度の頻度で、献血へ行っていました。頻繁に行くようになったのは23年からです(↓)。
数値が凄みを増してきまして。
2024年は悪いほうに、ぶっちぎりました。
秋に1ヶ月の休酒をして、その後は休肝日を設け、飲むときも少なめを意識。
年末の数値に、下降の兆しが現れます。
25年の年明け、γ-GTPが久々の2桁に。このときは、なかなかの達成感を感じました。
そして直近の数値がコチラ。

過去に学べません笑。
今後も好きな酒をずっと楽しみたいから、すこし節酒しようと思います。
献血の血液検査と健康診断の血液検査の違い
献血の血液検査は無料で、健康診断よりもコンスタントに受けられるのは魅力だと思っています。
ただ、一般的な健康診断の血液検査で測定される項目と比較すると、やや少ない印象です(例えば血糖値や肝機能関連のより詳細な数値など)。
それに献血は数値が出るものの、健康診断のように経過観察や精密検査を促してくれるわけではありません。
献血を続けてみての感想
献血へコンスタントに行くようになって、普段の飲酒を見直すきっかけになったように感じています。
「数値が悪化→生活改善→数値の改善」といった感じでちょくちょく、健康状態を自分なりに振り返っている感じです。
年に1回の健康診断と比べて、献血は年に数回できて、データの蓄積がしやすいし。
献血は社会貢献になるほか、自己管理ツールとしても使えるように感じます。
普段テレワークで出不精の筆者には、外出のいいきっかけにも、なっているかもしれません。