こちら近年、家でのんびりと仕事をする日々です。
ところが数日前、朝早い時間に家から遠いところへ行く仕事があり、緊張で前日からソワソワしていました。
当日を迎え、電車が遅れたらという不安もあり早めに出て、電車に揺られること2時間。
帰るころには疲労困憊。お腹が空いているけど、作る気力はゼロです。
スーパーで弁当でも買うか、と思い最寄りの店に寄るも、選ぶのすら面倒で。
そんなときに食べるものって、だいたい決まっています。
とりあえずお湯を沸かしてカップラーメンやカップスープを
こういうとき、助かるのはやはりカップ入りの麺やスープ、味噌汁の類です。
飽きずに食べられるように、家にストックがあると楽。
安い時に種類・数を多めに買っておけば、そのときの体調や気分で食べるものを決められます。
個包装の餅をいれると満足感がぐんと上がる。2個入れれば満腹に
お正月に向けて買っていた餅が余るという、年明けあるある。
余ってた餅をカップのカレーうどんに。少し食べ進めてから入れるといいようです。
かなり豪華な即席メシになります。この日は2個入れ+牛乳プラスで大満足でした。
餅は賞味期限が長いから、食べないで忘れて「これいつの正月に買ったやつ?」ということにもなりがちですね。
正月以外は影が薄まりがちな餅。ご飯作るの疲れたし、カップ麺でいいやと思ったときには意外と頼れる存在です。
カップ麺やスープの汁を吸った餅、疲れた身体と心にめっちゃ沁みます。
餅はレンチンすればすぐ柔らかくなって便利
火にかけて焼いたり、煮たりしようとすると面倒くささを感じてしまう餅ですが、レンチンすればすぐ柔らかくなります。
レンチンした餅は、そのまま醤油と海苔で食べても、ふつうにすごくおいしいです。
でも、ご飯作るの疲れたときは海苔や醤油を出すのもおっくうかもしれませんね。
レンジで温めた餅、カップ麺に入れて食べてみませんか。
餅のレンチンは500Wで40〜50秒を目安に
我が家のレンジでは、餅1個を500Wで40〜50秒温めると中まで柔らかくなります。参考までに。
餅の幅よりやや大きめに切ったクッキングシートの上に載せて温めると、ひっつきを防げます。餅を濡らして食品用ラップに載せて温めても大丈夫です。
レンジ用のシリコン製餅シートなどに載せるとさらにラク。
ちなみに餅は、ふつうの皿にそのまま載せて温めると盛大にこびりつきます、そこだけご注意を。
※ラップは商品によって耐熱温度・使い方に違いがあります。使うときは確認してください。
あらゆる味になじむ餅。たまごを入れたらさらに◎
個包装になっている餅は賞味期限が長いし、常温で放置しても劣化がすごくゆっくりで、扱いやすいですね。
レンジで温めさえすれば食べられるから、常備していると本当に重宝します。
カップの麺やスープだけでなく、粉をお湯で溶くタイプの味噌汁やコーンスープなどに入れたりしても。
さらに、たまごが入れば最強です。
スイーツにもなる餅
板チョコを乗せたり、きな粉や砂糖をまぶしたりするとおやつにもなります。
ホットチョコレートやココアに入れたりしてもおいしい。
ただ、甘くするとつい食べすぎますね、やっぱり。
パックご飯もすごく便利
ご飯作るの疲れた、というときにはパックご飯も常備してあると便利です。
餅同様、レンチンすればすぐ食べられます。
本当に、家に何もなかったとしても塩をかければおいしく食べられます。
ふりかけの類があれば、疲れていてもお腹が空いていたら1パックでは足りないかもしれませんね。
鮭フレーク、塩こんぶなどを活用
最低限、塩やふりかけがあればパックご飯も、疲れてご飯作りたくないときの強い味方です。
鮭フレークや塩こんぶなどを用意したら、もっとぜいたくな一食になるでしょう。
納豆や焼き海苔、なめたけなどいくつかバリエーションがあるとしばらくは、目新しさを保てます。
ご飯作るの疲れたけど、ほんの少し余力がある場合
ご飯作るのに本当に疲れていて何もしたくない時はカップ麺やパックご飯に頼りたいですが、そればかりだとやっぱり飽きてきます。
少しは何かできそうな余力があるときは、パスタやパンを作ってみませんか。
パスタと粉末スープ
パスタはフライパンひとつでできてしまう料理だから、自分もよくやります。
乾麺のパスタは、小さなフライパンでも2つ折りすれば入ります。冷蔵庫に残っている野菜やきのこがあれば一緒に入れましょう。
材料と少しの水と小さじ2ほどの油と一緒に加熱して、水がなくなったら醤油やケチャップ、味の素などで適当に味を整えれば食べられます。
面倒なときは、松茸の味お吸い物などの粉末スープを入れると調味しなくても、おいしくなります。
具材やパスタが硬いようなら適当に水を足して、いい感じの柔らかさに調整すれば大丈夫です。
蒸しパン
蒸しパンも、材料を混ぜて蒸すだけだから簡単です。蒸し器は使いません。深めのフライパンか鍋があれば大丈夫。
各種レシピサイトや料理本などを参考にいろいろ作ってみたのですが、我が家でアレンジしたこちらの配分が今のところ、うまく作れています。材料は1人分です。
- 米粉か小麦粉:40g
- 砂糖:15〜20g
- ベーキングパウダー:5g
- 牛乳:50cc(アーモンドミルクや豆乳でも。なければ水でもOK)
- 卵:1個
これらを全て混ぜ、もたっとした液状になったらフライパンに1/3ほどのお湯を沸かします。
まとまりが良くなければ牛乳などを足します。
クッキングシートをかませた皿に上の材料を混ぜて流し入れ、鍋かフライパンに2〜3cm程度水を入れて火にかけ、お湯が沸いたら弱火に。
待つことおよそ20分。お皿の深さによって多少、火にかける時間は調整が必要かも。
写真は卵なしバージョンです。卵はあったほうがふっくら、きめ細やかに仕上がる感があります。
米粉・小麦粉の分量を減らしてココアや味噌、きな粉、抹茶、さつまいもなどを入れたり、砂糖を黒糖やはちみつにしてアレンジするのも楽しいです。
レトルトや冷凍食品をストック
レトルトや冷食も、ストックがあると助かりますね。
ただ、値段が高いものが多いんですよね。特売の日などに、好みのものを買い揃えられたら助かります。
我が家では餃子や枝豆、しゅうまいなどをストックしていますが、どれも値段が安くないので食べようと思うとき「ここで食べていいか?冷食」と少し戸惑うことも多いです。
食べるけど。
とりあえず開ければ食べられる的なものも便利
現代を生きる私たちは、ありがたいことに「開けたら食べられる」ものが簡単に、手に入ります。
豆腐やカニカマ、納豆、チーズ、めかぶ、ヨーグルト、粉末青汁など栄養価の高いものもたくさんありますね。
こういう「開けたら食べれる系」も種類を多めに常備しておくと本当に便利です。
「パックご飯でカニカマでも食べよう。ついでにヨーグルトも」となれば、ご飯を作る面倒くささも少しは解消するかもしれませんね。
作らないと!と、がんばらない
自分の周りにも、がんばりすぎて心や身体を壊してしまう人を見かけます。
そういう場面を目の当たりにするたびに「がんばらない」と肝に銘じます。
ご飯作るの疲れた!という明確な意思があるなら、その日はもう、作るのはやめましょう。
がんばらなくても食べられるもののバリエーションをいくつか、もっておくと「今日あれでいいか!」と即決できて気が楽です。
手抜きは悪くない
世の中を見回すと、きれいな食卓や豪華なキャラ弁などについ、目が行きがちになります。
あんなふうに毎日、立派な料理が作れたらいいのにと思ってしまうこと、ありますよね。
でも、ご飯作るの疲れた!というときは、じゃんじゃん手抜きしませんか。
手抜きでも、おいしいものはたくさんあります。そういう食べ方のバリエーションをたくさんもてば、毎日がラクなうえに楽しくなります。
今日はあの手抜きでおいしく夕飯にしよう、みたいな気楽さで毎日、余裕しゃくしゃくで過ごしたいところです。
残念なのは「作らなければいけない」というストレス
この記事を読みにきてくれたあなたは、ご飯を作ることに疲れているのだと思います。
その疲れ=ストレスは「作らなければいけない」という気持ちからきているのではないでしょうか。
食べることは毎日、生きている限り永遠に続きます。極力楽しく、おいしく食べたいところ。
今日は疲れたな、というときは、手間なしで少しでもおいしく食べられるものを選んで自分を労ってください。
本当に作りたくない日はバランスやカロリーは考えない。手軽に、おいしいものを
家族、とくに子どもがいるおうちではバランスやカロリーを考えていつも料理をしていて、作る側は疲れてしまうこともあるでしょう。
本当に作りたくない!と思えた日は休みましょう。
それ以上無理をすると、バランスよく食べていてもストレスで体や心がもたないかも。
家計に余裕があれば、ミールキットやデリバリーも活用
家計に余裕があるときは、届けてもらえるミールキットやデリバリーも使っていいと思います。
我が家では、値段が高いから利用しづらいと思ってしまいますが、割引券などを見つけたりすると使うことがあります。
ほか、自分がよく利用しているポイントサイトで、デリバリーの覆面調査案件が出るとエントリーします。
使ったことがないサービスをお得に使えて楽しいし、目新しいからか家族も、喜ぶことが多いように思います。
調理家電や家事代行なども一考する
調理家電を揃えたり、家事を代行してもらったりするのも一策ですね。
どちらも使いやすさ、使う頻度が多いかどうかを熟考して、導入を決めるといいと思います。
我が家でも家事代行をしようと、いろんなサービスを調べてみたことがあります。そのときの記事はこちらです。
よかったら、読んでみてください。
なんでご飯作ろうとすると疲れるんだろう
それにしてもどうして、ご飯を作ろうとすると疲れを感じるのでしょうか。
お腹空いてるし早く食べたいのに、不思議ですよね。理由はいくつかあるようです。
本当に疲れている
仕事や家事・育児で本当に疲れていても、家事はどんどん溜まります。
でも疲れすぎていて動けない。そんなときは台所に立たないでください。
家族がそうなっている場合は、即休んでもらいましょう。疲れを溜めて病気になると、治るのに時間がかかりますから。
料理があまり好きではない
好きで料理をする人ばかりではないと思いますが、料理をしなければならない場面はけっこう多いですよね。
料理が嫌い!とは言いにくいこともあるかもしれませんが、好きでなければそれで、いいのではないでしょうか。
自分もそんなに、料理が大好きということではありません。むしろ、どうやって手抜きをするか、短時間でできるかを日々考えています。
そうしたズボラな考えも、積み重なると毎日のいろんな場面で役立ってきます。
そういえばオーブンや炊飯器など、持ってない調理家電も多いです。もう、手抜き料理しかしてないかも。
頑張って作っても、いつも同じようなものになり目新しさがなくつまらない
冷蔵庫にストックしてある食材を見たとき「またあれ作る感じか」となること、ありませんか。
他にレシピが思いつかない、思いついたとしても面倒くさすぎて無理という感じで。
食材を指定してレシピ検索をするも、うまく作れるかわからないし。
そうなってきたらもう、その日の料理はあきらめて、手のかからないものでやり過ごしましょう。
明日になれば、何か別の調理法を思いついたりすることもこちら、よくあります。
キッチンは寒いor暑い
自宅のキッチンは夏場、暑いから夏になると輪をかけて料理をしなくなります。
冬場も寒すぎて、ヒーターを全開にして調理しています。
暑さ寒さが厳しいときは極力何もしないか、時間のかからない調理法でやり過ごしたいものですね。
自分だけのために作るのはさらに疲れる
一人暮らしのときを思い出すと、思い立って料理をすることはあったものの毎日は、していませんでした。
仕事が終わった後はどこかで食べて帰ったり、コンビニで適当に買ったものを食べていた記憶があります。
でも遅く帰ったとき、思い立ってご飯を炊いたり、パンを焼いたりすることもよくありました。
仕事をしすぎて、仕事から逃げるように料理をしていたのでしょうか。夜中にご飯やパンをお腹いっぱい食べて、かえって疲れていた記憶があります。
自分だけのために料理をしたくないと思ったら、手がかからないものを食べて、すぐ休むに限ります。
仕事や他の家事、子育てでいっぱいいっぱい
忙しい日々に追われる中で、料理に時間をかける余裕はありませんよね。
冷凍食品やレトルト食品を大いに活用しましょう。冷食やレトルトなら手軽に調理できるし、栄養もしっかり摂れるものがたくさんあります。
余力があれば週末にまとめて調理しておいて、平日は温めるだけでOKなものを用意してもいいかも。冷蔵庫や冷凍庫に常備しておくと、忙しい時でも食事の準備に追われません。
可能なら外食やデリバリーも活用して、無理せず自分に合った形で食事を楽しんで。まずは自分を大切に、毎日を心地よく乗り切りましょう。
家族がおいしそうに食べない、自分もおいしいと思えない
家族がおいしそうに食べない、自分も料理に自信がないと感じている方へ。
外食やテイクアウトを利用して、手軽に美味しい食事を楽しんでみましょう。外食やテイクアウトはコスパが、というお悩みがあれば、スーパーで割引になったお惣菜でも十分です。
料理にこだわらなくても、笑顔と一緒に食卓を囲むことがおいしさの秘訣です。
調理に苦手意識があるなら、時間があるときに簡単なレシピや調理器具を使って、手軽に作れるメニューをみつけてみましょう。
楽しみながら食べて、家族とのコミュニケーションを大切にしましょう。
もっとちゃんとしたものを作って!と家族に言われてしまう
食事に対する家族の期待にプレッシャーを感じること、あるかもしれませんね。
完璧な料理を作る必要はありません。まず、自分でできる料理や興味を持っている食べ物を見つけて、それを家族と共有するといいでしょう。
また、簡単おいしいレシピをマスターすることで、料理のストレスを軽減できるかもしれません。
家族の好みを尊重しながら、一緒に料理を楽しむのもひとつの方法でしょう。
無理をせず、食事を通じて笑顔とコミュニケーションを大切に、自分らしく楽しめるといいですね。
手間や費用をあまりかけなくても、おいしいものは食べられる
ご飯作るの疲れた!というとき。
手間や費用をかけずに、おいしい食事を楽しめるように、お惣菜や冷凍食品や缶詰などを利用して、手軽に豊かな味わいを楽しんでみては。
無理なく手に入る食事と少ない手間で、気軽においしく食事ができるといいですね。
シンプルながら満足感のある食事で、毎日のごはん時間を楽しめますように。
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