クラウドソーシングで仕事を受注したら、発注者に逃げられた話

久々に、クラウドソーシングで仕事を受注しました。

経験のない仕事ながら、わりとスムーズに話が進み問題なく終了して「もう少し単価の高い案件に挑戦してみようか」と、経験者を募っていた業務請負案件に応募してみました。

書類審査を通過して、web面接日時の決定が知らされたのですが、発注者と連絡が取れなくなってしまいました。

近年、悪質案件に遭遇していなかったから油断していたかも

「面接当日に放置された」のは今回が初めてです。

金銭的な被害はなかったですが、面接の準備などに使った数時間が無駄になった形です。

数年前に一度、悪質な案件に遭った経験があります(そのときの記事)

募集要項をみて応募して、面接に呼ばれ出向いたところ「採用するが事前講習に料金が必要」という典型的な詐欺で。

それからは注意していたんですけど、またも悪質案件をつかんでしまいました。

こうした事例もあることをシェアしておきたいと思います。

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いきなり連絡が途絶える

書類審査を通過し「次はweb面接にお進みください」と、チャットで連絡があった今回の案件。

送付されたフォーマットに希望日時を入力し「面接日時決定の連絡」というメールをもらい、そこにミーティングルームのURLが記載されていました。

指定の日時に、提供されたURLへアクセスし、パソコンの前で面接が始まるのを待ちました。

時間になっても面接官は現れず、何度かチャットで連絡を試みるも反応はありません。

30分経ったところで「いったん退出します。連絡を待ちます」とメッセージを残して、ミーティングルームを出ました。

何かあったのかなと連絡を待つ

手元のメールで面接日時を確認するも、間違いはなかった様子。

何かあったのかなと連絡を待ったものの、数日経っても音沙汰はありませんでした。

クラウドソーシングの運営側に通報することも考えましたが。

こちらの個人情報を先方に伝えていたことを思い出し、逆恨みをされたりという万一の危険を考えて通報は控えました

エントリー時から「この案件、大丈夫?」という一抹の不安はあった

今回、応募した案件ではやりとりを進めるなかで、不安を感じていたポイントがひとつありました

オンラインでのやり取りのみで「何かあったときの連絡先」の記載がなかったのです。

面接日時になって回線の不具合が起こったりしたら、どうすればいいんだろう?とは思いました。

「まあ大丈夫だろう」と、発注元の電話番号等を控えることをせず面接当日を迎えてしまったんですよね。

今後は書類審査が通って具体的な選考に移る段階で、電話番号などオンライン以外での連絡手段を確保しておこうと肝に銘じました

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悪質案件に遭遇したらまず「自分を守る選択」を

今回の経験で「発注者からの連絡が来なくなった」というときは無理に追いかけず、ひとまず自分を守る選択をしたほうがいいかな、と思いました。

金銭的な被害があった場合は記録(チャットログなど)を残しておき、クラウドソーシングの運営企業や消費者ホットラインなどへ相談してください。

クラウドソーシングのようなお仕事マッチング型の求人サイトは誰でも参加できる手軽さがある反面、悪質案件との遭遇を完全に防ぐのは難しいかもしれません。

被害を最小限に抑えるための「準備と確認」は、忘れないようにしたいものですね。