「やりたくないこと」を手放す30代からの引き算ライフ。在宅ワークで機嫌よく働く現実的工夫とは

生活設計

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日本で生まれて学校へ通って、会社に就職して何十年も暮らしていると、

  • わがままを言ってはいけない
  • 皆と同じようにしなければいけない
  • 言われたことを言われたとおりにしなければいけない

という暗黙のルールがあるように思います。このルールを守って社会になじむことで、時間を守れたり、字が書けたり、計算ができたりして、学校・会社といったコミュニティに参加できます。

そうしたことを一応クリアして数十年が経ち、ふと振り返ってみると。

「やりたくないのにやっている」仕事やライフスタイルが、生活のなかには意外と多いことに気づかされます。

30代で通勤から在宅勤務(テレワーク)に切り替わって気づいたこと

筆者も、会社員として働いていたことがあります。

就職してだいぶ時間がたった30代の中ごろ、通勤から在宅勤務に切り替わりました。

長年、在宅勤務したいと思っていたこともあり、本当に嬉しかったです。

在宅に切り替わると通勤時間がなくなったり、ほぼ一人で業務に当たれたり、疲れたら数分昼寝できたりといった小さな自由がいくつかあります

でも、同じ仕事をしていれば基本的には同じです。

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在宅で仕事ができることは、介護・子育てにはかなり有利

ただ、筆者の実感として「介護や子育てには、在宅勤務はプラスに働く面がある」というのは大きかったように思います。

お迎えの時間に間に合わせられる、心配な時はそばにいられる、というのは大きなメリットでした。

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在宅ワークになってみて、勤務先との距離を感じるように

筆者が勤務先から在宅ワークを命じられたとき、そうでない人たち(=通勤の同僚や先輩・後輩たち)のなかには、その辞令をよく思わない人たちもいました。

在宅ながら、気持ち的に職場での居心地の悪さを感じるようになりました。

「自分の居場所は、もしかするとここではないかも」という気持ちがだんだん大きくなり、在宅で勤務先の仕事をこなすかたわら、副業でいろんな仕事を試し始めてみると。

会社勤めだけしていたころには知らなかったこと、分からなかったことに直面して、視野が広がりました。そんなふうに数年過ごすと、

  • もう、会社勤めしなくてもいいか
  • フルタイム勤務も必要ないかな

と、当時の日常生活のなかで「いらないもの」が可視化されてきました

すでに在宅ワークをしていて、通勤や不要な人間関係も、できるだけゼロに近い形になると嬉しいことも分かりかけていました。

そんな折、勤務先がつぶれることに。ノー会社勤め、ノーフルタイム勤務を試せるいい機会かもと、失業手当をフルで受給し終えたあと、思い描いていたワークスタイルを実践することにしました。

まず、正社員でない働き方を選んでみる

朝から夜まで働いて、ときには残業や休日出勤もある暮らしを長年続けてきて、正社員でなくなればそれらから解放されるのかなと、派遣やパートの仕事をしてみました。

たしかに、こうした働き方は、時間通りに終わって本当に楽です。

ただ派遣は有期契約であることや、パートは雇用が安定しない(景気の影響などを受けやすい)といった側面を知りました

時給をもらうパート勤務は「いくらで、どれくらい働くか」の調整をしたほうがいい

時給で働くようになると、自分のなかに「こんなに長時間でなくていいかも」「もう少し時給がほしい」といったニーズが生まれます。

そうしたことに折り合いをつけながら、いくらで、どれくらいの時間働くか見極めるのには、少し時間がかかるかもしれません。

勤務先のニーズとこちらの希望が合わなかったりすれば、他の職場を探す必要も出てくるでしょう。

実際、筆者も時給いいめの派遣労働より、少し安いけどシフトや休みの自由なパート勤務のほうが働きやすかった感があります。

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フルタイムや通勤を手放して分かった、人生で一番不要だったこと

フルタイム勤務や通勤、不要な人間関係を手放してみると、一番いらなかったことが見えてきました。

それは「他人の目を気にすること」です。

フルタイムでもなく通勤もしていない=在宅で無理のない時間だけ働く、という選択をすると、人の目を気にしなくて良くなります。

基本的に通勤着はいらないし、どんな外見をしていても自由です。

家の外で誰かと顔を合わせることがない限り、臭いのする食材を避ける必要もありません

学校や会社などに在籍していたころは少なからず、人の目を気にする必要がありましたが、現状ではそれがほほゼロになりました。

やりたくないことを手放して、お金を稼ぐための「現実的な工夫」

フルタイムや正社員を手放すと、収入は減ることが多いでしょう。筆者の場合は、フルタイム時代の1/3程度になりました。

それでも、不安なく機嫌よく暮らせているのは、いくつかの工夫を掛け合わせているからです。主に、

  • 生活コストのミニマル化: 手抜きでも毎食自炊したりポイ活を活用したりして、出ていくお金を減らす
  • ストレスの少ない在宅ワークを選ぶ: 人間関係が最小限で済む仕事をマイペースにこなす
  • 将来の財産を仕込む: 不動産所得や株式投資の配当・優待などを少しずつ増やす

と、いったことです。一度に全部やるのは難しいですが、ひとつずつコツコツ積み上げていけば、まとまると大きな資産になります

のんびり暮らしながらお金を稼ぐアイデアについては、45歳から始めたセミリタイア生活のリアル。週3在宅から「月2〜3回」へ至った現在という記事にまとめています。

「好きにしていい」の線引き

自分にとって要らないことを一つずつ減らすと、心地いい生活空間に近づきます。

ただ、なんでも好きにしていいかというと、そういうことでもありません。例えば、

  • (職場の)飲み会に残業代は出ますか
  • 往復の時間が無駄になるから、1日も出社したくありません
  • 人が握ったおにぎりは食べられません

といった、たびたび話題になる発言の類は、しないほうがいいと個人的には思います。

迷ったときは「それを言う(する)ことで困る人、悲しむ人がいるか」を考えると、よいのではないでしょうか。

自分の「やりたくない」を通すあまり、相手が困る・悲しむという想像力を忘れたくないと思います。

参加したくない飲み会や出社したくない職場を避けるには、誰も傷つかない理由を用意すればいいし、人が握ったおにぎりを食べたくなければ、そっとしまって自宅で処分すれば、誰も困らないし悲しまないでしょう。

世の中と折り合いをつけて納得のいく生き方ができるように、少しずつ調整して、心地いい暮らしを探したいものですね。

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