在宅勤務に雑談を。内気なテレワーカーが実践するストレス軽減アイデア

ひとり黙々と作業するのが性に合っていることもあり、10年と少し前から自宅を仕事場にしています。

ここ数年は個人で、主に企業などから仕事をもらう形で働いています。

仕事仲間に恵まれていると感じて日々、静かな空間で、心穏やかなワーキングライフを送っていたのですが。

「もう少し自分にコミュニケーションスキルがあったら」と思う出来事があり、仕事での雑談力について考えてみました。

ところで、雑談ってなんだ?

雑談という言葉を今まで気軽に使ってきたけれど、使い方あってたかな?と辞書を引いてみると。こんなふうに書いてありました。

ざつ‐だん【雑談】

さまざまな内容のことを気楽に話すこと。また、その話。とりとめのない話。「—を交わす」「友人と—する」

[補説]古くは「ぞうだん」「ぞうたん」と読む。

goo国語辞書より

「おしゃべり」と意訳していいかな、という感じですかね。

広告

在宅勤務で「もっとコミュニケーション力があれば」と思ったとき

仕事を請けている企業のスタッフから「担当代わります。入社2年目でして、いろいろ教えてあげてください」と言われました。

教えることなんて思いつきませんでしたが「まあ、今までどおりに」と思いながら、さしたる問題もなく数ヶ月か過ぎました。

広告

在宅勤務の普及とコミュニケーションの変化

この入社2年目の担当者とは一度、ミーティングで顔を合わせはしたものの、通常はチャットでのコミュニケーションが主です。

業務用チャットネイティブとの仕事は、筆者的には初めてでした。

いつものように、オンラインでやりとりをしていたある日。

半分くらい作業を進めると、分からないことが出てきました。

「すみません、ここのところ少しかみ砕いて説明してもらえますか」とメッセージを送ったものの数時間、返事がきません。

「変なこと言ったかな」と思っていると、担当者の上司が確認したという指示書が送られてきて、作業は全てやり直しに。

その間、担当者と上司の間に、どんなやりとりがあったのかは知らされませんでした。

もう少し、いいコミュニケーションのしかたがあったかな、と思う出来事でした。

リモートワークの増加・定着と、その背景

コロナ禍で、リモートワークが爆発的に増えて数年。

オフィスに戻る人もあり、仕事によって、あるいは必要に応じてテレワークをする人・そうでない人が混在する世の中になりました。

自らリモートを希望すれば、テレワークで働くことのハードルはそう高くないでしょう。

でも「在宅勤務の人とは仕事しない」という権利を持つ人は、あまりいないのでは。

企業の経営者などなら「我が社はテレワーク廃止!」も、アリかもしれませんが。

対面コミュニケーションが減ったから

こちら、テレワークで仕事をするようになって10年あまり。

リモートならではのハンデを感じることが、たまにあります。メッセージやメールの返事が長時間こないとき、

  • 事情があって返事が遅れているのか
  • 忘れられているのか
  • 相手が困っているのか

は、リモートではとても分かりにくいです。

返事が遅れていたり忘れられているなら、何かのアクションをする必要があるでしょう。

でも相手を困らせていた場合、みだりに追加のメッセージやメールを送ると、もっと困らせそうにも思えます。

急に電話をかけたりすれば、緊急の案件と間違われそう。

逆の立場でもまた、しかりです。

要返信の案件をすっかり忘れていて、相手から「例の、あれなんですけど」などと気を揉んでいることのわかる連絡があったときは慌てます。

内向的な性格が、在宅勤務で直面する問題

筆者は現状の、在宅勤務をベースにしたワークスタイルに不満はありません。

でも、仕事仲間と距離を感じたとき、内向的な性格もあってか解決の糸口を見つけるのに苦労します。

何もできず、そのままにして時間の経過を待つことが大半です。

相手が行動を起こしてくれて解決することがあったりすると、自力での解決を試みない他力本願さに少し凹みます(笑)。

孤立感やストレスも?

希望してテレワークしているわけではない場合は家でひとり、仕事していてコミュニケーションに不安があったときは孤独を感じる人も、いるかもしれませんね。

孤独感に気付いてもらうのは難しいし、それがストレスになることもあります。

仕事仲間の間で、そうした気持ちをシェアできるとありがたいです。

難しければ積極的に身内に話したりして、孤独感をためないようにしたいものですね。

広告

雑談は大事かも。ストレス軽減とコミュニケーションの活性化

テレワーク中心の生活だと、仕事仲間と雑談をする機会は基本、少ないです。

最近、現地パートスタッフから指示を受けて作業をするというスタイルの、新たな仕事を請けることになりました。

そこのパートスタッフは皆、和気あいあいとしています。

グループチャットでのやりとりで、下の名前で呼び合っていたりして、内向的テレワーカーの自分としてはカルチャーショックで。

とはいえ、下の名前で呼ばれるのはなかなか、うれしかったりもしますね。

家事や子育てに忙しいであろうパートスタッフたちが、助け合う気持ちを持ちつつ働いているのが印象的です。

雑談がもたらす心理的効果

この、パートスタッフたちのチャットルームに、筆者も参加させてもらうと。

仕事以外にも「懸賞が当たった」とか「子どもがお腹を下した」といった雑談的なやりとりが、たびたびされていました。

雑談ばかりになるわけでもなく業務は着々と進行していて、連携の鮮やかさにリスペクトを感じます。

この仕事を請け負うようになってから、在宅勤務のコミュニケーションが少し、楽しくなったようにも思います。

人を楽しくできる働き方、できるところから真似したいです。

在宅勤務者の減少と雑談の必要性

コロナ禍以降、在宅勤務事情は様変わりしました。

一時期はテレワーカーやハイブリッドワーカーが急増しましたが、企業の方針転換でオフィス回帰の動きも目立ちますね。

家で仕事をする人は、少し減ったように感じます。

テレワークをしている側からすると、初対面のオフィスワーカーがこちらに距離を感じていることに気づく場面もあります。

こういうときは「コミュニケーションをはかる必要があるかな」と考えるものの、なかなかうまくいきません。

対面とリモートで、コミュニケーション格差や心の距離を感じたときは、どうすればいいのか。目下の課題です。

在宅勤務で雑談する力を養いたい

時候のあいさつや体調を気づかう言葉をもらうときや、かけるとき。

何となくぎこちない気持ちになるのは、自分だけではないと思います。

相手からそうしたメッセージをもらうと、ありがたい反面「気を遣われてるのかな」と、気づかいの理由をあれこれ想像しませんか。

自然な気分で、雑談に持ち込めるコミュニケーション能力を、養いたいものです。

雑談は「オンライン疲れ」を和らげるか

好きでテレワークをしていても、オンラインでのやりとりがうまくいかないことは珍しくありません。

「顔を見て話したらスムーズだった?」と思う場面も、少なからずあります

自然な形で雑談をはさめれば相手との距離が近づいて、仕事中のリフレッシュ効果や、オンライン会議の負担軽減につながるとは、思うんですけどね。

パフォーマンス向上や、新しいアイデアの発掘など、気軽な交流が仕事に与えるいい影響も、期待できるのではないでしょうか。

テレワーカーが実践する「雑談力」の具体的工夫

長らくテレワークをしているからとは思いたくないですが、もともと高くなかったコミュニケーション能力がさらに、少なくなっている感があります。

雑談をするとき、どんな工夫をすればいいか。普段、心がけていることといえば。

内気なテレワーカーと共有したい、雑談時のアプローチ

顔を合わせているならともかく、チャットなどで雑談しようとすると。言葉が見つからないことも多くないですか。

お礼を言ったり、何か別に仕事あれば手伝う的なことを発言したりするなら、そう難しくはないでしょう。

いきなり会話を広げるのは、ハードルが高いもの。まず、

  • 相手の話に相槌を打つ
  • 簡単な質問を返す

など、軽くリアクションするだけでも雑談のきっかけになるかもしれません。

こうした受け身のコミュニケーションなら、わりと気軽にできることもあります。

雑談力を鍛える:日常会話の工夫

雑談力を高めるには、日常の小さな会話を意識的に増やすことが効果的なようです。

コンビニやカフェて、スタッフに「おすすめはありますか?」と尋ねたり。

勇気がいるけれど、いざ、やってみると意外に楽しい答えが返ってきたりします。

雑談をポジティブに捉える考え方

筆者も雑談的なメッセージをもらったときは、返事をしないと!と構えてしまいがちです。

そんなときは、リフレッシュと捉えるようにしています。

短い会話でも気分転換になったり、アイデアにつながることもあるかな、と。

  • 少し話すことで集中力が高まる
  • 孤独感が和らぐ

的な、ポジティブな面を意識すると、雑談を自然に取り入れやすくなるように思います。

雑談は仕事に役立つかもしれない

最近の個人的な出来事を通して、雑談には、チームワークを向上させる効果があると感じるようになりました。

情報共有のきっかけになったり、アイデアが生まれたり。

それに、気軽に話せる環境があることで意見や相談もしやすくなります。安心して仕事ができる環境づくりのためにも、雑談は大切にしたいところ。

でも在宅勤務では、業務以外の会話が減りがちです。

かんたんなやりとりでも意識的に雑談の時間をもつことが、結果的に仕事の効率化にもつながるのではないでしょうか。

相手の性格や気分に応じた雑談の「深さ」

とはいえ、雑談が苦手な人に長く話しかけると、逆にストレスになってしまうこともあるでしょう。

相手がどの程度の会話が可能かを見極めて、短いやり取りで済ませるか、少し深掘りするのかを調整したいけれど、なかなか難しい。

悩ましいところですね。

「話す」だけでなく「聞く」ことも大事かなと感じることがあります。

相手の話に共感して適度に反応することで、自然な会話の流れを作りたいですね。

聞き役に回ることで、雑談が苦手な筆者も、スムーズに会話に参加しやすくなった感があります。

雑談を適度に取り入れて、心地いいテレワークライフを

日々のちょっとした雑談は相手との距離を縮めたり、チームの結束を強めたりして、結果的に仕事の効率アップにつながることもあります。

仕事の進め方や意見交換も、雑談がきっかけでスムーズになることが多いようです。

雑談の形は人それぞれ。「テキストでの会話が得意」とか「音声通話が心地いい」とか。

自分に合った方法で雑談を取り入れることで、無理なく続けることができるでしょう。

雑談の場を設けたり、適度な距離感を意識したりすることで、リモートワークの孤独感も少し減るかもしれませんね。

ストレスはなるべく少なめに、快適なテレワークライフを送れますように。