あまり働かない人の豊かな暮らし。小さな幸せを感じる生き方について

勤務先がつぶれたあと再就職せずに、あまり働かない道を選びました。

必要最小限の収入を得て、のんびりとした生活を続けていると、見えてくることがいろいろあります。

あまり働かない生活では、身の回りの小さな幸せに気づきやすい

「今日は天気がいいな」とか「よく眠れた」とか、働いていたときは意識しにくかった日常の小さな喜びをいくつも、感じるようになりました。

すかいらーくアプリのクーポンを使いました

写真は誕生日月に食べたソフトクリーム。クーポンをたまたま見つけて、おいしく食べました。

ドリンクバーをつけて300円。いいバースデーです。

毎日こういう小さな喜びがたくさん見つかるのは、時間と心にゆとりがあるからだと思います。

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会社員のころは贅沢をしても、あまり満たされなかった

会社員のころは忙しく働いて、たまの休みにはいいホテルに泊まったり、グリーン車で旅行したりしていました。

そういうお金の使い方は特別感があるのですが、楽しいのは一瞬。

贅沢な時間が終わるといつも、夢から覚めたような気持ちになっていました。

帰省や旅行のあとの何ともいえない、あの気持ち

「明日からまた会社か」というあの、何ともいえない気持ち。

休みの日が楽しくてもそうでなくても、休み明けの朝はいつも、どんよりした気分でした。

「リフレッシュしたし今日から張り切って、いい仕事しよう」と思えたことは、一度もなかった気がします(^_^;)

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「あまり働かない人」の生活について

あまり働かない人になった筆者の生活は、とてもシンプルです。

気が向くと出かけることもありますが、ほとんど家にいて必要最低限の仕事や家事を、陽のあるうちにします。

有り余る時間を使って、本を読んだり動画をみたり、酒を飲んだりして眠くなったら寝る暮らしです。

あまり働かない人の時間の使い方

仕事に費やす時間は日によってバラバラ。平均すると1日のうち3、4時間ほどです。

会社員としてフルタイムで働いていたころに比べると生活に、いいリズムが生まれたように思います。

20年近くサラリーマンだったからか、自分の好きなように使える時間がたくさんあることを、とても尊く感じます。

1分1秒を大事に、過ごすようになりました

必要なものだけで十分に満たされる

家にいる時間が長いこともあり、衣食住のうち着るものにはほとんど、お金がかかりません。

食べるのも自炊が基本で、作る時間もたっぷりあるからコストは少なめ。

外食もします。クーポンを使ったり、ハッピーアワーの時間に行ったりして、安く済ませます。

「こんなに安くおいしいものが食べれた!」というときは、とてもうれしいです。

高いお店に行けば満たされる、ということではないように思います。

あまり働かなくなってみて、自分が心地よく生きるのに必要なものは、そう多くないことを知りました。

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あまり働かない人になってみて見出した、新しい価値観

会社員として働いていたころは仕事が中心の生活だったし、常に成果を求められていました。

納期を守るとか、ノルマを達成するとか、売上を伸ばすとか。同時にしないといけないことがたくさんあって。

あのとき「やらないと!」と思っていた仕事で、本当に必要だったことはもしかすると、なかったかもしれません。

「結果」よりも「過程」

仕事をあまりしない生活では、結果を求められる場面が少ないからか、目の前のものごとに熱中できます。

結果を気にせず、過程を楽しめるからでしょう。

仕事をしない生活に慣れると、毎日の小さな満足を積み重ねることの心地よさがだんだん分かってきます

あまり働かない人になると、社会的なプレッシャーから解放される

サラリーマンのころは勤務時間も決まっていたし、仕事を抱えてそれなりに責任もあり日々、プレッシャーを感じていました。

いまはそうしたプレッシャーはほぼ、皆無です。

強いていえば、数少ない仕事の中に締切がある程度。ストレスも、ほとんどありません。

働くべき、という思い込みを手放した

学校を卒業して社会人になるときから「働くのは当然。フルタイムでなければダメ」という、世の中からの影響を大きく受けていたのは、筆者だけではないでしょう。

今は、こうした考えから解放されています。自分のペースで生きることは難しくないし、何より、とても楽しいです。

必要な人間関係だけを残す

働くことで生まれる人間関係のストレスは、なかなかのものです。

自分にとって本当に大切な人間関係が分かると、余計なストレスを感じずに済みます。

サラリーマンのころのストレスの大部分って人間関係ではなかったかなと、今にして思います。

いったんゼロに近づいた収入を、少しずつ上げてみる

仕事をしないと、当然のことながら収入が減ります。

「必要な分だけ働けばいい」と思って働かない人になったものの、最初は塩梅がよく分からず、フルタイムに近い働き方をすることもありました。

でもそれでは、思っていたのと違う生活になってしまいます。

労働に費やしていた時間を少しずつ、別の稼ぎ方にシフトしました。

基本、働かない。細々と続けている労働を減らしながら、収入を上げる

会社員でなくなって最初に選んだ仕事では週4日、労働していました。

希望の生活と違うことを実感し、少しずつ、労働に費やす時間を減らすことに。

さらに働かない人を目指して、雇われない・請け負わない

企業や団体などに雇われたり、仕事を請け負うのではなく、自分の裁量でお金を稼げれば。

そう思いながら会社員時代から「不労所得」を模索していました。

不労所得にもいろいろあり、試せるものを全て試した結果、自分にあう不労所得の稼ぎ方が少しずつ、みえてきました。

不労所得とはいえ、何もしないで稼げるわけではない

筆者の場合、労働報酬のほかに現状、株と不動産による収入があります。

どちらも、不労所得の典型といえそうな仕事です。

たしかに株や不動産は時間の縛りがないし、どこかへ所属する必要もありません

ただ、資産を目減りさせずに報酬を発生させる工夫や戦略が必要です。

こうしたノウハウを身につけるのに、筆者は割と時間がかかりました。

どちらもある程度、まとまった収入を得るのに10年程度かかっています。それに、現状得ている収入が持続する保証はありません。

それでも、楽しさを感じながら取り組めているから、続けています。

労働にかける時間をゆっくりと、確実に減らしていく

株と不動産の収入が増えてきたところで、労働に費やす時間を徐々に減らし始めました。

現状では週に2、3回、3〜4時間テレワークでの労働が基本。マイペースに取り組んでいます。

自分らしいペースで生きる人がもっと増えたら、世の中はもう少し平和になるかもしれません。

あまり働かない生き方で感じる心地よさや自由を大事に思う考え方、そして無理せず生きることの楽しさが、1人でも多くの人に伝わりますように。

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