
数年前に耐熱ガラスのコップをもらって、使いやすくてヘビーユースしていました。
洗っているとき手を滑らせて割ってしまい、耐熱容器は「熱に強いが、衝撃には弱い」と実感しました。
ただ、ホット・アイス両方に使えることや、熱い飲み物を入れた状態で器に触っても大丈夫なこと、(取っ手がないバージョンは)扱いやすいことに魅力を感じていたんですよね。
で、もらった耐熱コップを割ってからしばらくして、ポイントが貯まったタイミングで買い直しました。
丈夫でリーズナブル、手入れもしやすい耐熱ガラスの器
現在、筆者が使っているのはボダム社製の耐熱グラスです。
側面が波打っていて持ちやすそうで、ぱっと見で「これ、ほしい!」と即買いしました。ここ数年、テレワークの良き相棒です。
うっかり手を滑らせて、という場面はまだなく、今のところ割れずに使えています。
耐熱ガラスは割れるのか
ガラス容器の老舗・HARIO社の公式サイトに「耐熱ガラスは割れるのか」の疑問を解決してくれる記述がありました。
「耐熱ガラス」は熱に強いガラス。「強化ガラス」は衝撃に強いガラスです。
HARIOの耐熱ガラスについてより抜粋
耐熱ガラスは強くぶつけたり、落としたりといった衝撃には弱いんですね。
日常生活でありえないほどの高温で熱すると、耐熱ガラスは割れずに溶けてしまうそうです。火のそばで作業を行うガラス細工の様子を思い出すと、ピンときませんか。
温度変化に弱い強化ガラス
熱にも衝撃にも強い器はないかと、強化ガラスで探してみたところ、あまり見つかりません。
東京都が、強化ガラスの熱への耐性の低さに関する注意喚起をしています。
高い温度に熱したガラス製フタを急に冷たい水に入れたら、バリバリに割れてしまう動画が分かりやすいです。

強化ガラス製のキッチン用品をお持ちの方は、くれぐれも気をつけてくださいね。
ちなみに耐熱ガラスや強化ガラスに加えて、我々の日常ではソーダガラス(並ガラス)、クリスタルガラスを使ったガラス製品もおなじみだそうです。
ほかにも防火用やストーブ部品用など、熱・衝撃ともに強そうなガラスも見かけますね。
と、いうわけで耐熱ガラスのポットを探すことに
いま、市場に出回っているガラスの器は耐熱ガラス製が主流と分かりました。
割れないことを優先するなら、ステンレス製のポットなども視野に入りそうです。
でも筆者としては、器に茶葉とお湯を入れたときの対流やお茶の濃さを確認したくて、ガラス製で探すことに。
耐熱ガラスポットの実物を見に行ったが
自宅から歩ける距離に、ガラス老舗HARIO社の専門店があるとのことで、公式サイトの情報を見つつ行きました。
筆者が出向いたショップは、HARIO Lampwork Factoryというガラス製アクセサリーのお店でした。
器のお店は別の場所にあるそうで。この店はこの店で楽しかったです。でも、できれば「ここはアクセサリーの店で、器は置いていません」的な記載が、公式サイトのどこかにあるといいのに笑。
耐熱ガラス製ポットの専門店がコンビニみたいに点在しているわけもなく、公式サイト【HARIO NETSHOP】を覗いてみることに。
商品画像が充実しているから、オンラインで十分かな
各商品とも、いろんな角度からの画像が記載されているほか、ものによっては動画もあります。
これならショップへ行かなくても大丈夫かもと、気になる商品をオンラインでじっくり見てみました。

期間限定で、割引セールや送料無料キャンペーンなどをしているようです。
オンラインで使える500円引きクーポンも嬉しいですね。タイミングがよければ、お得に購入できるかも。
熱烈なファンに支えられている老舗HARIO
コーヒーメーカーやティーサーバーなど、実家で長年使っているものが多かったこともあり今回、ティーポットを買うにあたってまず、HARIO NETSHOPを覗いてみました。
歴史のあるお店だけに、コメント投稿が熱烈です。例えば、
- 壊れたらまた同じの買います
- これで6代目です
- いつ壊れてもいいように3個買いました
といった感じ。代々受け継いで使っているお家も、少なくない印象です。
「耐熱ガラス 割れる」と検索して、この記事にたどり着いた読者の皆さんへ
もしかしたら「耐熱ガラスって割れるんじゃないの?」と、この記事を読んでくださった方も、多くいらっしゃると思います。
そんな方には、「思っていたより全然使えるし、暮らしの楽しみが広がるよ」と伝えたいです。
耐熱ガラスの器を割れにくく使うための2つのコツ
- 食器洗い時は滑りやすいから、シンクにふきんやマットを敷く
- 食器棚では重ねずに、単独で保管
など、ちょっとした配慮で長く使えると思います。
割れにくく使うための注意点さえ押さえておけば、耐熱ガラスは美しいし何より、使いやすいと思います。
耐熱ガラスの器がある日常、楽しんでみませんか。