「在宅勤務だと家事が楽でしょう」と言われることがあります。通勤している時に比べたら確かに楽ではありますが、家事労働とテレワークを両立しようとすると効率は必要です。
せっかくの在宅勤務、多少仕事が忙しくても気持ち的にリラックスして働きたいところ。
特に、仕事が忙しくなった時や家事にイレギュラーなことが起こったときなど、家事が効率化してあると困ることが少ないように思います。
ここでは、長年の在宅勤務をふまえて、家事と仕事の両立のコツを体験談を交えて紹介します。
朝、掃除ができなかったらその日は諦めて翌日に
ただでさえホコリがすぐ溜まるのに、家にいる日が続くと家の清潔さは気になりがちでしょう。
我が家では毎朝起きたら、お掃除ワイパーやハンディホコリ取りでささっと掃除をするのを日課にしています。
これをすると大抵のホコリは取れてキレイになるので、日常の掃除はこんな感じで済ませます。所要時間は5〜10分くらいです。
毎日できればベターですが、寝坊をしたりして難しい場合はあきらめて、翌日に少ししっかり目にやるようにします。
土日など、時間がある時にトイレやお風呂なども掃除します。あとは適宜、汚れていれば使った時などに洗剤をまいたりします。こちらもテキトーです。
仕事の前に洗濯を干し、仕事を終えたら畳む
洗濯はテレワークのルーティン化に一役買っています、我が家の場合。
平日の朝、NHKの朝ドラを見るのが日課です。なので洗濯は朝ドラが始まる前、できれば7時半ごろにセッティングします。
そうすると朝ドラが終わる頃に完了するので、干す作業が終了して、ひと休みしてから仕事に入れます。
乾燥機をお持ちの方は、洗濯と乾燥が朝ドラ終了時くらいに終わるようにセッティングするといいでしょう。
朝に干せば夕方にはだいたい乾くので、仕事終わりに夕方のニュースを見ながら洗濯を畳むと「今日もいちにち仕事終わり!」とメリハリがつけられる気がします。
買い物はネットスーパーをベースに、足りないものを近所のスーパーで調達
指定した日時に持ってきてくれるネットスーパーは在宅勤務の強い味方。在宅が中心の働き方だと、配達指定がしやすいのは助かります。
ネットスーパーの選び方としては、実店舗を利用しているスーパーでネット注文・宅配サービスがある店を選ぶと良いでしょう。
実店舗をいつも見ているスーパーだと安くなるものと、価格が固定されているものが把握できるので。
価格が固定されているものや、運びにくいものなどはネットスーパーで購入することもあります。一方、価格の変動が多い生鮮食料品(野菜や果物・肉など)の類はスーパーへ足を運んで選ぶと節約にもなるでしょう。
生鮮食料品もネットスーパーで買ったことがあるのですが、手にとって見て選べないのが少し不満で、野菜とかはあまり注文しません。
在宅勤務の場合、昼間の時間帯はパソコンの前にいる必要があるという場合も多いと思います。少し前ままでは朝の早い時間にスーパーへ行っていたのですが、品出しが十分でなくて困ったことがありました。
野菜宅配や生協も、テレワークと相性がいいかも
なので野菜専門の宅配を探して、届けてもらうことに。ただ、一般的なネットスーパーと違って野菜宅配は全体的に値段が高い傾向があります。
野菜宅配で知られるオイシックス、らでぃっしゅぼーや、大地宅配など調べても価格設定に納得がいきませんでした。いろいろ調べて楽天の野菜宅配「楽天ファーム」を一時期、利用していました。
野菜だけでなくお肉や魚、卵なども持ってきてもらいたいという考えから、ここ1年ほどは生協の宅配パルシステムを利用しています。
週1で届く生協について、どんなものを頼んでどうやって食べたのかを記録しています。
記事はこちらでまとめています。よかったら読んでみてください。
お昼ご飯は温めるだけで済むもの、夕飯は30分〜1時間で作れるものを
在宅勤務は、お昼ご飯を作るのに時間がかかると面倒です。なのでレンチンしてすぐ食べられるものやレトルト食品を飽きないようにローテーションします。
ランチタイムはご飯を食べながらゆっくりテレビを観て、リフレッシュすると午後のモチベーションも保てるように思います。
夕飯も仕事のある日はそう凝ったものは作りません。冷蔵庫にあるものをレシピサイトで検索して、だいたい1時間くらいで適当に作ります。
そうはいっても仕事が忙しかったり、家事をやりたくない時もあるので、そんな時は無理せずテイクアウトや出前、外食を利用したりもします。
在宅勤務でも仕事と家事の両立は、大変な部分もあります。できるところは効率よく、あとは無理なく楽しく取り組めたらいいですね。
環境によっては在宅勤務になった途端、体調を崩してしまうこともあるようです。真面目な人は在宅勤務だと通勤以上に頑張りすぎてしまったりもします。
在宅勤務つかれた・・・という時はくれぐれも無理せず、家事も最小限で済ませてゆっくり休みましょう。