在宅勤務でできる仕事とは。引きこもりライフの実践ガイド

こちら純粋な引きこもりではありませんが、近い部分がわりとあるように感じています。

出かけることにそんなに抵抗はありません。人と顔を合わせるのに抵抗があり、在宅でできる仕事を選ぶようにしています。

家族以外の誰とも接することなく1日過ごせると、とても心穏やかです。

自分のこういう性質に気づくまでは苦労しました。特に社会人になってからは、仕事でコミュニケーション能力を求められることが多くて、かなりストレスをためていました。

いまは自分の性質にあう仕事を、無理のない範囲でするライフスタイルが定着しています。

身体も気持ちも、とても楽です。

週5フルタイムで働いて、壊れかけた20代

学校を卒業したら当然就職、という空気に流されて就職活動をするも全敗。

フリーターで5年働きました。そして会社員になり残業残業、休日出勤もしょっちゅうという環境に。

会社へ行けば社員同士、出かければ取引先などとコミュニケーションする必要があり、かなり消耗しました。

でもそうしないと生活できないんだ、という先入観を持ち続けていました。

通院しながら働くこともあれば、お酒に頼りすぎて定時に出勤できないこともザラで。

どうしたら自分を変えられるんだろうと悩む日々でした。

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引きこもりには在宅勤務もハードルが高い

「できれば在宅で仕事がしたい」と当時の職場で数年言い続けたら、試験的にやってみましょうとOKが出ました。

なんでも言葉に出すのは大事かも。

晴れて在宅勤務をスタートさせ、しばらくは機嫌よく働いていました。

ただ、在宅勤務でも電話はかかってくるし、ときには出社したり、取引先の会社へ行ったりすることもあります。

通勤からすればストレスはだいぶ減りますが、引きこもりとしてはこの程度のコミュニケーションでもダメージを感じてしまうようです。

これくらいは仕方ないのかな、在宅勤務なんだし文句言えないか、と何となくやり過ごしました。

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引きこもりの人が在宅勤務を始めるなら、まずは単発の仕事からがいいかも

「引きこもりでもできるかな、在宅勤務」とお思いの方はたくさんいらっしゃると思います。

スキルがなくてもはじめられる仕事も意外と多いので、どんな仕事があるかをまずは調べてみるといいと思います

いきなり企業や団体に所属するのはハードルが高いかもしれません。

単発でできる仕事をいくつか請けて、大丈夫そうなら就職活動をして、安定した報酬を目指すと無理がないのではないでしょうか。

単発の仕事はクラウドソーシング系のサイトを見てみると探しやすい

自宅にいながらにして仕事探しができるものに、クラウドソーシング系のサイトがあります。

代表的なところでは、クラウドワークスBizseekなどがあります。



クラウドワークスには2024年現在、40万件超えの仕事が掲載されています。

「こういう仕事があるのか」と分かるから、見てみるだけでも新たな発見ができるでしょう。

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「慣れるまでは出社」の恐怖

テレワークが増えてきているとはいえ、全く人と関わらない仕事はあまり見かけません。

引きこもりのまま、完結する仕事は少ないようです。

家で仕事をしたいから、在宅ワークの求人情報を探すのですが「慣れるまで出社」「研修あり」の仕事ばかり。

在宅のみの仕事を探そうとすると、かなり間口が狭まります。

ただ、主婦向けのママワークスしゅふJOBワークなどは、子育て中の主婦人材を集めたい企業が完全在宅の求人募集広告を多く載せています。



ママや主婦でなくても登録や仕事探しはできるので安心してください。もちろん性別も問われない求人がほとんどです。

私も少し前にしゅふJOBワークで探した仕事で週3回、在宅でできる請負の仕事をしています。

ただこの仕事は1ヶ月間の研修があり、その間は出社でした。週3・半日だったので何とか乗り切って無事、完全在宅になったところです。

引きこもりでも出会えた、在宅で完結する2つの仕事

家に引きこもったまま報酬が得られる仕事を2つ見つけて、今も続けています。

不動産経営と株式投資です。

どちらも投資額が少ないので報酬も微々たるもの。それに、働けば得られる労働報酬と違って不安定です。

現状、不動産経営と株式投資をあわせて、月換算で約6万円の収入があります。

不動産はある程度まとまった資金が必要ですが、株式投資は少額からでも始められます。

少額投資について最近書いた記事があります→ 2万円台から4万円台で株主優待あり・高配当な7銘柄に買い注文を出してみる

在宅でできる仕事探しのヒントになれば、とてもうれしいです。

モノによっては引きこもっていてもできる「ポイ活」

ポイ活も、選ぶ案件によっては引きこもっていても報酬を得られます。

ステイホームの時期に無職だったので、よくやっていました。

ポイ活は、覆面調査やお店での買い物などがおなじみのイメージかもしれませんね。

確かにそういう案件が多いことは多いです。ただ、探すと在宅でできるものもあります。

案件の多いポイントサイト「ハピタス」で探すことが多いです。

webセミナーへの参加や証券口座開設・取引開始、各種不用品の買取査定、リフォーム見積など、在宅でできるポイ活案件もたくさん掲載されています

上記はほんの一例です。案件やポイントなどは日々変わります。

ポイ活はポイントだけのためにするのはNGなので、興味のある案件が見つかればその都度、するかどうか考えます。

こちらの記事で、ポイ活についてくわしくまとめています→ 無職の時こそ家でポイ活。楽しく稼げるポイントサイト6つ

引きこもりも働きたい。選考されるのではなく「こちらが選ぶ」在宅ワーク探し

仕事を探していると、まずは企業などの採用担当者とやりとりをする必要があります。

これもかなりのストレスで、メールの送受信だけでもけっこう消耗します。

なかにはものすごい圧力の文面で送られてくることもあったりして、それだけで心のアラートが点滅する感じです。

最近ではやりとりに少しでもストレスを感じたら、その時点で辞退することにしています。

「選ばれるのではなくこちらから選ぶ」という姿勢で仕事を探すと、少し気が楽です。

「これは無理かも」と思ったら、すぐに仕事を手放す勇気を

最近、著名人の方などが自ら旅立ってしまうニュースを見て心を痛めている方は多いと思います。私もそのひとりです。

周囲の期待に応えようと頑張りすぎて、メンタルが追いつかなくなったのかなと勝手に想像してしまいます。

同時に、明日は我が身というのも正直なところ。自分だけでなく身近な家族がそうなることだって可能性がないわけではありません。

仕事などで「これは無理」と少しでも思ったら、すぐに逃げてください。自分を守るのは自分しかいません。

代わりの仕事はいくらでもあります。時間はかかっても、また新しい在宅ワークを探しましょう。

自分も少し前、研修を全部終えたところで「やっぱり無理なんで辞めます」と辞退した仕事がありました。

こちらの採用や研修にかかったコストを考えて、研修中の報酬も辞退しました。

後悔はしていません。収入が想定より少なくなってしまいましたが、時間ができたと前向きにとらえています。

時間がたくさんある人のことを「時間富豪」というそうです。しばらくは富豪の生活を楽しもうと思っています。