株取引をする我が家にとって、株主優待としてよく送られてくるおこめ券は、なじみの金券。
つい数日前の朝「お米切らしたし買ってこよう」とおこめ券が入った財布片手に、近所のスーパーへ行きました。
お米の袋を手に、レジでおこめ券を出すと「使えません」と言われました。コメの購入に、おこめ券が使えない店があるのか!
出直して、米穀店で買いました。お米を買うとき、おこめ券はどこでも使えるわけではないと知りました。
一方で、お米以外の品におこめ券が使えるお店もあります。大まかに把握しておいて使いたい時、便利に消化したいところです。
おこめ券とは?
おこめ券はその名のとおり、お米のギフト券です。
おこめ券を発行している全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)の公式サイトには、
昭和58年から発行しているお米の商品券です。贈り物として幅広くご利用いただける券です。(お祝い・お礼・仏事・企業活動…。様々なシーンでご利用いただけます。)
と、記載されています。
※お米関連の金券には全農が発行している「おこめギフト券」もあります。
おこめ券の基本情報
おこめ券は1枚で、税込440円分の商品と交換できます。
おこめ券自体は定価500円で販売されています。チケットショップなどでは、もう少し安く買えるお店もあるようです。
使用期限がないから便利。ただ、そうなると持っていることを忘れがちになるんですよね。
おこめ券の利用可能場所
おこめ券はお店で使う場合、お米屋さんをはじめ大手ドラッグストアやスーパー、量販店などで利用できます。
ただ「どこでも」という使いやすさではないです。筆者の住んでいるエリア周辺で利用できるお店を幅広く検索しても、30店舗弱とあまり多く検索されません。
おこめ券を購入できるお店となると、もっと限られます。贈るために用意したい場合は、通販で買うのが便利かなという印象です。
お店にもよるけど、おこめ券で購入できるものはいろいろある
お店によっては、お米以外にもおこめ券で買えるものの範囲は広いです。
お米屋さん以外に百貨店やスーパー、コンビニ、ドラッグストアなどを中心として、いろいろなものに使えるお店があります。
例えば、お米を使った食品(おにぎり、米菓子、餅など)はもちろん、食材全般(野菜、肉、魚)、飲料(お茶、ジュース)、日用品(洗剤、トイレットペーパー)なども対象となる店舗があります。
おこめ券を使うメリット
おこめ券を使うメリットは多岐にわたります。
まず、現金化せずそのまま使用することで、手数料を節約できます。お店を選べば、食材や日用品など幅広く商品を購入でき、日常の買い物に役立ちます。
おこめ券を賢く活用して、家計の助けにしましょう。
換金せずに使う方がお得
おこめ券を換金せずに使うほうがお得な理由は、換金手数料分を節約できる点です。
換金時には手数料などを取られて価値が減りますが、そのまま使えば額面通りの価値を享受できます。
また、おこめ券はおつりが出ません。なので額面最大限に使おう、足が出るのをなるべく少額にしようという意識が働き、使いすぎを防げるかもしれませんね。
おこめ券の賢い使い方
おこめ券は、リアル店舗で使う以外にもいくつかの利用方法があります。
ぜひ覚えておいて、有効活用しましょう。
日常の買い物での利用方法
日常の買い物での使い方は、利用可能店舗へ行って、レジでおこめ券を提出するというシンプルな方法です。
どこでも自由に使えるわけではありません。利用時はあらかじめ公式サイトで、使えるお店を調べておくといいでしょう。
おこめ券取扱店舗検索は全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)のサイトで
→ https://www.gohansaisai.com/shop-search/
日常の買い物以外での利用方法
おこめ券を使えるお店が近所にない、あるいはあっても品揃えがもうひとつというときは、おこめ券を発行する全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)のWebショップで使うのも手。
食品のラインナップが充実しているほか、キッチン用品やシャツ、エプロン、防災用品なども取り揃えており幅広く選べます。
いろいろな産地のお米をはじめご飯のおともや即席スープ、味噌汁、しゃもじ、ご飯釜などもあって、お米のプロによる品揃えだからか魅力的。利用価値はとても高いといえるでしょう。
贈り物として
おこめ券は有効期限がなく、ちょっとしたプレゼントやお礼としても使いやすいです。
よほどくしゃくしゃになっていたりしなければ、封筒などに入れて渡すとかさばらない、気の利いたギフトになりそうです。
おこめ券の換金(買取)について
少し損しても換金してしまいたい、大量にあって使いきれないといったときは、換金するのもひとつの方法かもしれません。
おこめ券の買い取りは各種チケットショップのほか、Polletをはじめとした買取アプリや、セカンドストリートなどの買取専門店でも対応しているようです。
実際に買取依頼する場合は、金額や買取の可否についてよくご確認ください。
おこめ券を最大限、活用するために
おこめ券が手元にあるとき。どう使えば最大限、活用できるのでしょうか。
我が家ではおこめ券のような金券は主に株主優待でもらうことが多く、クオカードなどもよく送られてきます。
クオカードはコンビニで使えるから、財布に入れておくとどこかで、便利に使えるタイミングがあります(クオカードの使い方については過去記事「クオカードの換金はもったいない。お得感のある有意義な使い方3つ」にまとめています)。
おこめ券は最初もらったとき、お米以外に換えられる方法を知らなくて、どんな使い方があるのか分からず、かなり調べました。
どんな商品とも交換できる代表的なお店はドン・キホーテ
我が家から徒歩圏内にあるお店で、おこめ券をどんな商品とも交換できるのはどこ?と調べてみると、ドンキがありました。
ドンキなら食料品から日用品、楽しいグッズまでいろいろ揃いますね。
筆者はおこめ券が何枚かあると、プチプラコスメや普段食べないお菓子などを物色しに、よく近所の店舗へ行っています。
ドンキは、おこめ券を楽しく消費できる代表的な場所といえるのではないでしょうか。
おこめ券の使用可能店舗の確認方法
ドンキ以外にも大手のドラッグストアやスーパーなどでは、おこめ券をお米以外のものと交換できるお店が多いようです。
おこめ券が使えるお店については、全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)のおこめ券取扱店舗検索が便利です。ただ、このページにこんな記載を見つけました。
おこめ券取扱店舗については、加盟店制度を取っておりません。
その為、掲載していない店舗でもお取り扱い出来る場合もございますし、
掲載店舗でお取り扱いを終了してしまっている場合もございます。
お客様には大変ご不便をおかけ致しますが、ご了承ください。
使えるか、使えないかを完璧に把握するのは難しいということになりますね(笑)。
おこめ券を初めて使うときの注意点など
おこめ券を最初にもらったときは「お米と交換できる券」という認識しかありませんでした。
これから初めて、おこめ券を使う!という方向けによくある疑問をまとめておきますね。
おこめ券の有効期限について
おこめ券の大きな魅力の一つは、有効期限がないことです。
通常、ギフト券や商品券には期限が設定されていることが多いですが、おこめ券はいつでも使用でき、期限切れの心配がありません。サービス自体がなくならない限り、永遠に使えます。
必要な時にいつでも自由に利用でき、無駄になることはないでしょう。
毎月の買い物に少しずつ使ったり、特別なイベント用に取っておいたりと、計画的に利用することが可能です。便利に活用しましょう。
利用しようとするお店で、どんな使い方ができるか確認しよう
利用できる店舗はできれば、事前に確認しましょう。
また、おつりが出ないため、額面より少し多めの商品を選ぶと無駄がありません。
さらに、一部店舗では特定の商品に限って使用できない場合もあるため、利用条件を確認してください。ポイントを押さえて、おこめ券を賢く使い、無駄なくお得に活用しましょう。
おこめ券を上手に、お得に使おう
おこめ券を上手に使うには、ご自宅などの近所で使えるお店を確認し、日常の買い物で計画的に利用することがポイントです。
お米以外にも幅広く使えるお店を利用できれば、生活費の節約に役立ちます。
おつりが出ない点を考慮し、額面に近い金額の商品を選ぶと無駄がなく、損した気がしません。期限がないため、必要な時にいつでも使えるのも大きな利点です。
こうしたコツを押さえて、おこめ券を最大限に活用し、賢い買い物を楽しみましょう。
換金する場合はやはり手数料がかかります。お店などで利用する金額以下になることを心得ておきましょう。