サラリーマンを辞める前にしておいて良かった3つのこと

副業

「サラリーマンを辞めたい」と思っていたら、勤務先がつぶれて自動的に解雇になりました。

退職したいと思ったとき、何を準備すればいいか悩みますよね。筆者もかつては、その一人でした。

今回は、勤務先がつぶれる経験をした立場で、サラリーマン時代にやっておいてよかった3つのことを紹介します。

会社の仕事だけする生活だったら。会社がつぶれたとき、もっと困ったかも

もしも、会社の仕事だけに集中して他のことを何も考えなかったら、会社がつぶれたときのショックは計り知れなかったと思います。

じっさい、当時の同僚や先輩のなかにも心身のバランスを崩してしまったり、経済的に困ったりする人を何人も見ました。

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この会社は近い将来つぶれるかもという予感のなか、副業にトライ

勤務先がつぶれるかなり前から、会社の経営状態が少しずつ悪くなるのを目の当たりにしていました。

転職して新しい仕事を、と考えていた時期もあったのですが。

勤務先がつぶれる直前の数年は「定時で仕事を終えて、副業することから始めよう」と、自分にできそうな副業を試していました。

副業は、うまくいかないものも多かったけど

試した副業の中には、うまくいかなかったものもたくさんありました。

でも、収益をしっかり稼ぎ出してくる仕事がちらほらと見つかりました。特に、

  • 手頃な価格で不動産を購入して、収益物件として運営
  • 在宅でできる副業(Webライティング)
  • 株式投資を学び、少額から投資に挑戦

については、「サラリーマンのうちにやっておいてよかった」と心から思っているものです。

筆者の場合、どれもすぐには収益を出せていません。会社員で定期的な収入があるうちに、副業として試しておいてよかったです

それぞれの副業をどのように学び、収入を確保したかについて、くわしく紹介します。

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マンション購入で生活の安定を確保

20代前半から一人暮らしをしていて30歳になるころ「家賃もったいないし、家買おうか」と思うようになりました。

手頃な物件を探したり、ローンのシミュレーションをしたりするうち、

「もしも、会社から今もらっている収入が得られなくなった時でも払える金額っていくらだろう」

と、考えるようになりました。そして当時の収入と照らし合わせて「会社をクビになって収入がなくなってもバイトすれば支払える金額」を予測し、それにあう物件を探すことにしました。

1DKの中古マンションを購入し、ローン完済後は収益物件として運営

物件を探し始めて2年後、中古のマンションを購入しました。

月々4万円ほどの支払いで、25年ローンを組みました。賃貸のときより毎月の住居費を抑えつつ、住まいのグレードを上げることができました。当時、

  • 会社員になって年月が浅かったこと
  • 勤務先が零細企業
  • 独身女性

などということがマイナス要素になったようですが、25年ローンを組んで13年で完済しました。

この家には現在、住んでいません。借りてくれる方があり、毎月5万円の収益を生んでいます

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リスク管理の大事さを意識したら「堅実な投資」になった株式投資

使っていない銀行口座に凍結していた40万円を、株式投資の元手にしました。

株式投資で資産運用を始める

親の介護で家にいる時間が長かったそのころ「すきま時間に株、やってみようかな」と思ったのが株を始めたきっかけです。

証券会社に登録して取引を開始し、株主優待につられて4つの銘柄を取得しました

40万円の元手はすぐに、半分以下の価値になってしまいました。

時間が過ぎてもそれらの銘柄は値を戻すことなく、なかなか新たな取引をする気にならなかった記憶があります。

初めて株を買った10年後、ようやく利益を出せるように

その間、いろいろな銘柄の値動きを見たり、株で稼いでいる人や投資の専門家のSNSやメルマガ、本を読んで自分なりに研究を続けました。

持っていた銘柄を売り、その資金で買い直しをしたりして、利益が出始めたのは株式投資を始めてから10年たったころです。

現状は銘柄を30ほど保有して、株主優待を楽しんだり、利益や配当でコツコツと買い増ししています。

大きく稼ぐのではなく、リスクを意識しながら小さくても利益が出るようにしたら、堅実な投資になりました(個人の意見です)。

少ない資産で、株式投資を地味に楽しむ

最近はメインの松井証券のほか、楽天証券にも口座をもって、少ない資産を分散しています(【25.5追記】現状は松井証券のみで取引)。

すでに利益を出している投資家の、いろんなやり方を真似して「自分にこれ合ってるかな」と、しっくりくるものを探しました。

在宅の副業で収入の柱を増やす

筆者は会社勤めをしている間に、親の介護が始まりました。そのころ、

「介護で、会社員として働けなくなることを想定して、家でできる仕事をしたら。介護しながらどれくらいのお金が稼げるんだろう」

と考えて、介護の合間をぬっていくつかの副業を試しました。

最初に試したのは「語学教材を使ってみての体験談執筆」です。2000文字書いて、5000円の報酬でした。

書いたものを提出したところ、発注者としては思ったものと違ったらしく一度、書き直しの指示が。

書き直しも含めて、発注者とのやりとりから語学教材のお試し、そして体験談執筆で、かかった時間はトータル3時間ほど。

数日後、作業料の5000円が指定した銀行口座に振り込まれていました。そのとき「こういう仕事なら私にもできそう」と実感したことをはっきり覚えています

家で完結するネット副業「webライター」

あとから知ったことですが、この手の「文章を書く」仕事はwebライターと呼ばれています。

基本、外出する必要がなく、自宅で全て完結するのが特徴です。

その後「体験談を書く」仕事から派生して、ライティングの仕事をいろいろ経験しました。

当時は毎日4〜5時間作業をして、月15万円程度の手取り収入を得ていました

文章を書くことが苦にならなかったから、書く仕事を自然に選んでいたのだと思います。

副業として選ぶ仕事は「苦にならない」「楽しく取り組める」ことを優先するといいようです。

文章を書く仕事は需要が多く、在宅の副業にしやすい

経験を問われない案件が多いという視点からも、ライティング系の仕事はオススメです。

ただ、未経験だと単価が安いこともあります。

筆者が求人を探すのはママワークスクラウドワークス、それにしゅふJOBなど。

どれもwebライターに限らず、在宅の仕事を幅広く探せます。

仕事探しは、さまざまなトラブルを想定したうえで

ただ、web上で仕事探しから採用、業務のやりとりまでが完結するこうした求人サイトやアプリは、顔が見えないだけにトラブルも多いようです。

筆者も何度か、小さなトラブルを経験しました。トラブルの顛末や気をつけたいことなどを、記事にまとめています↓

クラウドソーシングで仕事を受注したら、発注者に逃げられた話
怪しい在宅ワーク求人を見分けるためのポイントと対処法

これから仕事を探そうという方は、よかったら参考にしてください。

副業は少しずつ、できれば長い時間をかけて取り組みたい

本業があるとどうしても、副業に割ける時間は少ないです。でも地道に少しずつ続けると生活を支えてくれるし、仕事の選択肢も広がるでしょう。

筆者も副業があったおかげで、会社がつぶれても不安なく次の人生を歩き始めることができました

不動産購入と株式投資、そして在宅の副業。この3つは、サラリーマンのうちにやっておいて本当によかったと今も思っています。

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