長年、在宅勤務をしてきて「これは楽だな」と思ったもののひとつに、ドーナツ型クッションがあります。
痔持ちの人が使うアイテムかと思い込んでいて、お店で見かけても手に取ってみることがありませんでした。
家人が痔になったとき、ドーナツ型クッションを買ってあげたところ「とても良い」というので留守の間に使ってみると痔持ちでない自分も「とても良い」ことを実感。
一日じゅうデスクワークの日はどうしても夕方になると足腰やお尻に疲れを感じていたのですが、お尻だけでなく腰も楽なことが分かってきました。
ドーナツ型クッションは体の中心に空洞がある感じで、使うようになってから夕方の疲れを感じにくくなったように思います(個人的な感想です)。
床座りのテレワークでもドーナツ型クッションの良さを実感
もともとは机に向かって仕事をしていたのですが、数年前から床座りをして、ちゃぶ台で仕事をするようになりました。
床座りになっても、ドーナツ型クッションを使っています。
汗をかきやすい夏場は特に、クッションのおかげでお尻の全面積でベタッと座らずに済んで、涼しい感じが気に入っています。
床座りでのテレワークは座り方が大事らしい
椅子に座って仕事をするにしても正しく座らないとダメージが多そうですが、床座りのテレワークでも、座り方によって足腰や首にダメージを受けることがあるようです。
健康機器の開発・販売などで知られるオムロンヘルスケアの調査では、床に座った状態でテレワークをする人は約3割ほどだそう。
長時間、床に座った状態で仕事をすることについて、こんな記述がありました。
床に座るときに横座りなどの体勢になる場合は、姿勢が悪化し「猫背」や「スマホ首(ストレートネック)」になりやすいことから「肩こり」や「腰痛」の発症リスクがあがると考えられます。
横座りは長時間だと疲れてしまいそうですが、正座やあぐらなら多少は大丈夫です。
ドーナツクッションがないと、無意識に横座りしてしまうかもしれません。体育すわりや片ひざ座り、割り座なども気を付けたいところです。
専門家の意見:ドーナツ型クッションの効果
肘の痛みで整骨院へ通ったときのこと。
床座りでドーナツクッションを使って仕事をしていると話したら、整骨院の先生がドーナツ型クッションについてこんなことを言っていました。
- 骨盤を正しい位置に保てる。正しい姿勢を保つことで、腰痛や肩こりの緩和につながるのでは
- 体重が均等に分散され、血行が促進されるのでは
使い心地がいいだけでなく理にかなっていたのですね、ドーナツ型クッション。
同時に、周りに人がいない状況の多いテレワーカー向けの注意事項として、座りっぱなしにならないよう気をつけることや、仕事の合間にストレッチなどをしてこまめに体を動かすことを提案されました。
同じ姿勢でいることを避けましょう、ということですね。
ドーナツ型クッションの選び方
値段によって差があるのかどうかは分かりませんが、ドーナツ型クッションはふわふわ系より気持ち硬めの方が安定感があり、姿勢が崩れず座っていられるように思います。
手頃な値段のものも多いので、床座りのテレワークアイテムとしても揃えやすいといえそう。プレゼントにもいいですね。
シンプルなドーナツ型をはじめ腰を支えるものや産後・術後の痛みを考慮したもの、安定した姿勢をサポートするものなどいろいろあるようです。
現状、自分が使っているものはニトリ製です。少しくたびれてきたから、新しいものに買い換えてもいいかなと考ええているところ。
楽天やアマゾンのジャンル別ランキングにもたくさん載っています。しばらく悩んで、お気に入りの一品を取り寄せようと思っています。
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