
在宅ワークで時短したつもりでいたけど、出社してた時より働きすぎてる?という人、いらっしゃいませんか。
対面でのコミュニケーションならすぐに済むことをメールやチャットでやりとりしたり、テレビ電話の不具合に悪戦苦闘したりすると、時間はすぐにすぎてしまいますよね。
筆者もテレワークを始めたばかりのころは、普通に仕事をしているだけなのに、気づいたら夜中ということもよくありました。
在宅勤務で、働き過ぎていませんか
オーバーワークかも?と感じた時は「なんのために働いてるんだっけ?」と考え直すようにしていました。
在宅勤務だと、実際の労働時間が通勤時より長くなることはよくあるようです。
働き過ぎになりやすいテレワークでは、ときには仕事の自制が必要かも
こちら、ここ数年は「生きるのに必要な分だけ、最低限働く」という姿勢で仕事をしています。
通勤からテレワークに切り替わったころ、本業(会社員)のかたわら、いくつも副業をしていたことがあります。
自分の市場価値を知りたかったのと、本業でパワハラに遭っていて「いつ辞めることになっても困らないように(いつでも躊躇なく辞められるように)」という気持ちからでした。
そうした事情があり、本業・副業あわせてテレワークながら、オーバーワーク気味に働いていました。
人によって働きすぎる理由はいろいろだし、そのとき置かれている状況でも「なぜそんなに働いているか」というのは、違ってくるのかもしれませんね。
どんな理由であれ、働き過ぎは心身に危険を及ぼします。オーバーワークを感じたら、意識的に仕事を減らそうと考えるのも、大事なのではないでしょうか。
不要なタスクを減らして効率化「その作業、本当に必要?」
「よく考えたら、やらなくてもいいかも」という作業は意外と、身の回りに多いように思います。
気づいたところから要らない仕事やモノをひとつずつ減らしていくと、仕事にかけていた時間もだいぶ減りますね。
まずは仕事周りのいろいろなこと、モノを「減らす」意識を
筆者も、ひと昔前まで六畳一間が埋まってしまうような機材・書類の中で夜遅くまで仕事をしていました。
今は小さなちゃぶ台とA4の書類入れ一つという環境で、働く時間も1日のうち半日程度です。
狭いアパート暮らしですが、もっと小さい部屋でも大丈夫かもしれません。
労働時間も減らして、考えごとをしたり本を読んだりする時間を増やす方向で、知恵を絞りたいところです。
モノが減ったら、時間管理もしたい
仕事周りのモノのごちゃごちゃが減ったら、時間管理も意識して働き過ぎから、ショートワーカー?を目指したいところです。
25分作業したあと5分休憩、また同様に作業・休憩という時間割を繰り返す時間管理法「ポモドーロ・テクニック」などを活用して、休憩時間を意識的に、労働のなかに組み込むことから始めるといいようです。
テレワークでの時間管理について、ポモドーロ・テクニックで在宅ワークや勉強を充実させようという記事にまとめています。こちらもよかったら、お楽しみください
この仕事は人の役に立つか?という視点で、本当に必要な作業だけに集中
以前、うっかり請けてしまって反省した仕事があります。
コンビニや量販店で買ってきた新商品を褒めちぎる仕事です。「美味しくないものを美味しいと言う」的な。
「紹介する」ならいいんですが、褒めちぎるのはどうも性に合わなくて早々に辞退しました。
こちらが「褒めちぎった」情報を真に受けて、それを買ってしまう人がおそらくいたと思います。
さらに、発注側はこちらに対してなかなか厳しい態度で「仕事をしている人が楽しめない?」という環境だったことも記憶しています。
「誰か一人でも喜んでくれたり、役に立ったと思ってくれる人がいる仕事をしないと」と、割と本気で反省しました。
自分に合った仕事や働き方を知る
振り返って考えてみると、会社員のころは朝、出社して夕方まで仕事をするのを当たり前のように思っていました。
忙しく働いて体調を崩したりすると「自己管理ができていない」と自分を責めたりもして。でも、その働き方・考え方は間違っていたと今、はっきりわかります。
オーバーワークを防ぐために。働き方を調整して、心と体のバランスを
現状は、生活できるギリギリの仕事量を超えないように働いています。
本を読んだりSNSを見たり、平日の昼間に出かけたり、こうしてコンテンツを書いて配信しても、時間的・気持ち的な余裕があります。
テレビを見ながらご飯を食べてお酒を飲んで、寝るまでゆっくりするのが日課です。
翌日も仕事を始めるのはお昼近い時間だから、朝起きてからしばらくは、のんびりします。
時間に余裕ができると、気持ちもだいぶ楽になります。
そういう生活をしてみて考えたことを「40代でフルタイムはきついから。働く時間と年収を1/3にして分かった大事なこと」という記事にくわしく書いています。
こちらもぜひ読んでみてください。働き方や生活を変えようかな、と思っている人の参考になればうれしいです。
※この記事で述べたのは、個人の体験による感想と意見です。心身に不調を感じている場合は、すぐに専門家の診断をあおいでください。無理は禁物です