お金をなるべく使いたくない。家の中でできる節約と小遣い稼ぎについて

物価高がまだ、しばらく続きそうです。なるべく使いたくないですよね、お金。

こちら近年、忙しく働いていないこともあり、出費せずに面白く過ごす日々が板についてきた感があります。

「お金をあまり使わなくても楽しく暮らせる」というのはたぶん、本当です。必要なものだけ選ぶ生活には、独特の心地よさがあります。

家のなかの不要なものや習慣を見直すと案外、生活がスリムになる印象です。

筆者がテレワークのかたわらで試して、割とうまくいった「家のなかでのコストダウン」を、在宅での小遣い稼ぎとあわせてご紹介します。

家の中でかかるお金はわりと、減らしやすいかも

お金をなるべく使わないようにするには、家でかかる出費を減らすのが手っ取り早い方法です。

おそらく誰に相談する必要もなく、いますぐ始められるでしょう。

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お金をなるべく使いたくない。まずは食費から

食費はわりと、減らしやすい生活費のひとつでしょう。

主食を確保して、あとは都度、そのとき安く買えるものを調達するといいようです。

ここのところ、米が高いですよね。米はふるさと納税で調達すると安く済みますが、人気があるのか、なかなか届かないことも多いみたい。

乾麺のパスタや何食かパックになったうどんのほか、米粉や小麦粉などもリーズナブルな主食になります

カップ麺や袋麺は便利だけど、やや高いです。納得のいく値段で売っているときにたくさん買って、ストックしておくといいと思います。

食べものの値段は、よく変動しますね。店に行って確かめてもいいし、ネットスーパーで価格比較すると、いま安い食べ物の把握が楽です。

【暇な人向け】手作りも、お金をなるべく使わない方法のひとつ

筆者はあまり料理が好きではありませんが、簡単でコストダウンになるものに限って手作りします。

水と粉を混ぜてレンジで温めるだけのパン(↓)のほか、

温めた液体に粉寒天を溶かすだけのゼリーも重宝しています。両方とも低コストなうえ、

  • パン:チーズや卵を挟めばサンドイッチにもなる
  • 寒天ゼリー:牛乳やコーヒーで作ると腹持ちがいい

ということもあり、よく作ります。

手作りパンのコスパ。粉と水だけで作るといくら?(レンチン3分蒸しパン)

材料さえあれば今すぐ簡単に作れる、パンと寒天ゼリーについて

パンは、60gの米粉か小麦粉に3gのベーキングパウダーを入れる→固めの半液状になるまで水で混ぜて500wのレンジで3分温める

だけでできます。600wなら2分半、700wでは2分。ゆるいときは10秒ずつ追いチンします。

砂糖5〜10gを入れると、ほんのり甘いパンになります。水を豆乳や牛乳にしたり、米粉・小麦粉を1/4程度、きなこや抹茶にするとバリエーションが出ます。

寒天ゼリーも手軽です。

温めた液体200〜250ccに対して1.5gの寒天を溶け残りしないように混ぜる→冷まして冷蔵庫で固める

だけでOK。牛乳やコーヒーで作るなら、10〜15g程度の砂糖を入れると食べやすいです。

下の写真は温めた牛乳200ccに粉寒天1.5gと砂糖10gを溶かして、冷蔵庫で固めた牛乳寒天です。製菓用のチョコチップを少し散らしています。

ジュースで作っても美味です。パンは米粉がスーパーで安く手に入ること、ゼリーは寒天で食物繊維が取れるのでは、という理由から作るようになりました。

無理に食費を切り詰めるのはやめよう

節約が簡単にできるとはいえ、食べるものをギリギリまで節約するのは辛いです。

本当にお金がないとき、筆者は食べる量をかなり減らしました。米ともやし、カイワレ大根で過ごした結果、体調を崩したことがあります。

通院して、節約にならず悔しい思いをしました。

食費の節約は、辛さを感じるところまではしないでください。楽しく取り組めるラインを、自分なりに探してみましょう。

日用品費も減らしやすい

日用品費も家の中での出費では、コストダウンしやすいもののひとつでしょう。

なかでも消耗品は特に。例えば、

  • 床掃除用シート→メーカー品でなく100均のものや、古いTシャツなど薄手のボロ布に
  • 消臭剤→飲んだ後の茶殻やコーヒーかす
  • 食品保存用ケース→味噌や豆腐の空きケースなど(よく洗う。壊れたら捨てる)
  • 小物収納ケース→綿棒の空きケースなど(壊れたら捨てる)

と、いったところです。

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ごみを減らしてみる

ごみを捨てるための袋もタダではないんですよね、世知辛い。ごみを減らすことも、地味ながら節約になります。

我が家では最近、生ごみを冷凍して溜まってきたら家庭菜園の肥料にしています

小さい家庭菜園だから生ごみは余ります。使わなかった分は冷凍した状態で、ごみ収集に出しています。

卵のカラや野菜くずなどは冷凍するとパリパリになって、つぶしやすくなります。写真のように袋に入れて、冷凍するだけです(↓)。

つぶすとかさが減って、ごみ出しに使うビニール袋の節約になります。

冷凍することで、ごみの臭いが減るのもうれしいです。

家の中でも、資源として捨てられるものは意外と多い

我が家では冷凍保存する卵のカラや野菜くずのほか、家庭ごみにはプラスチックや空き缶、空き瓶など資源として捨てられるものも意外と多いように思います。

自治体にもよるところですが、資源として処分できるものをごみにせず分けるのも、地味な節約方法のひとつでしょう。

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お金をなるべく使わない生活を支える、無理のない働き方

お金をあまり使いたくない気持ちをもつ人は、あまり働きたくないという気持ちも持ち合わせていませんか。

筆者もそのひとりです。

とはいえ全くお金がないと生活しにくいので、在宅でできる仕事でマイペースに、忙しさを感じない程度に働いています。

時間に余裕があると、家のなかの問題点に気づきやすい

忙しかった遠い昔を振り返ると、家のなかのことまで目がいきにくかったように思います。

汚部屋に暮らして、冷蔵庫に何があるかを確認する余裕もなく食べ物をよく腐らせていました。

今は、忙しいと思うことはほぼありません。家を住みやすい状態にキープしたり、冷蔵庫のストックを把握したりという気持ちの余裕がもてて快適です。

仕事を減らしすぎたときの対策

忙しくしたくないという気持ちから、仕事を減らしすぎることがよくあります。

そんなときのために単発で、在宅でできる仕事をいくつか把握しています。

家でできる単発の仕事を探す

単発バイト専用のアプリを使うと、単発でできる仕事はとても探しやすいですね。ただ、そうしたアプリだと、在宅の仕事はあまり見つからないようです。

「今月もう少しあるとうれしい」というとき、筆者は自宅でできる覆面調査案件をよく探します。

覆面調査というとお店などへ出向いて、サービスや料理などのチェックをする仕事がよく知られていますが、在宅でできる案件も意外に多いです。例えば、

  • 金額査定:持ち家やブランドもの、骨董品などの査定
  • 各種相談:生命保険や老後のマネープラン相談など

といった、オンラインサービスの覆面調査をよくしています。

こういう覆面調査はお金をなるべく使わない日常を支えてくれるうえに、知らない世界をのぞくきっかけにもなって、楽しく取り組めるように思っています。



覆面調査の報酬はポイントで支払われることが多いようです。ポイントは現金のほか、デジタルギフトなどにも交換できて便利に使えます。

【結論】もう少し狭い家でもいいかも

お金をなるべく使いたくないと思いながら生活していると、そういう毎日に慣れてくるようです。

本当に必要なものにしか使わないし、家にあるものを何かの代用にしたり、積極的に捨てたりするから家のなかが広々とします。

冷蔵庫が小さくなったり服の枚数も減ったりして、気になっていた家の狭さが気にならなくなり、もっと狭いところでも暮らせるのでは、と思えてきます。

ものを持たなくなれば便利な場所で狭小住宅に住めそうだけど、地方の広々とした家で、動植物と暮らすのも楽しそう。

お金をなるべく使いたくない気持ちをもったおかげで、将来の選択肢が増えたかもしれません。