一人暮らしをしようとして、地元の物件から探し始めると「実家の近くで一人暮らしする意味ある?」と考えてしまうことはありませんか。
ちょくちょく帰ったりすると、せっかくの空間がもったいなく思えてきそうです。
この記事では、実家の近くで一人暮らしをしたときの良いことや問題点から、実家の近く・遠くで一人暮らしをした体験談、部屋探しのコツまで、いろいろ紹介します。
実家の近くで一人暮らしすると、こんなメリットがある
筆者は実家から離れた場所でも近い場所でも、一人暮らしをしたことがあります。
両方を比べてみて、実家の近くで一人暮らしをしてよかったことを考えると、6つありました。
病気や緊急時、すぐ頼れて安心
知らない土地で病気になるのはとても不安ですね。言葉が通じなかったりすると、恐怖すら覚えます。
その点、実家の近くに住んでいれば安心。
実際、病気になったとき家族に知らせなかったとしても、いつでも来てくれるという気持ちでいられるのは大きいでしょう。
引っ越しや生活準備がラク
実家の近くに住んでいると、引っ越しと生活準備は楽です。
特に実感するのは、引っ越しの費用でしょう。
ものの多さにもよると思いますが、他県など遠い場所へ引っ越すのと比べて、数分の1程度で済むと思います。
まずはスーツケースに必需品だけ入れて移動し、一人暮らしをスタートしたあと、生活しながら実家から運んだりして揃えても問題ないでしょう。
家族と距離を保ちつつ支え合える
実家の近くに住んでいれば、物理的に距離ができるものの近いですから、気持ち的に余裕ができて支え合う気持ちをもてます。
いただきものがあればシェアできるし、家庭によっては援助も期待できるかもしれませんね。
「一緒に暮らしていたときは、あんなにケンカしたのに」と思えたりすると、心が成長したような気にもなります笑。
友人や地元のネットワークを維持できる
地元に住む友人や知人といつでも会えることは、実家の近くで一人暮らしとしたときの大きな利点でしょう。
友人知人たちのなかには、引っ越しを手伝ってくれる人もいるかも。実家の近くなら、頼む方も気が楽ですね。
実家との距離感がちょうどいい(同居より自由)
家が狭すぎて家族にいつも干渉されている感じがしたり、家のルールが厳しかったりすると、家族とはある程度の距離を置きたいと思うでしょう。
離れて暮らしてみると「家族ってやっぱりいいな」と感じられて、少し優しくなれる気もしますね。
いつでも帰れる
当たり前のことかもしれませんが、実家が遠いと帰りたい時に帰れなくて切ない気持ちになることは多々あります。
ちょっと寂しい、家族の顔が見たいということならともかく、万一のことがあったときに遠方だと駆けつけることが難しいんですよね。
いつでも帰れる、最強です。
実家の近くで暮らすと、こんなデメリットもあるかも
実家の近くでの一人暮らしを考えたとき「意味ない?」と、思う向きはたしかにあると思います。
でも、一人暮らししたい気持ちが勝ってくると悩みますよね。
マイナスポイントをある程度、把握しておくと実際に一人暮らしをして何か起きた時も「これは想定内」と、落ち着いていられるのではないでしょうか。
実家近くの一人暮らしで感じる落とし穴的なポイントは、いくつかあります。ただどれも恩恵に比べたら、小さいものかもしれません。
家族がちょくちょく見に来そう
実家の近くだと、家族がちょくちょく家にやってくることにもなりそうです。
仲のいい親きょうだいでも、自分のテリトリーに踏み込まれがちになるのは悩ましいところ。
「来る時は言ってね」とお願いして、自分も実家に帰るときは連絡してから行くといい関係が築けるでしょう。
恋人ができたてのとき、一人暮らしの家付近で家族や知人と鉢合わせたら気まずい
彼氏彼女ができて親しくなってきたら、家でのんびりデートするのも楽しいですよね。
実家が近いと、まだ紹介していない段階でばったり!という可能性が高そうです。
実家の近くで一人暮らしをするときは彼氏彼女ができたら即、家族に紹介しておくと安心かも。
新鮮味が薄い
憧れの街で一人暮らしするのと違って、地元での一人暮らしは「自分一人で暮らす」ということ以外はあまり、変わりばえがしないでしょう。
地元での一人暮らしを楽しめないな、と分かったら、少し遠くに引っ越す計画を始めてもいいかもしれませんね。
自立したか、してないか分からない
一人暮らしに自立のイメージを感じている場合、地元にいると家族があまりに身近すぎて、一緒に暮らしてる時と変わらないように思えてきてしまうかもしれませんね。
でも、自分で部屋を借りて自力で暮らしているのですから立派な自立です。何が確実な自立かなんて、誰にも分からないような気もします。
【体験談】実家から3km圏内で一人暮らしをしたときのこと
親の介護(=同居)が視野に入り始めたころ、一人暮らしが長かったからか「親とはいえ誰かと一緒に住むことなんてできるんだろうか」と感じていました。
できるだけ実家から近い場所で部屋を借りて、実家とは別の「自分だけの拠点」を持ちたいと手ごろな部屋を探しました。
そのとき借りたのは実家から3km離れた小さな部屋。歩いたり、バスに乗ったりして行き来していました。
親の介護度が上がり、この部屋へ通うことも難しくなった3年後に解約しました。
近かったこともあり、住民票を実家に
この時は距離が近いことと生活の拠点を実家と半々にしていたことで、住民票を実家に戻していました。
部屋探しをしたとき、不動産屋さんのアドバイスがあったからです。
近場での一人暮らしを考えているなら、場合によっては住民票を移す必要がないかもしれません。
- 生活拠点が実家
- 長く住むつもりがない
といった事情なら、住民票の移動は役所に聞いてからでもいいと思います。
実家が近くてよかった!と深く感じたときのこと
「実家が近くてよかった〜」と、しみじみ感じたことがあります。
飲み歩いて酔っ払って、最寄り駅で降りたはいいものの、電車の中にカバンを置き忘れてしまって。
駅で問い合わせてもらって、カバンは終点駅で回収されていたことが分かったのですが、終電がなくなりその日は取りに行けませんでした。
財布もスマホもカバンの中。歩いて実家へ帰れることがこんなにありがたいなんて、と、今もたまに思い出す出来事です。
ほか、実家の近くで一人暮らしをしたとき感じたプラス面とマイナス面
酔っ払って電車にカバンを置き忘れたのは、なかなかインパクトの強い出来事でした。
他にもプラス・マイナスに感じたことはいくつかありました。
プラスに感じた点
- 災害時、交通手段がなくなっても走って家に帰り、家族の無事がすぐ分かった
- 自宅と実家の行き来に交通費がかからなかった
- 一人でじっくり考え事ができる空間がもてた
マイナスに感じた点
- 実家にいる時間が長くなると、家賃がもったいない気がした
- 更新のたびに、実家からこんなに近いのに借りてる意味ある?と自問自答した
- 賃貸をやめていっそ、購入しようか迷った
など。振り返って考えると、実家の近くで一人暮らしをするのは一長一短あると、個人的には思います。
実家近くで部屋探しをするコツ
実家の近くで部屋探しをするとき、まず考えたいのは、どれくらいの距離感がちょうどいいのか?ということだと思います。
徒歩圏内か、電車で数駅、あるいは車で30分以内といった具合に。
「実家の近く」をより具体的に想定してみると、決めやすいのではないでしょうか。
初めての一人暮らしで確認したい物件の条件
自分は初めて一人暮らしをしたとき、不動産屋さんに行って交渉をするということを知らなかったために、言いなりになってしまいました。
借りた部屋は築浅・駅近で便利だったしキレイだったけど、相場よりだいぶ高いことが後になって分かりました。
初めて一人暮らしをする時には、家賃に加えて譲れない条件(バストイレ別、南向き、2階以上、ペット可など)をあらかじめはっきりさせておくといいと思います。
経験上、絶対条件から外れない物件に限定して探すと、後悔がありません。
初期費用とあわせて、家賃などのランニングコストの検討もしっかりと
初めて一人暮らしするときは、不動産屋さんと自ら交渉するのも初めてという人が大半でしょう。
実際に接してみるといろいろなアドバイスをしてくれますが、話を丸呑みしてしまうと、想定よりコストが高くなる可能性もあります。
家賃は想定内でも、初期費用(敷金礼金、保証金など)が多くかかると大変です。
一旦、契約してから不満に思っても、初期費用をたくさん支払った場合は、次の引っ越しが難しくなる可能性もあります。
借りたい家が見つかったら、コストを含め条件面で納得がいくかどうかをじっくり考えましょう。
賃貸物件検索サイトでよく調べてから不動産屋さんと連絡を取り、現地を見にいくといいでしょう。
一人暮らしの部屋を実際に探してみよう
賃貸物件検索サイトは数が多いですよね。
初めての一人暮らしで費用を抑えて探すなら、そうした物件に強いサイトと大手サイトを見比べてみると違いがわかっていいかもしれません。
一人暮らしを始めるまでに余裕があるなら時間をかけて、理想の部屋を探し当てましょう。
費用を抑えた一人暮らし物件を多く取り扱っている物件検索サイト
低コストで借りられる部屋の情報ばかりを集めたサイトをいくつか、まずは見てみましょう。
通常の賃貸物件検索サイトでは、なかなか出てこない物件もあります。
サイトによって持っている情報は少し違うので、いくつかをみて比較してみるといいでしょう。
都内で3.8万円から物件が探せるクロスハウス
クロスハウスで取り扱っている物件は敷金・礼金が不要で、保証人を立てる必要もありません。
最初に住んだところに納得がいかなければ、すぐ移動できますね。
シェアハウスから家具・家電付きのワンルームまでいろいろなタイプの部屋が探せますよ。
家賃20,000円台、敷金・礼金・手数料・更新料が全て無料のビレッジハウス
家賃20,000円台から探せるビレッジハウス。低家賃の物件をたくさん集めています。
ワンルームから2人以上で住める部屋まで、さまざまなタイプの物件が検索できますよ。
深夜0時まで営業、チャットでも相談が可能なイエプラ
イエプラは希望条件を入力すると、ふさわしい物件がチャットで送られてくる便利なサービス。
不動産屋さんに出向く必要がありません。深夜0時までサービスを提供しているのもうれしいところです。
大手の賃貸物件検索サイト
リーズナブルな物件を中心に扱っているサイトと並行して、大手サイトを当たっておくと安心です。
全国の賃貸物件が探せるアパマンショップ
テレビCMでもおなじみのアパマンショップ。
全国の賃貸物件が探せます。物件数が多いからペット可や楽器可物件など、特定の条件で探しても比較的多く見つかる印象です。
仲介手数料が無料のレオパレス21
レオパレス21も、メディアなどでコマーシャルをよく見かける不動産屋さんですね。
レオパレス21の物件は、入居当日から利用可能なWi-Fi環境が整っています。
仲介手数料も無料で、初期費用を抑えた部屋選びができそうです。
未公開物件を紹介してくれるのがうれしいietty(イエッティ)
ネット上にまだ出ていない物件も紹介してくれるほか、仲介手数料が最大50%OFFになることもあるイエッティ。
どんな部屋に住みたいかという希望をあらかじめ提出しておけば、ふさわしい部屋が出てきたときにチャットで連絡してくれます。
スマホひとつで完結してしまう、次世代型のお部屋探しサイトといえそうです。
実家の近くでの一人暮らしは意味がない?
実家の近くでの一人暮らしに「意味がない」という意見は、あると思います。
それをふまえた上で自分が「それでもやっぱり実家を出て、近くでいいから一人暮らしを」と真剣に考えたなら、それは意味のある選択でしょう。
どれくらいの距離を「近い」というかは人それぞれです。筆者の場合「万一のとき、歩いて帰れる距離」を基準に、実家の近くでの一人暮らしを検討しました。
貯金ができなくなる?という不安もあったので、格安のシェアハウスを選んで節約に励んだ結果、実家にいるときより貯まりました笑。
実家を出て「一人で暮らす」と決めたなら
実家の近くで暮らすことは一見、中途半端に思えるかもしれません。でも、安心感と自由の両方を得られる、いい選択です。
あなたの状況(仕事・家族関係・お金など)に合った距離感を見つけて、快適な一人暮らしをスタートしてみてください。
部屋探しのコツを意識して、快適な一人暮らしを楽しんでくださいね。
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