普段、テレワークで座りっぱなしです。
人並みに疲れたとか、肩や腰が凝るようなことはありますが、深刻に悩んではいませんでした。
「これは本当にやばいかも」と感じた出来事に、遭遇するまでは。
新幹線で座りっぱなしだったあと、感じた異変
少し前に新幹線で、4時間かけて移動する機会がありました。
乗る直前に席をとったこともあり、3列シートの真ん中しか空いてませんでした。
身動きを取れないまま長時間座りっぱなしでしたが、到着したことでひと安心。
変な姿勢でいたことを忘れて日本酒をがぶ飲み、食事もそこそこにホテルへチェックインしました。
長時間座りっぱなしの恐ろしさを実感
コンビニで買ったビール片手にテレビを観つつ飲んでいると、連れが「顔すごい赤いけど大丈夫?」と、割と真剣に心配してきます。
「そう?」と、鏡をみると。内出血してるんじゃないかと思うほどの顔の赤みに驚き。しかも所どころ、まだらに赤くて。我ながら恐ろしい顔面でした。
変な姿勢で長時間座ったあと、ほとんど食べずに酒ばかり飲んだ1日を反省し、すぐ休むことに。
長時間の座りっぱなしは身体に、ものすごい負担なんだと感じた出来事でした。
翌日ゆっくり、温泉につかって回復
翌日はしっかり朝食を食べて、温泉に浸かりました。
その日も新幹線で移動しましたが、ちゃんと食事をしてお風呂に入ったからか、酒を飲んでも顔が変に赤くなることはありませんでした。
血の巡りをよくしておくことは大事なのかなと、素人なりに実感しました。
デスクワークは首や肩、腰に負担がかかりやすいから。座りっぱなしは要対策
ここのところ、肩や腰に疾患を抱えているというテレワーカーの友人知人たちの話をよく耳にします。
なかには通院して、コルセット装着で仕事をしているという重傷者も。
筆者も一昨年、パソコン作業が多かった時期、整骨院のお世話になっていたことがあります。
整骨院や病院にかかれば、保険適用になったとしてもお金を払わないといけないし何より、予約して現地で施術を受けるには時間もかかって面倒ですよね。
できるだけそうした場所のお世話にならないよう日々の生活のなかで、ちょっとした工夫するようになりました。
デスクワーク時など、日常生活の中でできる工夫あれこれ
少しでも足のしびれやむくみを感じにくくなるように、座ってパソコンに向かうときはヨガポーズをまねつつ、ドーナツクッションに座っています。
「スカーサナ」というあぐら的なヨガの基本ポーズです。ヨガ専門サイト「ヨガジャーナル」にくわしい説明があります。参考までに。
ヨガの安楽座だと、1日座りっぱなしで作業をしていても肩や腰、首などがバキバキしにくいように思うのは、自分だけでしょうか。
痔に優しいことで知られるドーナツクッション。お尻にも優しいかも
椅子やシートなどを長年手がける「座り」のプロ集団・シーティングラボのコラムに、こんな情報を見つけました。
座るという行為は、お尻をぺったりと椅子の座面や床につけるものです。すると、お尻部分はうっ血した状態が続き、血液の循環が悪くなってしまいます。とくにデスクワークをしている人の多くは、エアコンの効いたオフィスで働いていることから、体の冷えを伴いさらに血行は悪くなります。
シーティングラボ「痔に優しいクッションの選び方とは?」より
痔持ちの人だけでなく長時間の座り仕事にも、ドーナツクッションは相性がいいのでは。
美容師に勧められた「世界一簡単な筋トレ」
いつも行っている美容院で、担当の美容師にその話をすると「私たち美容師も座っての施術は多いから、お悩み分かります」と。
美容師は座っていても立っていても身体に負担がかか姿勢での仕事が多そうだし、大変さは理解できる気がしますね。
その美容師さんは仕事の合間にできる「座りながらできる 世界で一番楽な筋トレ」を実践しているそうで、動画をお客たちにもおすすめしているんだとか。
トライしてみると5分で終わる動画で、本当に座ったままできてしまいます。
これなら仕事の合間にもやりやすいと毎日、1日のどこかでやるようになりました。
長時間の座りっぱなしには対策が必要かも
新幹線の3人がけの真ん中で4時間の移動をして、座りっぱなしのリスクを理解した気がしました。
日常のちょっとした工夫で、座りっぱなしのリスクを少しでも、減らしたいものですね。