サラリーマンを卒業しようとしたら解雇に。これからどうするか具体的に考えると

コロナ解雇

勤務先がつぶれて、解雇という形でサラリーマン生活を終えました。

会社辞めようかと漠然と考えていたこともあり、気持ち的には大きなショックはありませんでした。

でも、具体的に準備をしていたわけではなかったんですよね。

解雇当初は健康保険の切り替えとか、今まで会社が払ってくれていた各種税金の支払いとかで手間取ったりして時間が過ぎていきました。

そうしたことからだんだん解放されて、平日の昼間にのんびり出かけてみたり、読みたかった本を読んだりする時間が増えると、身の回りのいろんなことを考えるようになりました。

これからどうやって生きていくかとか、どう働くかとか。

自分にとって、サラリーマンは性に合っていませんでした。

薄々そう感じつつも、安定した収入を失うのが怖くて、なかなかやめられなかった結果、解雇されてしまったんだけど。

この記事では、サラリーマンとして働いていた当時のことや、解雇直後のことなどを振り返ります

同じ状況に遭遇している方の、何かのヒントになればうれしいです。

これからどうする?税金含め、生活費がいくらかかるのかを試算

国民健康保険料や住民税、年金。日本国民として支払うお金が毎月こんなにあったのかと驚くのは「無職なりたてあるある」なんだそうですが、筆者もそのひとりでした。

ハローワークで失業手当の金額が書かれた書類を受け取って「多くないけど、これくらい出るなら余裕」と高をくくっていました。

税金や保険料のことが頭になかったから。

生活費を見直して、会社員時代のお金の使い方を改めて、失業手当の金額内で生活費をまかなえるようになるまで少し時間がかかりました。

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固定収入がいくらあれば生活に支障がないか

そんな感じで、解雇されて1〜2ヶ月くらいは食費や生活費を切り詰めて生活していました。

出費をおさえた生活は、なかなかにストレスです。

ストレスをためない範囲で過ごしてみると筆者の場合、固定費は毎月10万円程度必要と分かりました。

ここに税金などの公的な支払いを上乗せした額を、とりあえずは毎月稼いでいければいいかなと。

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正社員・派遣・パート・バイト・業務請負どれを選ぶか

働くといっても仕事や働き方は本当にいろいろで、生活の中に仕事をどんな風に入れたらいいんだろうと思いながら求人情報に目を通していました。

「これは、私にもできそう」と、初めて求人に応募したのは解雇後3ヶ月たったころ。履歴書を提出してリモート面接を一回したら、すぐ内定お知らせのメールが来ました。

「できそう」と思って応募したものの、改めて業務内容を見ると「これで本当にいいのか」と思えてきて、その内定は辞退しました。

その後は応募するも書類で落とされるばかりで、面接になかなか進まない日々が続きました。

正社員・派遣・パート・バイト・業務請負、どれを選ぶかは希望する働き方や報酬によるところだと思います。

自分がどんな風に働いて、どれくらいのお金を稼ぎたいのかを考えると、正社員か派遣、あるいはパート・バイト、業務請負どれを選ぶかが見えてくるのではないでしょうか。

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できそうな仕事に応募して内定を得るも、全くやる気がおきず辞退

そして、さらに1ヶ月くらいたって、また「できそう」な求人を見つけたので応募して、面接に呼ばれました。

ここは、解雇された会社によく似ていたのが印象的でした。

壁に名言や偉人の言葉を書いてあるのを額に入れて飾ってあったりとか、面接官(部長とか課長っぽい)の服がヨレヨレなのとか。

会社員だった日々が鮮やかに頭に浮かんで、複雑な気分になりました。

そんなことに気を取られて、受け答えも的を得ないまま面接は終了。「これ多分ダメだな」と思っていたら翌日「最終面接に来てください」と連絡があり驚きました。

入社する気が全くおきなかったのは、ブラック企業?と感じ取っていたからかも

数日後、再びその会社を訪れて、通された応接室で待っていると。社長と役員(?)らしき人が二人、現れました。

二人とも70代、下手したら80オーバー?くらいの元気なご老人で、面接というより二人の昔話に耳を傾ける時間を過ごしました。

もし採用されて入社したら、彼らの話を聞く「傾聴タイム」が結構ありそう?と思いながら相槌を打ちつつ聞き流していると、一時間以上経っていました。

なんだかすごく疲れて気力も失せて、帰りに弁当買って帰りました。冷蔵庫に冷やしてあったビールが、いつもより旨い気がしました。

ネットでその会社のことを調べると「社長がワンマン」「暑い日でも残業時、クーラーを消された」という感じのネガティブな口コミがワンサカ出てきました。

もしかしたら、ブラック企業だったのかもしれません。

企業情報をしっかり調べてから応募しようと反省しつつ、今後は「できそう」じゃなくて「やりたい」と思う仕事を、とか考え始めて。

なんだか大学の就活の時も、同じようなこと考えてた気がする。

ちなみに翌日、内定が出ましたが丁重にお断りしました。

やってみたい!という仕事は意外に少ない

求人情報を細かくチェックしても「これはやってみたい!」と思える仕事って少ないです。

その後、常勤の仕事が決まって本格的に働き始めるには半年ほどかかりました。そのころ、仕事探しにかなり難儀した経験を別の記事にまとめています。

こちらも参考になれば嬉しいです→ 40社以上の連続不採用から学んだ原因と乗り越え方

不労所得の使い方、今後の投資計画

サラリーマンをしていた時、上司の言うことを聞かなかったり反抗的だったりで「もしかしてクビになるかも」という場面が何度かありました。

いつクビになってもいいようにとはっきり考えていたわけでもないけど、何かあったときのために不労所得を稼げるようになりたいと、ずっと思っていました

不動産や株、FX、仮想通貨、投資信託など、投資と名のつくものを少しずつ試しました。

こうした投資の中で現状、お金を稼げているのは不動産と株です

少ない稼ぎではありますが、利益を元手に少しずつ気長に財産を大きくしていければと前向きに考えています。

投資のなかで一番おもしろいと思っている株式投資

解雇されてしばらく時間があって、証券会社のサイトを見たり、投資家の本やメルマガ、ブログなどを読んでいました。

投資の中でも株式投資は自分の性質には合っているようで、楽しく続けて資産を増やせればと思っています。

銘柄を売ったり、買ったりする中で証券会社を3社に分散するようになりました。ネット証券系で人気の松井証券に口座を持っています。

ネット証券の草分けだそうで、とても使いやすいです。

ほかにもいくつか証券口座を作りましたが、あまり使うことがなく、防犯上の不安から解約しました。

どんな仕事について、どんなふうに生きるか

次、どんな仕事につくか。どんな仕事を選んでどう生きるか。

いろいろ考えてみると本当にたくさんの選択肢があると実感。

大変な時代ではあるけれど最大限、面白く生きていきたいですね。

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