在宅勤務を楽だと感じる15の場面と、辛いと感じる15の場面

在宅勤務は楽ですか、と聞かれたら楽だと答えます。それは多分、自分に向いているからです。

人によっては通勤の方が性に合っていたりして、在宅勤務がすべての人にとって楽な働き方とはいえないかもしれません。

長年テレワークをしていると楽だと思うこともあるし、逆に不便なことや辛いこともありました。

在宅・通勤どちらがいいか、はっきりとは分かりません。

でも、自分には在宅のほうが向いているのではないか、ということはなんとなく理解できてきました。

実際のところ通勤していたときより体調がよく、眠りも深い気がしています。

在宅勤務やテレワークは出社より楽ですか

在宅勤務でサラリーマンをしている、というと数年前までは珍しがられました。

2020年以降は会社員のベーシックな働き方として認知されるようになりましたが、それでもテレワーカーはまだ、通勤している人より少ない印象です。

在宅勤務ならいいよね、楽で!と暗に言われることがあります。

確かに通勤がないので着替える必要もなく、電車に乗る必要もありません。

でも、楽というのとはちょっとイメージが異なるような。

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テレワークが楽だと思われるのはある意味、当然かもしれない

在宅勤務やテレワークが楽かどうかはわかりませんが、便利ではあります。

例えば介護しないといけない親や、終始目の離せない小さい子がいる場合などはテレワークはある面、ありがたい働き方でしょう。

ただ、通勤している時と同じ仕事をするなら大変さの面ではあまり変わらないのではないかと思います。

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ストレスが溜まった「過度な監視下でのテレワーク」

テレワークの派遣社員を1年ほどしていたことがあります。派遣先からパソコンが支給され、日によってテレワークをするのですが監視付きでけっこう緊張しました。

パソコンにテキストを入力する作業が主だったこの仕事では、きちんと作業をしているか(=パソコン画面が動作しているか)をリモートで常に監視されていました。

半日勤務だったこともあり当初はそんな大変でもなさそうに思っていたけど、勤務時間が終わると家で一人ヘトヘトになっていた記憶があります。

監視されるって辛いもんです、本当に。

在宅勤務やテレワークはサボろうと思えばいくらでもサボれる

家で仕事をしていると、監視体制がなければわりとサボりやすい環境ができあがります。

仕事のパフォーマンスが落ちると会社員なら評価が下がったり、フリーランスや経営者なら報酬が下がったり、経営に影響したりするかもしれません。

多くの場合、サボろうと思えば自由にサボれるのがテレワークのいいところでもあり怖いところでもあります。

フルタイムのサラリーマンで在宅勤務をしていたころ、スマホやテレビを見ていたら半日くらい過ぎていて焦ることはたまにありました。

やろうと思っていたことは片付かないし、メールは溜まっているしであわてて作業して、こっそり残業していたのが懐かしいです。

時間管理が厳しくなければ、サボった分をどこかで取り返すという手も

いっぽうで、時間管理がそんなに厳しくない仕事なら、テレワークの強み(=いつでも、どこでも働ける)を生かしてもいいのではと個人的には思います。

自分もサボるというか、仕事とは別のことに時間を取られてしまったときなどは、就業後や翌日の早朝、あるいは週末などに作業して帳尻を合わせたりしています。

作業量が同様なら、勤務先などにもダメージはないでしょう。

ただ管理が厳しくなくても相手のある仕事だと難しいし、こうした働き方ができる職場は限られるかもしれませんね。

出社するより楽な点もあるテレワークや在宅勤務

在宅勤務やテレワークには出社するより便利なことや、気を使わなくていいこともたくさんあります。

自分の経験を踏まえて、その主なものを紹介しましょう。

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服装や髪型がある程度自由

お客さんとオンラインで対面するなどの事情がなければ、テレワークなら服装や髪型が自由になるでしょう。

自分の好きなファッションやヘアスタイルをすれば気分も上がるし、逆にズボラなままなら気楽に過ごせます。

ただ自分の経験上、電話をビデオ通話に切り替えたいと急に言われたり「今からオフィスに来て」と指示されることもたまにあり結局、それなりの身なりで仕事していることが大半です。

ただ現状の、自分の服装を見てみるとジャージを着て、寒いからレッグウォーマーや湯たんぽを装備しています。通勤時とは少し違いますね(笑)。

話しかけられる機会が少ない分、仕事に集中しやすい

個人的に黙々と仕事をしたい方なので、人の動きが見えたり電話の声が頻繁に聞こえたりするのは苦手です。

無音のなかで作業をし、煮詰まってきたら10分くらいラジオを聴くという日常がここ数年定着しています。

オフィスなどの職場では誰も話しかけてこないことはないだろうし、電話を取らなければいけない場面もテレワークより多いでしょう。

それがない分、在宅勤務は仕事がはかどりやすいといえるかもしれません。

在宅勤務なら通勤時間がない

通勤に時間を割かれないのも、在宅勤務の大きな強みです。時間によっては電車が混んだりして、人混みがストレスになったりもします。

通勤にかかる時間を別のことに充てられるのは、ありがたいことですね。

10年ほど前まで自宅とは別の場所に部屋を借りて、テレワークスペースにしていたことがあります。

このときは、往復の通勤時間がトータルで1時間ほどかかっていました。

自宅と仕事場が別、というテレワーカーなら通勤は必要になってくることがあります。

ランチ代が節約しやすい

通勤でも、ランチは弁当・水筒持参ならコスパは悪くないでしょう。準備と片付けが割と大変でなかなか続きませんでした、自分の場合。

テレワークならその点、ズボラな人もコストをかけずにお昼ごはんを食べられます。

自分の在宅勤務ランチで一番多いのは、炊いたご飯を1食分ずつ分けておいて都度、レンチンしてふりかけや鮭フレーク、塩昆布などで食べるパターン。これが主食です。

副菜としてヨーグルトや牛乳、青汁など気が向いたものを適当に食べています。

手間もかからずコスパも良好。割とおいしく食べられるように思っています。

在宅勤務時のランチについてまとめた記事があります。よかったらこちらも読んでみてください→テレワークで困っていたお昼のランチ問題が解決する「梅・たらこ・のりたま」

苦手な人とリアルに対面しなくていい

大きいかもしれませんね、この問題も。

会社員テレワーカーだったころは、苦手な人の顔をひんぱんに見なくていいというだけで、かなり気持ちに余裕ができたように思っていました。

ただ、同じ会社で働いていれば接する機会はあるもの。オンラインでケンカを売られたり、怒りのメールが来たりすると萎えます。

顔を見る回数が少ないだけマシではあったけどストレスでした、やっぱり今考えると。

好みの環境を自分で作れる

テレワークでは多くの場合、机や椅子のレイアウトが自由です。

家の広さなど縛りはあるかもしれませんが、わりと自分好みの環境で仕事ができるのではないでしょうか。

我が家でもいろいろ試して、家具で囲われている小さな隙間に小さな机を置くと集中力が割と途切れないとわかり、最近はもっぱらすみっコです。

気分転換がしやすい

気分転換のしやすさも、テレワークのいいところかなと思っています。

長年テレワークをしていて、何か楽しめることや身体の負担を和らげることはないかといろいろ考えます。

最近では座ったままできるヨガやストレッチをしたり、ルーチンワークのときにラジオを聞いたりするのがいい気分転換になっています。

ヨガやストレッチの動画はyoutubeでたくさん見つかるし、ラジオを聞くにもラジコのサイトを開けばいいからとてもカンタンです。

健康面でいくつか利点がある

大人数の人と接することなく働ける在宅勤務は、健康面でいくつかいいことがあります。

感染症のリスク低減

感染症のリスクから遠ざかれることはなんといっても、テレワーク最大の利点でしょう。

2020年以降2年以上、風邪をひきませんでした。

ただ数日前、パートナーの勤務先で隣席の人がコロナ陽性と連絡が。

その翌日、パートナーも陽性になりコロナ療養ライフが始まりました。

自分がテレワークでも家族がそうでなければ、感染症のリスク低減効果も完璧ではなさそうです。

睡眠時間が確保しやすい

通勤や身支度にかかる時間が少ない在宅ワーカーになってから、睡眠時間が割と確保できるようになった気がしています。

勤務時間以外は自由に使えるから、忙しいと感じることが本当に減りました。

ここ数ヶ月で飲むようになったヤクルト1000のおかげで、より安眠度が高まっているように感じます。

ストレスを感じにくい

睡眠時間が長く取れて、通勤がなく朝ゆったりできるからか近年、ストレスを感じにくいです。

ただ、これは在宅勤務だからというだけでなく現在の仕事仲間やクライアントたちとの関係が良好だからということもあるかも。

直接会ったことはなくても「この人苦手」という人はかつて、たくさんいました。

今、たまたまそういう人が近くにいないというだけで。将来は分かりませんね。

宅配の受け取りが楽

在宅勤務になってから、宅配の受け取りに苦労しなくなりました。ほぼ家にいるので(笑)。

たまに少しの時間、留守にするようなことがあると「なんか配達来てないかな」と少し不安になります。

あと、家に自分しかいなくてトイレに入っているときに玄関のピンポンが鳴ると焦りますね。

とはいえ基本的には、宅配の受け取りはかなり楽になりました。

付き合いで飲みに行ったり、食事に行ったりということがあまりない

付き合いで食事や飲み会がある職場はだんだん減ってきていると聞きますが、古い体質の会社などでは、まだそういう習慣が残っているところもあるようです。

平日の夕方などに飲みに行くと、仕事帰りのサラリーマン風の人たちがジョッキ片手に仕事や会社の人の愚痴を言っている姿をまだ、比較的よく見かけます。

在宅勤務だとサラリーマンでも飲み会だけのために集まるのは大変そうだし、食事やお酒の機会はあまりなくなるのではないでしょうか。

育児や介護などが比較的しやすい

育児や介護の最中にある人たちにとって、在宅勤務を選べたらかなり負担が減りそうです。

自分も一時、自宅で働きながら介護をしていたことがあります。確かに通勤よりはずっとよかったと思います。

ただ、介護中に急に具合が悪くなったりすると救急車を呼ぶことになったりして、進めていた仕事を急にストップする場面は何度かありました。

あと、急ぎの仕事をしているときに限って粗相をされたり。

それなりの大変さはありましたがテレワークだったから仕事を続けられたのかも、と今にして思います。

介護しながらテレワークしていたときのことを書いた記事があります。こちらもよかったら読んでみてください。

在宅ワークで親の介護をした4年を振り返る

トイレ時間を確保しやすい

自宅のトイレはリラックスできる空間だと思っています。

職場のトイレだと長居できないし、入ろうと思うと先に入っている人がいたりしてちょっとしたストレスでした。

家でも家族に占拠されていることはまれにありますが、気になるほどではありません。

コンタクトをつける場面が減る

ビデオ通話などを使った顔出しの仕事がなければ、視力が良くなくても基本、メガネでじゅうぶんです。

メガネならブルーライトカットやUVカットのものも選べるし、コンタクトよりも眼にいいでしょう。

コンタクト代が浮くし、コスト面でも助かりますね。

温度・湿度設定が自由

部屋の温度や湿度を、自分にベストな状態に整えられるのは在宅勤務のいいところです。

冷やしたり、温めたりするための小物をいろいろと揃えて、作業場の周辺だけを温めるのもテレワークなら比較的やりやすいでしょう。

自分でもこの冬はいつもの防寒対策に、レッグウォーマーと小さいサイズの湯たんぽを追加しました。わりと快適です。

家族とのコミュニケーションが増える

家にいると自然に、家族と顔を合わせる機会が増えてコミュニケーションも増えるでしょう。

休みの日に計画を立てて家族で遠出、ということをしなくなりました。

家にいてもいろいろ、楽しめることがあると分かったから。今はもう懐かしさすら覚える「ステイホーム」のおかげかもしれません。

テレワークや在宅勤務の厳しいところ

テレワークや在宅勤務は仕事のあらゆる面が個人の裁量に任されるので、厳しさを感じることも。

自分も、テレワークの難しさを感じる場面がいくつかありました。

オンとオフの区別が曖昧になる

どこからが仕事でどこからがプライベートなのかの線引きは、テレワークをし始めたころにかなり悩んだ問題です。

テレワークを始めたばかりのころは自宅とは別のところに部屋を借りてメリハリをつけようとしても、うまくいかなかった記憶があります。

自宅へ戻っても仕事のことを思い出して落ち着かなかったり、残業や休日出勤をしているのに申告を躊躇したり。

自分の場合は慣れが解決しましたが、少し時間がかかりました。

ハラスメントを受けたときに孤立しやすい

これは今でも、思い出すとかなり辛い経験でした。ミスをした時に追い詰められて、本当に辛かったです。

我慢できずに「退職させてください」と申し出たら「やめれば済むと思うの?無責任」と言われて無限のループにはまったようでした。

でもしばらくしてハラスメントだと気づいて、正面から反抗しました。

どんな働き方であろうが、働いている人を追い詰めるのはNGです。少しでもハラスメントの気配を感じたら、勇気を持ってNOと言いましょう。

人を困らせる人は必ず、自分が困るときがきます。毅然とした態度で断固、対抗しましょう。

正社員テレワーカー時代に受けたパワハラについて、まとめた記事があります。こちらも参考になれば幸いです。

在宅勤務で「パワハラを受けている?」と感じた時にまず実行したいこと

怠けグセがつくと元に戻れない場合も

テレワークだと仕事によってはスマホ一つで作業が完了してしまうこともあります。

ベッドの上でパジャマのままでメールのやり取りしてたら夜になってた、ということにもなりかねないんですよね。朝起きた時と同じ格好でもう夜・・・みたいな。

ベッドの上でパジャマのまま過ごすのは悪いことではありませんが、ずっとこういう生活が続くと運動不足やメンタルの不調が心配です。

こういう習慣は、一度クセになってしまうとなかなか抜け出しにくいでしょう。

テレワークで怠け癖がついてる?と感じたときは無理のない範囲で運動する習慣を取り入れたりして、メリハリをつけることを心がけるといいと思います。

仕事が忙しくても気づいてもらえにくい、忘れられてしまう

すごく忙しい仕事を担当してしまったとき。

職場間の連携がうまく取れていないと、自分がどれくらい忙しいのか気づいてもらえなかったり、あるいは忙しさが終了する前に忘れられてしまったりすることもあるでしょう。

誰がどれくらい忙しくて、作業を切り離して別のスタッフにお願いできる作業があるかなどうかなど、連絡を密に取れればこの問題は解決します。

コミュニケーションがうまくいっている職場なら問題ありませんが、そうでない職場でのテレワークだと苦労する問題かもしれません。

人によっては孤独感がつのる

一人暮らしで在宅勤務をしていると、自分だけが取り残されてしまっているような感覚に陥りがちかもしれません。

特に、通勤の経験があまりない若手だと不安に思う面も多いでしょう。

これは上司が気配りをしてあげる必要がありますね。上司も寂しいと思っているなら、共感もアリかもしれません。

家族が同居の場合はワークスペースの確保が悩ましい

自分もいま住んでいるアパートはとても狭いので、パートナーもテレワークになったときはちょっと窮屈な気がしていました。

少し家の中を見回すと、ちょうど小さな机を置けるくぼみを発見してそこで作業するように。

壁に向かう姿勢だと集中力がアップしやすいようです。個人差あるかもですが。

みすぼらしくなりやすい

通勤で仕事を続けたときと今とでは、服装にかなり違いがあります。

テレワークだと「動きやすさ、快適さ」を重視しますが、通勤ではそれにある程度の「見映え」がプラスされるのではないでしょうか。

見映えがあまり必要なくなり、近年は「このジャージ何年着てるんだろ」みたいな服で作業することが増えました。

ミーティングなどで外出するときの服は夏・冬用それぞれ1〜2着程度を揃えるのみで、古びたときに買い換える感じです。

服にかかる費用を節約できて助かるといえば、助かります。ただ、ちょっとみすぼらしい感じがすることもあります。

運動不足になりやすい、太りやすい

在宅勤務になったばかりのころは、自由に食べられる喜びを感じてランチタイムなどは好きなものを好きなだけ食べていました。

ニンニク増し増しのラーメンを食べてもニオイを気にする必要はないし、ガッツリと定食とかを食べお腹いっぱいになったら昼寝すればいいし、みたいな。

最初は緊張感からかそれでも太らずにむしろ痩せていたのですが、運動不足だったこともあり慣れるにしたがって太り気味に。

運動不足や太りやすさはある意味、在宅勤務にはつきものかもしれませんね。

最近では家でできる運動をしたり、管理栄養士AIアプリで食事のカロリー計算をしたりしています。

でもつい運動をサボったり食べ過ぎたりということはよく起こります、やっぱり。

パソコン作業からくる疾患にかかりやすい

テレワークだから、というわけでもないのかもしれませんが一人、家で仕事をしていて黙々と長時間パソコンに向かっているとあちこち痛かったり凝ったりします。

腕が痛み出したり、肩が凝ったり、腰が重くなったり。最近は整骨院のお世話になることも。

テレワーク時にはうまく休憩を取り入れて、集中し過ぎないようにしたいところです。

飲酒習慣がつきやすい

テレワークを始めたばかりのころいっとき、飲酒習慣が過度についてしまったことがあります。

夕方18時ごろ仕事を終えてすぐに冷蔵庫からビールを取り出し数時間、延々とテレビを見ながら飲酒。

土日になれば朝から、といった感じで。

数年後、肝臓の数値が爆上がりして健診、再検査のあと大学病院送りになりました。

その後3ヶ月休酒して数値は元に戻りましたが、今も油断するとつい飲み過ぎてしまいます。ほどほどに、って難しいんですよね。

パソコン操作がわからないとき聞ける人がいなくて困る

パソコンに疎い人にとって、テレワークはけっこう大変な部分があるかも。

自分も詳しいほうではありません。パソコンがなんか変なふうに動いてる・・・とか、昨日まであったボタンがない!とかいつも悩んでいます。

こういうときデジタルに強い人が隣にいると心強いんですよね。

今は何かあるとネットやSNSで調べて解決しますが、どうしてもダメなときがありしょっちゅう焦ってます。

家にいるんだから家事や育児をもっとやれ!と言われやすい

テレワーカーの家事・育児問題で、耳の痛い思いをしている方は多いかもしれません。

多くの在宅ワーカーは、通勤時より時間に余裕が持てると思います。

最初は気乗りしなくても、パートナーが少し楽になるよう家事・育児に参加してみるといいのでは。

でも、あまり気張りすぎると続かないし、家事や育児への考え方に相違があったりすると互いに疲れてしまうかも。

できることから少しずつ。

電気代が余計にかかる

在宅手当が出ない場合はクーラーを使う時期の電気代など、気になりますよね。

テレワークになって金銭的な負担が増えてしまったという方は、確定申告を検討してみては。

自分も会社員時代から確定申告は続けています。毎年の申告は面倒ですが、少しでも戻ってくると思えばモチベーションになりますよ。

座りっぱなしで下半身にトラブルを抱えやすい

ずっと同じ姿勢で座っていることは、身体のいろんなところのコリや痛みの原因になるだけでなく、さまざまなトラブルにつながる可能性があるようです。

テレワークだからかどうかは分かりませんが自分はここ数年、子宮筋腫を指摘されるようになりました。

他、テレワーク仲間に聞いてみるとイボ痔や静脈瘤、ひざ下のむくみなど下半身悩みはいろいろ

在宅勤務でも、脱・座りっぱなしで下半身の健康を維持したいものですね。

冷えやすく熱しやすい

テレワークは作業スペースの温度・湿度を自分で管理できるという利点があります。

逆に、寒さや暑さを放置しがちにもなり注意が必要です。

エアコン代を惜しんで対策をしなかったりすると本当に危険。自分も夏の汗だくや冬の冷え冷え、よくやります。

夏場と冬場、自分の心地いい温度・湿度を把握して、身体に負担をかけずに在宅ワークをしたいものですね。

シェアハウスの一室で在宅勤務をしていたら、隣人が

小さな部屋を借りて、テレワークをしていたことがあります。

部屋はシェアハウスで、大きめの一軒家の一室を間借りしてトイレや風呂、キッチンなどを共有するスタイルの物件でした。

隣人たちとの交流もあり、なかなか楽しかったです。

いたの?朝からいた?全然気がつかなかった!

自分は仕事をしているときは基本こちら、音楽などなしで黙々と作業する時間が長めです。

テレワークを始めたばかりのころは朝、作業場に到着して静かにパソコン入力をしているともう夕方、ということがよくありました。

夕方帰ろうとしてたまたま隣人にばったり出会うと「いつからいた?」「朝から」「ええっ全然気づかなかった!」という感じで驚かれることもしばしばで。

黙々としすぎるのは身体にも心にもよくないとそのころはまだ、知らなかったんですよね。

よく朝から晩まで一人で、パソコンの前で黙々と作業してられるね

そのシェアハウスの隣人は電話の声も大きいしドアの開け閉めも豪快だから、いるかいないかすぐに分かりました。

彼女は起業して海外の化粧品を仕入れたりする仕事をしていたようで、外国語でワーワー何かを喋っている声がしょっちゅう聞こえました。

韓国コスメのカタツムリ美容液とかシートパックとか、よくもらってました。

隣人は私に「長い時間黙々と一人で作業できるってすごいね」と言います。嫌味とかではなく、本心でそう言っているようでした。

テレワークにもいろんな形、やり方がありますね。その人にあったスタイルを選べるのも、在宅勤務のうれしいところかもしれません。

個人的には、在宅勤務の方がいいかなと思う

社会人として働くようになって、通勤していた期間とテレワークの期間は半々くらいです。

個人的には、在宅勤務の方がいろんな面でやりやすいと思っています。

両方経験してみてどちらが好みというより、自分にはテレワークの方が向いているという感じです(=通勤には不向き)。

会社員テレワーカーのころを思い出すと、評価があまりされていなかった気も

在宅勤務でサラリーマンをしていたのは10年ほどです。

最初の2〜3年は慣れなかったものの、だんだん「テレワークの方がいいな」という気持ちに。

サラリーマン時代の勤務先で、テレワークを希望したのは自分ひとりでした。

いざ在宅で働き始めてみると、監視もなく用があるときだけ連絡が来るという形。忘れられてる?と思うこともしばしばで。

性格なのか、放置されていてもあまり気になりませんでした。

評価や査定などが気になっていたらテレワークを窮屈に感じたり、心細く思ったりしたかもと、今にして思います。

テレワークは細かいことを気にしない人向きかもしれません、もしかすると。

部下がいたらテレワークだと育てにくいのでは、と思う

会社員時代に在宅勤務で働いたときは部下がいませんでした。だからやりやすかったのかなとも思います。

部下がいて、彼ら彼女らもテレワークだったら指揮したり、まとめたりする必要が出てきます。

人事評価をどうする

テレワークだと実際の仕事ぶりが見えにくいですよね。

数字などの成果で示せる部分とそうでない部分をどう評価して導くかは、なかなか難しいと思います。

上司の評価と部下の思いが違っていたときのコミュニケーションにも、工夫が必要になってきそうです。

仕事をどう教える

自分の経験を思い出すと、上司や先輩らと現場でコミュニケーションしながら仕事して、客先へ一緒に出向いたりしながら経験を積み、だんだん一人でひととおりの仕事ができるようになった部分もあります。

最初から自分の裁量でできる人もいれば、ある程度教えないと戦力になりにくい人もいるでしょう。

部下がいるテレワーカーだったら恐らく、仕事をどう教えるかは悩ましいところだと思います。

在宅勤務、テレワークにも一長一短ある

長年のテレワークに慣れきってしまい、もう在宅でないとダメかな自分と思ったりします。

でもたまに、オフィスなどに呼ばれてミーティングをしながら数時間過ごしてみると会社員時代のことを思い出します。

みんなでたわいもないおしゃべりをしたり、お菓子を分け合ったりするとなんだか懐かしい気持ちに。

通勤・在宅交互にあるハイブリッド勤務を選ぶ人がわりといると聞きます。どちらがいいかは人それぞれなのかもしれませんね。