筆者が通っていた学校にも「就職課」がありました。履歴書の書き方や面接のノウハウを学ぶ場所です。就職の相談にも乗ってくれます。
でも思えば「退職課」は、ありませんでした。そういう課がある学校って見かけません。
いったん就職してしまえば、その先の人生はすごく長いのに。
- 辞めたくなったとき、どう答えを出すか
- ずっとフルタイムで働くか、どこかで働き方を変えるか
- 一生を終えるまでの生活を、いかにして成り立たせるか
といった「出口」については、教わらなかったですよね。
就職という入口だけ案内されて出口がないのは、考えてみたらかなり恐怖です。避難表示のない建物みたいで。
働き始めて初めて「このままでいいのか」と考える場面が出てくる
働き始めると、ほんとにいろいろな問題が出てきます。

仕事を続けるか迷ったり、結婚や子育てとのバランスに悩んだり、環境を変えたくなったり。
そういうとき「どう判断すればいいのか」の指標は、ゼロに等しいです。
筆者自身も、なんとなく会社員になったものの、違和感を抱えて働いていました。
当時は「会社勤めしないで生きる」なんて、普通の人間にはできないと思い込んでいました。
でも、少しずつ「生活を軽くする(固定費を削る)」ことと「複数の小さな仕事」を組み合わせることで、20年くらいかけて今の生活にたどり着きました。
遠回りした+かなり悩んだ感がありますが、今とても満足しています。
振り返ると必要だったのは「就職する力」だけではなく「そこでどう働くか、どこまで働くかを自分で決める力」だったのかなと。
この記事では学校で教えてくれなかった「働き方」について、実体験をもとに、できるだけ具体的に整理します。
結果も知りたいけど、過程をもっと知りたい
高校や大学では、卒業生がどんな企業に就職したか、何人が公務員になったかなどの統計を公開しています。

就職後にどうしているかは、卒業生(OB/OG)訪問などで知ることができます。
でも、卒業生が定年まで働いたかどうか、あるいは新卒で入った会社を辞めてどうしたかを調べるのは難しいでしょう。
どう成功したか、どう失敗したか
世の中にある情報は「成功事例」が圧倒的です。
失敗例は、個人的なクチコミによるところが多いのではないでしょうか。

成功事例はモチベーションを上げてくれますが、失敗例は身に染みます。そして面白いです笑。
筆者も、怪しい副業に手を出しかけたり、投資で200万円溶かしたりといった小さな失敗をたくさんしました。
そういう失敗をしたから「本当に稼げる仕事」「自分に合った働き方」が分かり、雇われないで生きています。
失敗したとき、どう立て直したかが具体的に分かると「こういう生き方でも大丈夫だった人がいる」と勇気がもてるように思います。
なぜ「働かないで生活したい」と思うのか。その気持ちの正体は
たとえば「働きたくなくなったら、どうすればいいのか」。
少し極端に聞こえるかもしれませんが、多くの人が一度はぶつかる問いだと思います。
筆者も「働きたくない」という気持ちを長い間、漠然ともっていました。
でもそれは、働きたくないわけではなかったと、だいぶ後になってから理解しました。
「働きたくない」の正体は、働き方の種類をあまり知らなかった=自分にあうお金の稼ぎ方が分からなかった、ということでした。
自分にふさわしい稼ぎ方を模索してみる
筆者は「いきなり働くのをやめる」のではなく、サラリーマンのまま少しずつ、副業や投資による収入を模索しました。

失敗ばかりで、遠回りの連続でした。
それでも結果的に「この働き方は無理がなさそう」「これくらいあれば生活できる」というラインが見えてきました。
たくさん稼ぐことではなく、生活を軽くすること。そして、労働以外の収入を少しずつ重ねること。
そうやって組み合わせていくことで、働き方は思っていたよりも自由に調整できると感じています。
・いくらあれば生活は成り立つのか
・労働収入を減らすと、どんな悩みや不安が出てくるか
・実際にどうやって収入の形を変えていくか
を考えつつ「少しずつ選択肢を増やしていく」イメージで動いてました。
「いきなり仕事を辞める」のはリスクがある?という考えからです。でも振り返ると「辞めてから考える」ほうが早かったかも。
結果、金銭的リスクと引き換えに、時間的リスクを多く費やすことになりました。
別の働き方を試してみる
この記事を読んでくれているあなたはおそらく、
- もう働きたくない
- 定年までは無理そう
と思っているのではないでしょうか。
現状を目の前にすると、すぐに仕事を辞めて別のことを、とは考えにくいかもしれません。
でも「こんな稼ぎ方はどうか」とか「副業をもってみようか」と模索することは、できるのではないでしょうか。
筆者もいろいろな働き方・稼ぎ方を模索しました。
そのころのことを、隙間時間で稼ぐために考えた27の副業のうち、収益を出し続けている4つの仕事という記事に書いています。
「こういうお金の稼ぎ方なら、できるかも」の成功体験を
「働きたくない」と思うことは、おかしなことではありません。

それは怠けたいのではなく「今の働き方が合っていない」というサインだと思います。
筆者自身もそうでした。
少しずつ働き方や収入の形を変えていく中で「こういうやり方もあるのか」と選択肢が増えました。
いきなり仕事を辞める必要はありません。まずは小さく試してみること。副業でも、別の収入の形でもいいと思います。
働きたくないという気持ちを「知らなかった世界を探す一歩」と前向きにとらえて、新しい道を探してみませんか。
その一歩が、これからの人生を大きく変えるかもしれません。
ただ、もし今、心や身体に負担を感じているなら無理はしないでください。
あなたの人生や健康より大事な仕事は、この世にひとつもありませんから。

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