家でできる、安全でいい仕事を見つけるポイント。こんな企業はNGです

在宅で、安全な仕事をしたいけどどうやって探せば、いい仕事に出会えるんだろう?というお悩み、多いかと思います。

筆者も初めて、在宅勤務の仕事を探したときから「安全」「いい(=自分に合った)仕事」を見つけたいという気持ちをもっています。

国土交通省の「令和5年度 テレワーク人口実態調査」によれば、コロナ禍でテレワークする人の数が増えその後は減少傾向にあるものの、長いスパンでみると在宅での仕事を選ぶ人は増加しているとのこと。

家事都合などでテレワークに働きやすさを見出す人はやはり一定数、いるということでしょう。

では在宅で、安全な仕事をするには、どうしたらいいのでしょうか。

家でできる、安全でいい仕事とは

家でできる、安全でいい仕事。多くの人が求める理想のひとつでしょう。

通勤時間がなく、自分のペースで仕事を進められると、ストレス軽減や家族との時間など、多くのいいことがあります。

どんなテレワークが自分に適しているのか、どうやって安全に取り組むことができるのか。

この記事では、安全で信頼できるテレワークを見つけるための重要なポイントをくわしく解説。これからの働き方を考えるあなたにとって、役立つ情報をお届けします。

筆者は近年やっと、家にいながら自分の好きなことだけを仕事にして生活できるようになりました。

組織に縛られず、のんびりと気分良く働けるようになり毎日が本当に楽しいです。

広告

仕事が見つかっても、いい仕事ではない場合がある

ただ、自力で探して取り組む仕事の中には良いものも良くないものもあります。

百発百中で自分の希望に合った仕事が見つかるかというと、そうとも言い切れません。

筆者もテレワークをしようといろいろな仕事を探すなかで発注元が倒産したり、急に作業代が低く設定されたり、授業料と称して料金を取られそうになったりという経験があります。

また、担当者となかなか反りが合わなかったり、一緒に仕事するスタッフに気の強い人がいてやりにくかったりといったことも。

こういう些細なことはどんな仕事でも同じかもしれませんが、仕事を探すなら、こうした困りごとになるべく悩みたくないですよね、やっぱり。

広告

安全な在宅ワークを探すときの見極めポイント。こんな企業や団体はNGです

魅力的な在宅ワークの求人情報を見つけたとき。安全かそうでないかを見極めるには、どうしたらいいのでしょうか。

ここでご紹介するポイントに気をつけて、全てをクリアしていればまずはOKというところ。

仕事を始めてみて自分に合うか、合わないかを判断して継続を検討すればいいでしょう。

広告

企業名などで検索して勤務している人や、働いたことがある人の口コミで判断

多くの企業はネット上の転職系口コミサイトに、何らかの口コミが掲載されています。

口コミが複数掲載されていたら、それを判断材料にしましょう。

「企業名+口コミ」で検索すれば調べられますよ。困った口コミが多いようなら、用心してください。

「試しに仕事・作業をしてみてください」に注意

テストライティングなどと称して無料で文章を書かせるなど、何らかの仕事や作業を無料で要求する企業には注意してください。

名前の通っている会社でも応募者に文章を書かせて、それを自前の記事として流用するところは少なくありません。

不採用になってしばらくして「ネットで、自分がテストで書いたものを見つけた」という話も。注意が必要です。採用する気もない可能性大。時間がもったいないです。

テストとして作業や仕事を命じられたときは、報酬の有無が見分けるポイントになるでしょう。

求人情報と実際の話が違う場合も注意

魅力的な求人!と思って応募をしてみると、面接時に求人情報と違う内容の話をされたときも注意が必要です。

これは詐欺に近い行為です。可能なら面接内容を録音して、掲載されていた求人サイトや消費者庁「消費者ホットライン」(188)へ通報したいところ。

自分も在宅ワークを探してwebライター募集の求人に応募したら、音声編集はできますかと聞かれて驚いたことがあります。

あとは「誰でもカンタンに、すぐできる仕事です」とか「あなたに合ったお仕事をご紹介します」など、具体的な仕事内容が書かれていない求人にも注意してください。

採用されたあと、有料の講義があるなどと言われたら即辞退を

これも転職詐欺あるあるですが、筆者は面接を受けに行って「有料の講義を受けたあと本採用」という企業にあたってしまったことがあります。

面接のあと筆記試験があり、往復の移動時間を含めて3時間ほどを費やしました。

数日後、自宅に郵便が届き「講義受講後に在宅ワーカーとして採用」と書かれており怪しさを実感

書かれていた電話番号に電話し「講義は有料ですか」と聞いたら10万円とのことだったので即、辞退しました。

わかりやすい手口です。このとき、消費者相談センターへ通報し忘れたことを後悔しています。

教材費や研修費などともっともらしいことを言って、採用したあとに金銭を要求してくるのは詐欺です。気をつけましょう。

面接を受けてみて、面接官の話し方や態度に違和感がある

面接で面接官(これから一緒に仕事をすることになるだろう人)と話をしてみて、違和感を感じたらそれはNGサインです。

話し方が妙になれなれしかったり、逆に上から目線すぎたり、腰が低すぎたりするとよくない印象を受けると思います。

その「なんか変」という自分の感覚は信じて正解。その「なんか変」な人と一緒に仕事をしても、おそらく気持ちよく働くことはできないでしょう。

「これなら在宅で気持ちよく働ける」と納得できるまで探す

最初は在宅ワークの仕事をどうやって探したらいいのか分からず、経験した業種・業界の中から、手堅くできそうなものを選ぶ感じになると思います。

最初はそれで良いです。

在宅の仕事が軌道に乗り、二つ目、三つ目の仕事を探すときに「経験はないけれど自分のスキルでできそうな仕事」にシフトしていくと後々、取れる仕事の幅も広がります。

「この仕事は履歴書に書けるか」を判断基準に

在宅ワークの仕事をしてみよう!と思って日々、求人サイトに目を通していると「これ、できそうかも」という求人情報がいくつか出てくると思います。

いくつかの募集要項から選んで、応募しようというとき「履歴書に書けるかどうか」は大きな判断基準になります。

職務経験があまりない場合は、応募時にどうしても少ない経験でしか相手に、自分のことを見てもらえない部分があります。

豊富な在宅ワーク経験があるなら問題ないですが「一つの会社にずっと勤めている」「営業や事務など、決まった業種で長年働いてきた」という場合は、自分の経験をPRしづらいと感じてしまうやもしれません。

そんな時、実績が残る仕事を選ぶようにすれば、のちのちの仕事探しの時、履歴書に経験として書ける仕事が一つ増えます。

例えば、上場企業の仕事をするとか、書いた文章や作ったデザインがネット上に残るとか。

【体験談】実績が残らないと判断して、断った仕事

在宅ワークの仕事探しの具体例(失敗例です)について、体験談をお話しします。

家でできるwebライターの仕事を探していて業務請負契約が決まったときのこと。

「私が書いたものは、どこに掲載されるのですか」と聞いたら「掲載先をお教えすることはしていません」と言われたので、その仕事は見送りました。

採用が決まった後に「最初聞いてたの、思ってたことと違う」と思ったら。残念ですが、その仕事は辞退した方がいいです。

契約を結ぶ前なら、辞退してもなんら問題はありません。

契約してしまったら、決まっている範囲の仕事をこなしたあとに辞退しましょう。

在宅勤務の仕事も、数を試してみないと納得のいくものに出会えない可能性大

会社勤めをしていても同じですが、在宅ワークの仕事でも、納得のいく仕事にすぐには出会えないと考えたほうがいいでしょう。

自分の方向性を見失わずに、無理のない範囲で一つ、二つと仕事の経験値を増やしてみてください。

「在宅の仕事ってこんな感じか」という感覚を掴みつつ、自分の方向性に近い仕事にシフトしていけば、自分の想像していた仕事に近づく可能性が高まるでしょう。

具体的に、どんな求人サイトで探せば安全な在宅ワークが見つかるのか

どんな求人サイトで探せば、安全に在宅ワークの仕事探しができるのか。

このサイトなら絶対に安全!というものはなかなか難しいかもしれませんが、運営元がはっきりしている(名前が知れている)サイトなら比較的安全度は高いと考えていいでしょう。

こちらに、株式を上場している企業が運営している転職・就職サイトを紹介します。

自分にあった求人があれば、応募してみてはいかがですか。

リクルートエージェント

仕事探し市場では最も有名?かも知れないリクルートエージェント。テレビCMもよく放映されていますね。運営元は株式会社リクルートキャリア親会社のリクルートホールディングスが東証プライムに上場しています。

DODA(デューダ)

デューダも仕事探しサイトとしては大手ですね。パーソルキャリアという会社が運営しています。

親会社のパーソルホールディングス株式会社はリクルート同様、東京プライム市場に上場しており利用時も安心感が大きいです。

ママワークス

ママワークス“"は個人的に、よく閲覧している仕事探しサイトです。


在宅ワークの求人情報が多いうえ、自分の年齢にあった仕事が多く掲載されている印象だからです。

クラウドワークス

クラウドワークスは主に小規模な企業や個人が、個人と仕事をマッチングするためのサイトです。

小規模な会社や個人から仕事を請けて大丈夫?という不安もあるかも知れません。

クラウドワークスは発注元の企業や個人を厳しく審査しており、実際に仕事をした人からも評価がつけられています。

安心できると考えていいのでは、と個人的には思います。

安全な、自分にあった在宅勤務の仕事を選んで楽しく働こう

在宅・テレワークの仕事を選ぶ時はまず、情報をできるだけ多く持つことから始めましょう。

まずは在宅ワークの求人情報など、情報収集から

例えば、人気求人サイトのインディードの場合、決まったキーワードを含む求人をメールやLINEで知らせてくれる機能があり便利です(無料)。

自分の希望に合う求人が出てきたら、仕事や会社について調べたりして、応募するか検討します。

一次選考は履歴書や職務経歴書などの送付が大半なので、それらの書類は常に用意しておき、応募したい仕事が出てきたら送付します。

最初の選考に通ると二次選考や、仕事ができるかどうかのレベルを試すテスト的なものが用意されていることが多いでしょう。

ちなみに一次選考を通過したら、その類の仕事を取れる(=採用される)見込みが大きいと判断します。

仮にその選考は落ちたとしても、同様の仕事があればいくつか応募してみるといいでしょう。

在宅ワーク開始後は「今後も続けられるかどうか」の見極めを

そこまでして仕事を得て、実際に業務をこなしてみた上で「これ、自分に合ってるかな」とか「納得いく仕事かな」ということをじっくり考えながら、続けるかどうかを判断しましょう。

仕事を始めた日から3ヶ月までなら、実績として残りません。今後の履歴書に書く必要もありません。

採用されるとまじめな人ほど「採用してもらったし、なんとか仕事に慣れないと」とか「試用期間を無事に終えないと」という気持ちになってしまうかもしれません。

でも、自分の気持ちを、大事にしてください。

自分は本当にこの仕事をしていいのか、ということを考えましょう。選ばれるのではなく、選ぶ気持ちで。

在宅勤務やテレワークでできる仕事は、たくさんあります。いろんな仕事にトライして、楽しく働きたいですね。

もしも、あなたが満足のいく在宅勤務の仕事を見つけたら、コメントでぜひ情報を共有してください。