1日じゅう家で仕事ができるテレワークは便利な働き方ですが、たまには外で仕事がしたいなと思うこと、ありませんか。
呼び出されてどこかへ集合するのではなくて、ふらっと一人で好きなところへ行ってぼーっとして。
1日あたりの予算はランチ込み1000円以内の、ドケチなワーケーションのアイデア。お気に召したら、試してみませんか。
ワーケーションとは
ワーケーションは、「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語。
仕事をしながら、リラックスや観光を楽しむ働き方です。
リモートワーク環境で働き、仕事と休暇を組み合わせて過ごします。新しい環境や文化、風景等を通して、仕事に柔軟性をもたせるなどの意図があります。
安定したインターネット接続など適切な作業環境が整い、計画的な時間管理が可能なら、リフレッシュ効果も含めてワーケーションは業務にプラスに働くことでしょう。
テレワークと在宅勤務の違いについて
自分も在宅勤務を始めたばかりのころは、テレワーク=在宅勤務だと思っていました。
テレワークと在宅勤務は、仕事をリモートで行うという点で共通していますが、少し違いもあります。
テレワークとは
テレワークは通常、オフィスや職場から離れた場所での仕事を指す一般的な用語。
カフェや共同作業スペース、ホテルなど、自宅以外の場所での作業も含まれます。場所を限定せずに働くという広い概念をあらわす言葉です。
在宅勤務とは
対して在宅勤務は、自宅で勤務する働き方をいいます。在宅勤務はテレワークのケースの一部と考えると、わかりやすいのではないでしょうか。
在宅勤務は、通勤時間を減らして自宅の快適な活用して仕事を効率的にする、あるいはコロナ禍のような通勤に制限のある環境下でも、勤務が可能になる働き方といえます。
気分転換を兼ねて近場で、おひとりさまワーケーションを楽しもう
公共機関や団体、大手企業などの規則でよく、自宅以外のテレワークを認めないという縛りを見かけます。
でも、もしもあなたが自宅以外でもテレワークOKなら、環境が許すときには積極的に外へ出て、リフレッシュを兼ねて仕事をしてみませんか。
この記事で紹介するのは忙しさを感じないくらい、仕事がある程度落ち着いているときに試したいテレワークの方法です。
納期が迫っていたり、複数の業務を抱えていたりして忙しいときには不向きかなと思います。
もし今、仕事に忙しさを感じている読者さんは、時間ができたときのお楽しみとして読んでもらえるととうれしいです。
予算を抑えめに、仕事しながらランチとカフェを楽しむワーケーションの1日
外でランチとカフェタイムを楽しむとすると、どのくらいの予算が適当でしょうか?
その金額を利用しての楽しいワーケーションについて、この記事では考えてみたいと思います。
ちなみに自分の場合は、多めに見積もって1000円くらいかなというところです。
1000円でランチ+カフェというとかなり限られますが、できなくはない金額というところ。例えば、
- 吉野家で牛丼の並盛
- スタバでドリップコーヒーのショートサイズ
- スタバのOne More Coffeeで、もう一杯ドリップコーヒー
ならば1000円程度で、といったテイです。限られたなかでも選択肢はいくつか、考えられると思いませんか。
自宅以外のテレワークランチ+カフェでは、使えるポイントやサービスを利用
各種ポイントやサービスを活用することで、予算を抑えつつ充実したランチやカフェタイムを楽しむことができそうです。
自分がいま利用している、ポイントが貯まるサービスは以下のとおり。
楽天ポイントを保有
楽天カードを保有して支払いを集約し月換算で毎月、約1000円分の楽天ポイントを得ています。
多くの外食チェーンでも気軽に使えて、とても便利です。
ポイントや、特定のお店で使える優待のある株式銘柄を保有
数ある株主優待のなかで、飲食店でも利用しやすい優待の主なものを挙げてみると。
- NTTの株を保有して、毎年1200円分のdポイントをゲット
- コメダ珈琲の株を保有して、毎年2500円分のコメダポイントをゲット
- サイゼリヤの株を保有して、毎年2000円分のお食事券をゲット
お店で使えるポイントや食事券などの株主優待が得られる銘柄はマクドナルドや丸亀製麺、すかいらーく系など多岐にわたります。
ただ、株を買おうすると、どうしても資金が要ります。こちら、少しずつこつこつと買い増して、楽しみを気長に増やしている感じです。
あまりお金をかけないワーケーションのアイデア
ワーケーションというと、自宅でのテレワークよりお金がかかる印象がありませんか。
ワーケーションの費用まで出してくれる勤務先だったらありがたいですが、なかなか難しいかもしれませんね。
ならば費用を抑えながら、おひとりさまワーケーションで自ら、癒しの時間を演出してはいかがでしょうか。
お住まいのエリアによって移動手段はいろいろだと思います。こちらで挙げるワーケーションプランは一例です。
それぞれのライフスタイルにあった自由なワーケーション、探してみませんか。
街ブラワーケーション
歩いて街へ出られる場所に住んでいるなら、お金のかからない「街ブラワーケーション」はいかがでしょう。
予算を決めて、その範囲で収まるように大体のスケジュールを組みます。例えば、
10:00〜12:00 スタバで作業(ドリップコーヒーのショートサイズを購入)
12:00〜13:00 買い物などを兼ねて街ブラ
13:00〜13:30 吉野家でランチ(並盛を購入)
13:30〜14:30 再び街ブラ
14:30〜16:30 スタバで作業(One More Coffeeでドリップコーヒーのショートサイズを購入)
といったスケジュールで。16:30以降は帰宅して仕事をしてもいいし、そのまま買い物をしたり、飲みに行ったりしてもいいかと思います。
スタバなどのカフェは長居しやすいですが、ドリンク1杯につき2時間くらいを目安にするのが無難なようです。
駅ナカや駅チカ、ショッピングモールでワーケーション
駅ナカや駅チカ、ショッピングモールでのワーケーションも基本、街ブラと同様です。
□スケジュールの一例□
10:00〜12:00 スタバで作業(ドリップコーヒーのショートサイズを購入)
12:00〜13:00 施設内を回遊
13:00〜13:30 吉野家などでワンコインランチ(吉野家なら牛丼の並盛を購入)
13:30〜14:30 再び施設内を回遊、買い物など
14:30〜16:30 スタバで作業(One More Coffeeでドリップコーヒーのショートサイズを購入)
ただ、車移動でこうした施設を利用しようとすると、駐車場代を気にする必要もあるかも。
その点は予算と相談しつつ、どれくらいの時間を過ごせるかについて考えてみるといいかと思います。
自宅以外でテレワークするとき、心がけたいこと
自宅以外の場所でのテレワークはいつもと違った環境で作業ができたりして、リフレッシュみがあるかと思います。
可能な範囲で積極的に、自宅の外でのテレワークを楽しみたいところ。
ただ、自宅などプライベートスペースでの仕事とは違って、少し気を配りたい点もありそうです。例えば、
- カフェチェーン等が提供するwifiを使っても大丈夫かどうか
- パソコンなどの画面から情報が漏洩してしまうリスク
についてなど思いつくことは全て、あらかじめ確認しておくと安心でしょう。
自宅以外でのテレワークをするにあたっては、安全面などを担保するために費用がかかるかもしれません。
それらの費用感についても調査し、事前にリスク回避できることは費用を惜しまず、整えていく必要があると思います。
自分の場合はノートパソコンに覗き見防止フィルムを導入したのですが、覗かれて困るような仕事は家でしたほうがいいかなと実感。
パソコンを持ち歩くのも重たいですしね。カフェなど、自宅の外での作業はスマホで済む仕事限定になりつつあります。
ほか、自宅以外でテレワークをするとき思い浮かぶ場所の典型例
2020年以降、コロナ禍のときも自宅以外の場所でのテレワークが提案されていました。
たとえば下に挙げるような場所です。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは個人や小規模企業、フリーランサーなどを中心に利用されている共同の作業スペース。働き方の多様化を受けて人気を集めています。
専用のオフィスを持たない人々に、仕事をするための場所を提供するサービスとしても知られています。
デスクや椅子、高速インターネット接続、会議室、プリンターなどの共有リソースが用意されており、効率的に仕事が進むと好評です。
場所によっては異なるバックグラウンドを持つ人々との交流が促進され、アイデアの共有やプロジェクトの協力が容易になります。
利用には料金がかかります。場所によって差がありますが、1時間あたり500円程度が目安になるでしょう。月極などで貸してくれるプランを用意しているところも多いようです。
ホテル・旅館
快適な客室やロビーが提供され、通常、高速なWi-Fi接続が準備されており、ホテルや旅館もテレワーク環境としては理想的です。
ホテル・旅館のサービスを利用すれば、食事や清掃などの手間を省けます。違う場所で仕事をすることで、新たなインスピレーションを得る機会があるでしょう。
しかし、ホテルでのテレワークには注意点も。
やはりコストがかかるため、予算を考慮する必要があります。ホテルの予約状況にも左右されるでしょう。また、他の宿泊客や外部の騒音による影響も考えられます。
ホテルや旅館はテレワークに適した場所ではありますが、予算や予約状況、環境などに注意を払う必要がありそうです。
飲食店
飲食店も通常、快適な環境とWi-Fi接続を提供しており、テレワークに適しているといえるでしょう。
食事や飲み物を楽しむこともでき、リフレッシュメントに最適です。
ただし、飲食店でのテレワークにはいくつかの注意点もあります。他のお客さんやスタッフへの配慮が必要ですし、混雑している時間帯には席の利用に制限がある場合もあるでしょう。
電源の利用や長時間の滞在については、店のポリシーに従うことが必要です。
飲食店でのテレワークは一時的な気分転換に適していますが、店のルールを守ることが大切といえるでしょう。
公共施設のフリースペース(図書館など)
図書館の閲覧室など、公共施設でのテレワークは静かで集中できる環境が提供され、通常は無料で利用でき便利です。
高速のWi-Fiや接続電源の利用ができるポイントも、少なくないでしょう。図書館などは情報にアクセスするためのリソースも豊富です。
ただ、やはり公共のスペースですので、電話や会話の音などに気を配る必要があります。
また、セキュリティ上の懸念がある場合や、機密情報を扱う際にはあまりふさわしい場所とはいえないかもしれません。
公共施設でのテレワークは静かな環境とリソースへのアクセスを期待できますが、他の利用者への配慮やセキュリティ面への細心の注意が必要になるでしょう。
カラオケボックス
カラオケボックスでのテレワークは、個室で作業できることが最大の魅力でしょう。
他の人との接触が制限され、プライバシーが確保されます。
通常は快適な座席、音楽、Wi-Fiなどが備えられ、作業環境として使いやすいです。 24時間営業のことも多く、柔軟な作業時間を設定できるでしょう。
リラックスやストレス解消に適した場所で、休息を取りながら仕事ができます。
ただ、やはり予算を考慮する必要があります。また、ビデオ会議や電話会議などのコミュニケーションツールを使用する場合、周囲の音に気をつける必要もあるでしょう。
駅などに設置されたテレワークブース
駅などに設置されたテレワークブースは、場所的にとても便利です。騒音や外部の干渉を極力抑え、集中力を維持できる環境が保たれています。
ブース内には通常、電源と高速インターネット接続が準備されており、柔軟な利用が可能です。
注意点としては、ブースの利用時間制限や予約が必要な場合があるため、時間管理が必要なことが挙げられます。
ブース内での飲食や大声での会話を控える必要があるでしょう。セキュリティやプライバシーにも配慮が必要です。
駅などのテレワークブースは、通勤途中に利用する際には非常に便利で効率的な場所ですが、利用規約や他の利用者への配慮に気を配り、効果的に活用することが大切といえるでしょう。
長距離列車のなか
新幹線にも近年、テレワークスペースが設置されています。
移動中に仕事ができるため、通勤や出張の移動時間を有効活用できると好評です。
静かで集中力を高める環境が提供され、Wi-Fi完備で必要な情報や通信ツールにアクセスできる利点があります。
ただ、予約が必要なことや走行環境によってはWi-Fi速度などに影響が出ることなどには注意が必要です。
企業や団体などに所属している場合は、所属先のポリシーやセキュリティ規定、機密情報の取り扱いなど
に注意したうえで利用する必要があるでしょう。
新幹線でのテレワークは効果的な仕事の場になりますが、事前の計画やチェックが必要になるといえます。
自宅以外のいろんな場所で、テレワークを楽しもう
テレワークは単調になりがちですが、外で仕事をすることでリフレッシュできます。
少しの時間でも自宅の外で作業をすると、気分転換になりますよ。
ぜひ、自分に合ったワーケーションの方法を見つけてくださいね。
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