正社員として働いていたとき、同じような立場で副業を持っている人をあまり見かけなかったです。
たまたま私の周りに副業ワーカーが少なかっただけかもしれません。
例えばこちらが「副業をしている」というと「すごいね」という人もあれば「生活に困っているの?」という人もあり、といった感じでした。
勤め人で副業を持っている、という人にたまに出会った時に聞いてみると不動産経営をしている人が主だったように思います。
親から引き継いだ財産というほうが、自分で買って運営している人より多かったかな。
筆者はフリーランスになった今、会社員時代に副業でいろいろな仕事や企業と接した経験がすごく生きています。
正社員が副業を始める理由
正社員として働いていて、まだ副業をしていない段階では「本業以外に収入がある人は安心や余裕を感じている」ように見えました。
逆に、収入の柱が本業だけという場合「会社が潰れたら」「リストラにあったら」という不安を口にする人がよくいます。
これは、年齢が高くなればなるほど多いように感じます。
ならば何か副業をすればいいのに、と思ってしまいますが、実際そういう人に副業を勧めると。
「副業は禁止だったと思う」と曖昧に言うばかりで、会社で副業が本当に禁止されているのかすら知ろうとしないことがほとんどです。
そういう人が実際に会社が潰れたり、リストラにあったりという場面に遭遇すると悲惨です。
副業をしていい環境なら、まずは在宅勤務でできる仕事を探してみる
副業にハードルの高さを感じる傾向はまだまだ、あるかもしれません。
でも実際、ネットでかんたんに探すだけでも、わりとたくさんの副業向きな仕事があります。
こうしたサイトに出ている募集要項をざっと見てみると、世の中のニーズと自分の経験・技術がどの辺で合致しそうなのかが見えてくるでしょう。
お休みの日などにネットで気軽に探すだけでも全然いいと思います。まずは市場をざっくりと把握することから。
割と面白そうな仕事が見つかったりするかも。求人情報サイトを渡り歩くだけでも、副業に対するイメージが変わってくるでしょう。
在宅で副業を始めても、続けられるかどうか不安
いざ副業を始めようというとき、本業が忙しくて続けられないのでは?という不安はやっぱり、あると思います。
そんなときは、単発の案件を探してみると、いい副業体験になります。
例えば、お仕事マッチングサイトクラウドワークスで、募集中の単発案件を検索してみると、200件近く見つかります。
時間のある時に、できそうな案件にエントリーして試しにやってみると「こういう感じなのか」と、体感的に副業を理解できると思います。
在宅勤務の副業で、リスク分散を実現する
会社からの給料だけが収入というのは現代において、かなりリスキーだと考えます。
中小企業など、小規模な勤務先で働いている場合は特に。仮に勤め先が安定していても、自分がリストラの対象になる可能性は大いにあります。
私もコロナ解雇を経験したときは副収入がいくつかあったからか、自分自身の今後について不安を感じることはありませんでした。
「収入減るし、仕事いくつか増やそうかな。それともしばらく休もうかな」くらいな感じでした。
勤務先がつぶれたとき。副業があったから焦らなかった
会社員テレワーカーとして10年働いたのですが、勤務先は残念ながらつぶれてしまいました。
副業をもっていたこともあり、特に焦りのようなものは感じませんでした。
長年働いてきた仲間たちとの別れは辛いものがありましたけれども。
同僚の中には会社がなくなると分かったその場で泣き崩れる人もいて、自分のことよりも、その時はそちらの方がやりきれなかったです。
リモートでできる副業の具体的な探し方
正社員で収入が安定しているときこそ先のことを考えて副業環境を整備しておくと、将来のリスク分散になるのではと思います。
本業の収入が安定している状況での副業スタートは、報酬より「市場調査」「学習」を優先する気持ちで始めるといいかもしれません。
その副業がなくなっても、生活に支障のないときが始めどき。初めての副業なら、一回完結の仕事がオススメです。
いろんなところで単発の仕事をしてみて、仕事の請け方を学んだり、色々な企業を相手に仕事をすることでコツを掴めると思います。
在宅での一回完結・単発の仕事はクラウドソーシング(不特定多数の人にネット経由でオファーするスタイル)系のサイトで探すと比較的多くの募集が見つかります。下記は一例です。
クラウドワークスは、在宅でできるあらゆる副業が見つかる
クラウドソーシングサイトとして歴史が長く、日本最大級の規模を誇るクラウドワークス。
種類、数ともに仕事はたくさんあり最初、サイトを見たときにはその多さに驚きました。
ホームページやランディングページ、バナー、ロゴ等の制作の仕事をはじめアプリやウェブの開発、ライターの仕事などが、特に多数あるようです。
ビズシークは実績なしでも大丈夫な副業案件も
クラウドソーシング系サイトとしては後発といえるBizseek(ビズシーク) 。
そのためか仕事数は比較的少ないものの、競合も少なめ。
初めて副業を得ようとするときなど、実績がなくても仕事を得やすいといえそうです。
市場にどんな仕事があるかを調べてみると、副業をスタートしやすい
会社員時代に副業をしようと思い立ったとき、ネットでいろいろな仕事を長い時間、探し続けていました。
そろそろやってみようかなと思えたのは、自分にできそうな仕事がちらほらと見つかるようになった数ヶ月後のことです。
副業向きの仕事で、やってみたいもの、できそうなものを探すことから、気軽に始めてみるといいと思います。
自分も会社員を終了するまで数年間、副業をいろいろ経験しました。
そのことを別の記事にも書いています。副業探しの参考になればうれしいです。