テレワークかつ、働く時間や仕事を自分で全て選ぶようになってからこちら、病気をしていません。
家人がコロナにかかったときも、自分はなぜか感染しませんでした。
こんなに元気なのは家で好きな仕事をして、職場や人間関係のストレスから解放されたことに加えて、栄養バランスがいいめの食事をするようになったからだと思っています。
3食おうちごはんは、在宅勤務の特権かも
通勤型のサラリーマンだったころは、毎日のようにコンビニやファストフードでランチを買って、帰りにまたコンビニへ寄ってお酒とおつまみを買う生活でした。
家計簿などはつけていなかったから食費がいくらだったのかは分かりませんが、出費はかなり多かったように思います。
それと比べると今は、本当にシンプルです。
自宅の食事は、栄養バランスを考えるのがカンタン
「栄養バランス」というと、それだけでハードル高めな印象もあるかもしれませんね。
でも、基本的に朝・昼・晩3食を全て家で食べられると、バランスを考えた食事は難しくありません。
在宅なら、そのまま食べられたりレンチンOKな食べ物だけでも、バリエーションに富んだ選択肢ができます。
手をかけなくてもすぐ食べられるものを常備しておいて、その日の気分も考えつつ楽しめます。ほぼ家で過ごしているから、ネットスーパーや生協への注文も気軽。
通勤していたころは食材を買って、食べられるようにしておいても残業が続いたりして、野菜・肉などの生鮮食料品を捨てざるを得ないことも割とありました。
テレワークで家での食事が基本なら、そういう心配もいりません。
よくある朝昼晩3食の内容
筆者のよくある3食を振り返ってみました。
料理に時間をかけていないことが、よくわかる内容です(笑)。
野菜や果物の皮をむく、切る、短時間で火を通すことが強いていえば、調理といえるかもしれません。
ある日の朝食
朝食といえるほどのものでもないかも。
- 小松菜(適当に切ったものをオリーブオイルと酢で)
- キウイフルーツ(仕方なく包丁を使用)
- 納豆(パックからそのまま)
- おにぎり(冷凍ご飯をレンチンして丸める)
- ゆでたまご(時短・放置)
- お水、お茶など
「一応、食べている」という程度です。ほとんど手をかけていません。
小松菜を洗う、キウイを切る、たまごをゆでる的な作業には、面倒を感じがちです。
そのまま飲める、あるいは食べられる野菜ジュース、小分けになっている豆腐なども冷蔵庫に常備。めんどうな時には包丁や火を使う家事を、無理にしなくていいようにしています。
ある日の昼食
昼間は仕事をしていることも多く、朝よりさらに手をかけないラインナップになります。たとえば、
- パックごはん(冷凍ご飯を解凍することも)
- ふりかけ(いくつか種類を揃えています)
- 魚肉ソーセージ(子供用の小さめのがちょうどいいです)
- 青汁(1日分の推奨野菜摂取量の1/3の栄養が取れる的な表示があります)
- 無脂肪ヨーグルト(脂肪を多く取りすぎているようなので、気休めに)
と、いったところ。パックごはんにしても冷凍ごはんにしても、ふりかけや塩昆布、かつおぶし、海苔などを使い回すと、かなり無限に楽しめます。
缶詰とかレトルトのハンバーグやミートボールなどがあると、さらなるごちそうに。米をパンや麺にしても、気分が変わって楽しいです。
食後はコーヒーを淹れたりしてまったり過ごし、昼寝して午後また仕事を再開する感じです。
お腹が空いたら、夕飯との間にお菓子を食べたりもします。
ある日の夕食
晩酌をすることもあり、酒に合うものが中心です。
- 冷凍枝豆
- カップもずく酢
- お好み焼(粉とキャベツとシーフードミックスを混ぜてフライパンで)
夕食もあまり手をかけませんが、割とお酒にあう感じで楽しめます。食べたものだけで考えるとダイエットできそうですが、酒量が多いからか痩せていません。
包丁や火を使うのに面倒を感じたとき用に、冷凍枝豆やピザ、餃子などを常備しています。やりたくないときは、無理にやらないようにするとストレスをためにくいようです。
計算したわけではないから正確なことは言えませんが我が家の場合、テレワークで家での食事が中心になると、外食メインだったときと比べて食費は半分もかかりません。
通勤がないから、好きな時に食べられる
在宅だと「仕事しながら食べる」「少し食べて時間をおいてまた食べる」といったこともできて、誰に気兼ねする必要もなく、食べたい時が食事どきという感じ。
オフィスでは手が伸びやすいスナック菓子も、在宅ならヘルシーな間食に切り替えやすいです。
我が家では、普通に楽しめるお菓子も置きつつナッツやヨーグルト、フルーツに加えてカルシウムや鉄分が取れる機能性のお菓子も常備しています。
ただ、機能性のお菓子は、味や価格に難ありのことが多い感じで。
買っては試し、買っては試しで最近はハマダコンフェクトの骨にカルシウムプラス、鉄プラスコラーゲンに落ち着いています。
これらは両方ともウエハースです。軽めで食べやすく「何かもうちょっと食べようかな」というとき重宝しています。
テレワークで試したい、食生活の改善
テレワークでは、通勤時間や出勤準備のための時間が要りません。
時間に余裕ができる分を少し、食生活の改善に充ててみるのも悪くないと思います。
食事記録アプリでの管理
食事するごとに記入するタイプのアプリは面倒さもあって、面白みを感じられないと毎日の入力はしんどいかもしれません。
食事の写真を撮ると解析して、カロリー計算してくれるアプリもあります。
いくつか試して、使いやすいタイプのアプリを見つけると長続きするかもしれませんね。
カロリーや栄養素をアプリで管理
筆者がここ数年、使っている健康管理アプリは「カロママプラス」です。
食べたものを記録すると、カロリー計算とアドバイスが。運動量も計算してくれます。アドバイスが前向きで、使っていて気持ちがいいというのが続けている理由です。
カロママプラスについては、在宅勤務の健康維持・管理に。いますぐ使える無料ツールという記事でくわしく紹介しています。こちらもよかったら、読んでみてください。
テレワークなら入力・管理も楽。食事記録アプリいろいろ
カロママプラスのほか、日本語で使えるものだけでも食事記録アプリはいろいろあります。
- YAZIO カロリー計算:食べたものとアクティビティを記録すると、カロリー計算してくれます
- MyFitnessPal:食事のカロリー計算ができます。パソコン版も
- FiNC:食事や運動を記録する機能に加えて、健康的な活動を景品に交換できる機能も
- ダイエットカレンダー ハミング:体重・歩数・食事・運動・睡眠・生理・排便など幅広いデータを管理できるアプリ
- あすけん:食べたものを撮影あるいは入力、バーコード読取すると評価してくれるサービス。パソコン版も
- ダイエット OWN.App:最先端科学に基づいて食事・健康・睡眠をサポートしてくれるサービス
- おいしい健康:生活習慣病の不安がある人向けの食生活アドバイスアプリ。管理栄養士監修
- カロミル:写真をAIが解析して栄養素を計算し、アドバイスしてくれるアプリ
- 食事日記:食べたものを記録することで、健康的な食生活に役立てるアプリ
これらは基本、無料で使えるアプリです。サービスによっては課金されるものもありますので、利用時はご確認ください。
テレワークなら、適度な運動も組み合わせやすい
家にいると、オフィスのような気遣いが要りません。
仕事の合間にできる運動を取り入れたり、スタンディングデスクなどで立ったまま仕事をしたりと、お金をかけずに身体を動かせる環境を作るのもカンタンです。
家での仕事中に簡単なストレッチやエクササイズを取り入れることで、運動不足も解消
筆者もここのところ、午前中は立って仕事をしています。
スタンディングデスクを取り入れることも考えたのですが、現状は適当な高さの棚に丈夫な段ボールを乗せて調整して、そこへパソコンを置いています。
午後からは、ヨガやストレッチができるようにヨガマットのうえで仕事をします。
ヨガマットは昼寝もしやすいのが玉に瑕です(笑)。
家事も立派な運動
仕事の合間に適当に、家事ができるのもテレワークのいいところ。
外に干していた洗濯物を、空模様を見ながら取り込んだりするのは「在宅でよかった〜!」と思う瞬間です。
筆者が使っている健康管理アプリ「カロママプラス」は、その日した家事を入力するとカロリー消費項目として表示されます。例えば、
- 掃除:29kcal
- 洗濯物を干す・たたむ:33kcal
- 台所作業:28kcal
- 洗車:28kcal
- 雪かき:50kcal
など。これらは10分作業した場合のカロリーです。家事も意外と、いい運動になることがわかります。
在宅勤務の3食習慣で得られたいいこと
在宅勤務で基本、3食を家で食べ続けると。
格段に食費が浮くことに加えて、身体や心にいろいろないいことが起こります。
免疫力の向上と体調管理
野菜や果物、肉、魚などを調理して食べると、栄養バランスを整えやすくなるようです。
公益財団法人長寿科学振興財団による健康情報サイト「健康長寿ネット」に、
免疫力を高めるためには、腸の環境を改善し、その働きを活発にすることが大切です。そのためには、まず、栄養バランスの良い食事をすること。そして規則正しく食事をとることで、腸が活発に動き出します。さらに、ヨーグルトなどの発酵食品の他にも、食物繊維、オリゴ糖などの栄養素は、腸内細菌叢を改善して、免疫力を高めてくれますので、積極的に摂取するようにしましょう。
という記載があります。
栄養バランスが整うことで免疫力がアップして、風邪や病気にかかりにくくなるし、食事が原因の体調不良(例えば胃もたれや便秘)の改善も期待できるでしょう。
メンタルヘルスの向上
食事の中身が充実してくると、メンタルにもいい影響を与えるようです。
イライラや落ち込みなどは確実に、減った実感があります。
食事とメンタルヘルスの関係については、沢井製薬の健康情報サイト「サワイ健康推進課」の心の健康にも食事は大切!メンタルヘルスと栄養の関係という記事が分かりやすいです。
在宅勤務はヘルシーな生活をしやすい環境かも
家と仕事場の行き来がいらないテレワークは、健康を意識した食事や運動を取り入れやすい働き方といえます。
自分の生活リズムに合わせた食事と運動を組み合わせて、心身ともに元気な在宅勤務を!
できれば痩せられたら、うれしいところですね。