日常あまり出歩くことをしていなかったここ数年。
最近やっと街にも活気が戻ってきて、普段は引きこもりがちだった自分も、外へ出ようかなと近場へ足を伸ばすように。
陽気がいいときは、なんとなく散歩したり。家ではないところで仕事をしてみると意外に、作業がはかどったりしませんか。
ここのところワーケーションと称して、自宅の外でも仕事をするようになりました。
ワーケーションといっても「街ブラ+カフェでの作業」的な手軽なもの
徒歩や自転車など、簡単な移動手段での気軽なワーケーションは、思い立ったらすぐ出かけられます。
カフェでスマホやパソコンで完了するカンタンな作業をしつつ、スーパーや商業施設をウロウロして、お腹が空いたら何か食べるという感じなら気も楽。
温泉旅館に泊まってのワーケーションなどにも憧れますね。自分はまだ実現していませんが。
東京でのワーケーションとは、いったいどんなもの?
スマホ片手に、街へ出てみると。東京でのワーケーションとはこんな感じなのか、ということが実感できます。
簡単にネット環境を使えて、なおかつ落ち着いた場所ということで、まずはスタバに行ってみると。
平日午前中のスタバは、なんとなく空いていて快適。自分が行ったお店が、たまたまだったのかもですが。
午後は客足が増えてくるのか、混雑しているお店もある印象です。
東京でのワーケーションはバリエーション豊富
東京といっても広いです。ワーケーションをしようとすると、割といろんな選択肢があります。
自分の場合、ワーケーションといっても名ばかりで。どちらかというと街歩きや食べ歩きが優先かも。
仕事はしているような、していないような。この記事に書くことは、これから都内でワーケーションをしようとする人の役に立つかどうかは分かりませんが、参考までに。
実際に、ワーケーションを試した都内の5エリア
都内5つのエリアで、実際にワーケーションを試してみました。どれも平日に出かけています。
土日はやはり混むと思います、どちらかというと平日が良さそう。
週末のワーケーションなら朝早い時間から開始して、午前中メインで試すといいかと思います。
浅草でのワーケーション
浅草は我が家から、なんとか歩いていけるエリアということもあり、まずは浅草からワーケーションを試してみることにしました。
朝9時前、まずスタバでモーニングコーヒーを飲みつつ前日の仕事の続きを。
近所のお店がオープンし出す10時半ごろ店を出て、まち歩きや買い物へ。
この日はランチに、蕎麦を食べようと思っていました。目当てのお店は11時半にオープン予定だったから、それまでブラブラしました。
蕎麦ランチのあと、再びスタバでコーヒー。ここでも少し仕事をしました。
朝と昼の2回、仕事を兼ねたコーヒータイムを設けるつもりで、スタバではOne More Coffeeで注文しました。
ランチと朝昼のコーヒーで、予算は1000円ほど。リーズナブルな浅草ワーケーションでした。
くわしくは「浅草のワンコインそばと、スタバのコーヒーでワーケーションを」という記事にまとめています。
こちらもぜひ、読んでみてください。
秋葉原でのワーケーション
アキバでのワーケーションは、献血を合わせたスケジュール。
朝イチでの献血で、その後のワーケーションでは疲労を感じてしまいました。
献血を兼ねたワーケーションも悪くはないです。でも、けっこう疲れます。
献血するときはスケジュールの1番最後にして、血を抜いた後は大人しく帰宅するのがいいと学びました。
それとアキバは、平日もそれなりに人が集まります。
お店が混雑しているコーヒーショップなどでのワーケーションは、時間によっては気を使うかも。
アキバでのワーケーションについて、くわしくは「秋葉原で献血のあとランチとワーケーション」でどうぞ。
銀座でのワーケーション
銀座は誘惑が多すぎて「work(仕事)+vacation(息抜き)=ワーケーション」という本来の姿とは少し違って、vacationばかりになりました。
八重洲方面から銀座エリアへ足を踏み入れたから、気がつくとダイソーとユニクロ、オーケーストアが入っているビルの前で。
うっかりビルへ入ってしまったら、出てくるまでに時間がかかってしまって。
百均、ファストファッション、安売りスーパーを数時間ハシゴ。ビルを出たらヘトヘトで、workをするための体力をほとんど消耗してしまっていました。
この日は少し出遅れて、街なかのお店がオープンする時間より後に到着したものだから、なおさらだったかもしれません。
銀座のような超繁華街でのワーケーションは、なるべく朝早い時間に到着して、朝のうちにworkできる時間を確保すればよかったです。
反省をふまえて近いうちに、銀座で理想的なワーケーションを試してしてみようと思っています。
上野でのワーケーション
上野はわりと、ワーケーションをしやすい土地柄のような印象を受けました。
上野駅は御徒町や仲御徒町といった近隣の駅と地下で繋がっていて、移動がしやすいから天候を選びません。
そして商業施設のなかにカフェチェーンなどが点在しており、ワークスポットにも困らないでしょう。
アメ横へ行けばリーズナブルなランチがたくさん選べるし、駅周辺には少しラグジュアリーな飲食店も点在しています。
時間に余裕があれば上野公園を散策したり、園内の美術館や博物館へ足を伸ばすワーケーションの1日も、いいかもしれませんね。
出費少なめで文化度の高いワーケーションが楽しめると思います、上野。
錦糸町でのワーケーション
ワークマンへ行こうと、自宅から最寄りのお店がある錦糸町へ向かいました。
平日で街は空いているだろうと、ワーケーションをしてみることに。
カフェチェーンやファミレス、ファストフード店がたくさんあって楽しめる感じでした。
ランチを亀戸餃子にしようか迷いましたが、この日はてんやで天丼(並)を。
次に行った時には亀戸餃子で餃子+ライスをオーダーしようと楽しみにしています。
これからワーケーションを試してみたいと思う都内のエリア
東京の街なかでワーケーションをしようと、いろんな街を徘徊しました。
カフェチェーンでできる仕事をして、商業施設をウロウロしてファストフードでランチタイムを過ごすだけでも、家で仕事をするのとは違った新鮮さがあります。
ただ、こればかりだとやはり飽きますね。ワーケーション両面(work、vacation)ともに、もう少し幅を持たせられるのではないかと思ったりしています。
何かテーマを持ってワーケーションの時間を過ごせそうな街で近いうちに1日、過ごしてみようかな。
候補にしている街と、過ごし方についてまとめてみます。
【日本橋】大きな書店をゆっくりみて回ったり、デパートで買い物したり
日本橋は高島屋や三越といった百貨店などの商業施設のほか、丸善という大きな書店がある街です。
コーヒーを飲んだり、ランチを食べたりする場所もたくさんあります。
大きな書店で普段手に取らない本を眺めたり、デパートで夕飯の惣菜を買って帰るのも楽しいでしょう。
三越前や神田、東京駅に隣接しているので、少し範囲の広い散歩などもできそうです。
【東京駅】楽しく遊んでしまいそうな気もする
駅を中心に銀座、日本橋方面へ地下道が通っているほか、駅周辺にいろいろお店も揃っている東京駅。
天候が思わしくない時も、ぶらぶらと散歩ができる魅力がありますね。
東京駅直結の八重洲地下街を有楽町方面へ歩いて、いちばん有楽町に近い出口を出ると、銀座の街もすぐそばに見えてきます。
ワーケーションが済んだら銀座で一献、というのも楽しそうな気がしませんか。
【押上】スカイツリー見物を兼ねたワーケーションも
押上は東京スカイツリーを中心に賑わっている街。
浅草まで歩いて15分というロケーションの良さも魅力です。
お店は観光向けが中心ですが、手ごろなカフェチェーンなどもたくさんあります。
平日の午前中などは空いていて、過ごしやすい穴場だと思います。
少しコストをかけられる時は、TSUTAYAが運営しているシェアラウンジも候補になりそう。
こちらまだ行ったことがありませんが、1時間あたり1000円程度で座席とドリンク、スナックをフリー利用できるようです。
亀戸で下町散策をしながらワーケーションを
最近、亀戸はホルモンでよく知られている街でしょうか。
いい感じに少しゴミゴミとして、下町っぽい感じがあって個人的にはとても好きな雰囲気です。
亀戸にもTSUTAYA運営のシェアラウンジ「亀戸 with H1T」があります。
駅前には商店街や商業施設があり、ワーケーションの環境としても申し分ないでしょう。おいしいホルモンも食べたいところです。
【神田】時間を選べば、そんなに混まなそう
神田は多方面からのアクセスが便利で、平日の昼間、特に午前中は混むことも比較的少ない街。
サラリーマンが多い場所だから、週末も穴場といえそうです。
手軽なカフェチェーンなど、ワーケーションできそうなスペースにも事欠かないでしょう。
秋葉原や日本橋が徒歩圏内です。ワーケーションのあと買い物したり、飲みに行ったりするのにも便利だと思います。
井の頭公園を散策したりして楽しみたい吉祥寺
あらゆるものが、ひとつの街で完結できてしまいそうな吉祥寺。
街なかはもちろんのこと、井の頭公園へ足を伸ばせば自然のなかでのワーケーションもできそうです。
井の頭公園にはスタバもあるから、屋内から緑を見ながらワーケーションという贅沢も視野に入りますね。
【北千住】作業を終えたら、ひと風呂浴びるのも良さそう
JRや地下鉄のほか、私鉄の乗り入れもあってアクセスしやすい北千住。
最近は住みたい街、若者に人気の街などのランキングでもよく見かけるようになりました。
個人的には魅力的な銭湯が点在していて、好きな街です。
北千住ではワーケーションのあと銭湯で整って、おいしいものを食べたり飲んだりするという一日が過ごせそうで楽しみにしています。
ウォーターフロントの雰囲気も楽しみたい豊洲
豊洲は都心から、お台場ほどはるか遠くではない印象のウォーターフロント。
門前仲町方面から、徒歩やバスでも短時間でアクセスが可能です。
大型の商業施設がいくつかあり、のびのびとワーケーションできそうに思っています。
公設のワークスペースでリーズナブルなワーケーションができそうな吾妻橋
両国、本所吾妻橋は浅草や蔵前などの観光エリアから近いし、平日なら都心のような混雑もなく、ワーケーションするのに困らないでしょう。
加えて最近、東京都が「TOKYOシェアオフィス」というワークスペースを開設しており、ワーケーションエリアとしての魅力が増しているように思います(2023年12月現在、利用は都内在住者・在勤者限定です)。
TOKYOシェアオフィスは30分165円〜、一日利用1450円と、利用料金も格安です。フリーでコーヒーやスナックが楽しめるうえ、飲食の持ち込みも可能。
少し腰を据えてワーケーションしたい、というときに思い出したいエリアといえそうです。
都内でも、ワーケーションにかけるコストは1日1000円くらいにおさえたい
自宅の外でテレワークをしようとすると、やはりそれなりにコストがかかるでしょう。
できるだけ出費をおさえて、いい条件でワーケーションを楽しみたいところ。
こちら、街なかでのワーケーションを考えるときはカフェ代500円、ランチ500円で合計1000円の予算を基本にしています。
たいてい、午前中2時間ほどスタバでワンドリンク、ランチをはさんで午後またスタバで1、2時間というスタイルが多いです。
スタバは2杯目が安くなるOne More Coffeeを、ランチはファストフードやファミレスならワンコインで何とか食べられますよ。
可能なら、ときには自宅以外でのテレワークを楽しもう
現在こちら都内在住で、気軽にワーケーションをしようとすると自宅付近の街なかです。
都内に住まなくなったら、車や自転車で大型の商業施設やスーパー銭湯などに行って、ワーケーションするかなと思っています。
自宅で仕事ができるテレワークの仕事は体力的、気分的に余裕がもちやすい働き方である反面、単調になりがちな部分もあるでしょう。
業務内容にもよりけりかと思いますが、可能なら自宅の近くで、気軽にワーケーションやテレワークができる場所をいくつか見つけておくと、気分転換になるかなと思います。