訳あり野菜の通販。送料無料や抽選で野菜タダなど個性的11サービス

家のベランダで作った野菜は、お店で売っているのとは違った形になる我が家。

素人がやっているのだから当たり前といえば当たり前ですが、プロが作る野菜だってキレイな形のものばかりではないですよね、おそらく。

形が変だったり、キズがついたりした野菜でも味が同じなら特に気にならないし、安いならむしろそっちを選びたい。

少し検索しただけでも、不揃いや訳あり限定で売っている野菜セットはいろいろ見つかります。

最近、物価も高いし。こういう「訳あり、もったいない系」を試してみるのもいいかなと思っているところです。

もったいない系野菜の通販。今回見つけた10サービス

というわけで、もったいない系の野菜をネットで探してみることに。

いっぱいあって驚きました(笑)。しばらく楽しめそう。

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らでぃっしゅぼーや「ふぞろい食材おためしセット」

らでぃっしゅぼーやといえば、高級食材の通販で知られていますね。



ふぞろいでも普通より高いのでは?と思いながら、表示価格を見てみると。おためしセットは、なかなか安いことが分かりました。

23.9現在は56%offとのこと。これだけ安いなら買う気にもなりますね。

おためしセットの案内を見てみると「本当にふぞろい食材?」という印象を受けます。

よく読むと「まれに形のふぞろいなものが混ざることがあります」と書かれていました

そういうのも織り込み済みで買ってね、ということなのでしょうか。

おためしセットなら手が出るかも、らでぃっしゅぼーや。

→ 公式サイトでくわしく見てみる

kuradashi(くらだし)

kuradashiはフードロス削減をテーマにした通販サイト



規格外の野菜や果物、賞味期限が少し迫っている食料品などを大幅に割引して販売しています。

得したい買い手と、商品が余って困っている売り手をつなぐ取り組みです。

形がふぞろいな野菜ばかりを集めたボックスは2,200円から(23.9現在)

お菓子などは7割引き近くで売られているものもあり、思わずポチりそうになりました。

→ 公式サイトでくわしく見てみる

食べチョク

野菜を中心に、もったいない系の食べ物を販売している食べチョク。

https://www.tabechoku.com/

この夏の台風で被害にあったという農産物も、たくさん売られていました。

その時によって販売されるものは変わるようですが、野菜に絞って調べてみると、

  • 【訳あり】野菜セット5〜6品 Sサイズ 600円
  • 生椎茸 朝採れ新鮮 千葉県産不ぞろい1kg 産地直送 680円

といったものが検索されてきました。どちらも送料が別とのことですが、LINEで食べチョクをおともだち登録すると200円割引になる様子(23.9現在)

その割引を使えば、お得に買い物ができるかなという印象を受けました。

パルシステム「もったいないショップ」

パルシステムは近年、我が家でも登録して配達に来てもらっている生協です。

生協の宅配パルシステム“"の会員サイトより

賞味期限が近いものや中途半端に売れ残ったものを「もったいないショップ」というカテゴリで販売しています。

安いからよく見るのですが、数が少ないのか滅多に買えません。今週のカタログには、

  • めかじき柚子味噌漬(小) 3切165g 451円(税込)
  • 鹿児島若鶏照焼チキン 2枚200g 438 円(税込)
  • 三陸産わかめのかき揚げ 4枚200g 322 円(税込)

など、30点ほどが掲載されています。

tabeloop(タベループ)

野菜や果物が余ってしまう生産者やお店などと消費者をつなぐ目的で、スタートしたというtabeloop。

https://tabeloop.me/

東京・世田谷の三宿というところに実店舗があるそうです。訳あり品でなく、普通の商品もたくさん売っています。

取り扱いは野菜や果物からお米、お酒、加工品までいろいろ。

数量限定で1円の商品が出品されることもあるようですが、自分が見た限りでは100g500円のお茶が最安でした。

送料は、ものによって無料だったり有料だったりします

みためとあじはちがう店

規格外野菜の定期便のみを扱う、みためとあじはちがう店。

https://mitaaji.com/

野菜・果物が10〜12種類入った2,000円のセットと野菜・果物が14〜16種類入った4,000円のセットの2種類があります

葉物野菜は「しなしなになっていることがあります」、かんきつ類は「ジュースに使ってください」などと書かれているから、そのつもりで受け取れます。

あらかじめそういう表示があれば「え、けっこう傷んでる!」ってならないかもしれませんね。

Let(レット)

Letは食品ロス削減を目指しているアプリ。Webサイトもあります。

https://let.jp/

野菜をはじめとした食品から家電、アパレルまで、取り扱い範囲が広いです。

出品者に対する評価と口コミが見られて安心

Letでタコと枝豆を買ったときのこと

Letで取り扱っている食品は、キロ売りが多い印象です。大量でお得感があるからか、アプリを開くと長い時間見てしまいます。

去年ここで、北海道産の規格外タコ詰め合わせを買いました。大満足して、何度かリピしました。現在は販売されていない様子。再販を待っています。

枝豆を買ったこともあります。キズや痛みなどがあることは書かれていなかったので市販品と同じようなものが届くのかと勝手に解釈していました。

届いた枝豆は茶色みが強くて「これ、食べられるの?」と不安になりつつ、茹でで食べてみたら最高で。

見た目が悪いと味が良くても、お店では売れないことが分かる気がしました

フリフル

無料で果物や野菜がもらえる懸賞企画が好評のフリフル。

https://sustainable.furifuru.com/

まだ食べられる食品の廃棄を無くそうといろいろな取り組みを行なっているなかに、野菜や果物の懸賞が含まれています

  • 【送料無料】未利用野菜の詰め合わせセット4,000円相当
  • 【送料無料】馬鈴薯2kg
  • 【送料無料】冷凍イチゴたっぷり1kg

など、内容もなかなか魅力的。当選すると多くはまとまった量が届くから、冷凍したりして長く楽しめそうです。

ポケットマルシェ

ポケットマルシェは野菜や果物、肉、魚などの通販サイトです。

https://poke-m.com/

「規格外」というカテゴリで商品選択ができます。規格外の商品を検索してみると、

  • 訳あり値下げ ニンニクバラ100g 無農薬 無肥料 自家採取 302円(税込)
  • 期間限定 訳あり夏の高原きゅうり 不揃い 曲がり 美味しさそのまま 1kg398円(税込)

などが見つかりました。こちらも送料は別ですが、ふるさと納税に対応しているのはありがたいところです。

出品者のデータがあり、利用者によるクチコミも記載されていて安心感があります。

ロスヘル

ロスヘルは規格外野菜の定期便です。

https://losshelp.jp/

ゆがみや凸凹、曲がり、色むら、キズのほかサイズが大きすぎたり小さすぎたりするものが規格外野菜とされるそう。

定期便ということで途中でやめるとペナルティがあるのかなと思いましたが、ロスヘルはそうではないようで、初回のみの利用でもOKとのこと。

一般小売価格の2〜3割引で販売されています。

タダヤサイ

訳あり野菜の販売と、懸賞形式での無料配布をしているタダヤサイ。

https://www.tadayasai.com/

ネギやとうもろこし、かぼちゃ、メロンなど10種類ほどの懸賞企画が行われていました(23.9現在)。

訳あり品を中心に、販売商品も種類が多いです。販売品は「ねぎ10本プレゼント付き」や「じゃがいも2kg付き」など、おまけ付きのものも多くてお得感があります

訳あり野菜は楽天市場やヤフーショッピングでも探せる

ポイントがあるなら楽天やYahooで、もったいない系の野菜を探すのもいいかも。

楽天市場に出ている訳あり野菜

ヤフーショッピングで買える訳あり野菜

クーポンが出ていたりするお店が見つかったら、よりリーズナブルに買い物ができますね。

楽天にせよヤフーショッピングにせよ「訳あり」などと書かれていても、なんだか高い?と思えてしまうものも

値段や内容、買った人のクチコミをよくみて選ぶ必要があるようです。

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フードロスが問題になっているのはなぜ?

食べるために作ったり、加工した食べ物を捨ててしまうのは残念、ということはわかります。

飢餓で苦しむ人たちがいる一方、食べ物を捨てる人がいるというのも、とても不思議なことです。

どうして、フードロスは世界的な問題にまで発展しているのでしょうか。

日本のフードロス

農林水産省のデータによると、日本では年間612万トンの食料が廃棄されているそうです(農水省「食品ロスの現状を知る」より)。

この量は、国民全員が1日お茶碗1杯分を捨てている計算になるとのこと。

漠然とですが「意外と多く食べ物を捨てているんだな」というのは、分かる気がしますね。

その捨てられる食べ物は、食事に困っている子たちが来る「こども食堂」のようなところにはなぜ、行かないのかという疑問もわいてきます。

世界のフードロス

WWF(世界自然保護基金)などの調査によると、世界じゅうで生産された全ての食品のうち捨てられているものは4割にも及ぶのだそう。

10年前と比較して倍に増えているそうです。

原因は、収穫しても生産者が保存の段階で腐らせてしまったり、食べられるのに見た目が原因で商品にならないと判断されたり、流通しても在庫過多などを理由に廃棄せざるを得なかったりなどとさまざま。

一方で、紛争や貧困で満足に食べられない人が多い国もあるという現実も、よく知られていますね。

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食べ物を食べないで捨てる(フードロス)がいけないのはなぜ?

食べ物を処分しようとするとき、もったいないなという気持ちになります。

せっかく買ったのに、もらったのにということを思いながら仕方なくゴミ箱へ移動しますが、食べ物を捨てることは、なぜいけないのでしょうか。

少し考えてみるだけでも、いろいろなことが思い浮かびます。

もったいないし、家計に響く

冷蔵庫に入れたまま忘れて、賞味期限が切れてだいぶ経っていたりすると「もったいない!忘れてた」と思うこと、ありますね。

しぶしぶ捨てることになりますが、例えば買った食べ物を大量に腐らせたりして捨てることを続ければ、家計にも影響するかもしれません

環境に負荷がかかる

家庭やお店などが食べ物を捨てるとき、自ら焼却したり、たい肥などにして自然に返したりということを行なっていることはまれです。

大部分は自治体や専門の業者さんに収集してもらい、焼却施設で処理することになります。

ごみとして処理する食べ物が増えれば焼却の回数や量が増えて周辺環境に影響する可能性があるほか、処理にかかる経済的な負担も増えるでしょう。

捨てるほど作ることは資源の無駄になる

大量に捨てるほど作っているということは、資源の無駄使いなのではと想像することもできます。

せっかく作った料理を食べずにたくさん捨てていたら、その分のガス代や電気代、水道代などは無駄だったことに。

食材も無駄になってしまうし、その食材を作るために耕した畑や田んぼなどをまた、作物が作れる状態に戻す作業が必要になるでしょう。

それが大きな規模になり、環境への負荷も避けられなくなっているようです。

廃棄する食べ物が多くある企業やお店は経営が難しくなる

食品を扱う企業や飲食店などで捨ててしまう商品(=食べ物)が増えれば、経営が苦しくなることが想像できます。

せっかく食材を買って料理を作っても、お客が来ないお店は倒産してしまうし、売れるとわかっていて作ったお菓子や食べ物が売れなくて在庫を大量に抱える企業は株価が下がり、縮小・倒産のリスクが増えるでしょう。

もったいない系の訳あり野菜を通販で買ういいこと

世界的な食糧廃棄や飢餓の問題を、私たち個人が解決できるとはとうてい思えません。

少数の人が頑張ったところで、たかが知れています。

世界全体の状況をみても、異常気象や過度の開発などで地球の命はもう短いのではないかと悲観してしまうことも多いですよね。

そうした不安を払拭することにはなりません。でも、とりあえずできることから

日常生活で、ちょっとした「ロスを減らす」を取り入れるなら、できる気がしませんか。

実際、もったいない系の野菜を買えば食費が少し浮く可能性もあるし、作り手のロスを減らすことにもなるでしょう

そうした取り組みが浸透すれば、可能性は低いですが地球の健康状態が少し、まともな方向に動くこともあるかもしれません。

もったいない系の訳あり野菜を通販で買うときの悩み

とはいえ、今している買い物の方法を変更して、もったいない系の訳あり野菜を通販で買うのはなかなかハードルの高いことです。

買ったものの想像以上に使いにくい状態の食材が届いたり、いいものでもライフスタイルに合わずに続かなかったり。

でも、お試しすることでどんなサービスがあるのかを知ることになるし、もしかすると納得いくものに出会えるかもしれません。

自分もいくつか野菜の宅配は試しましたが、今のところはパルシステム“"に落ち着いています。

もったいない系で試したのはまだLetだけです。もう少し数をいろいろ、お試ししてみたいと思っています。

もったいない系を試したとき、少し不安だったことが2つあります。

形が悪いものや傷があるものが届く

形が悪いもの、傷のあるものが届くと分かってはいても、実物を目にすると想像以上に見た目が良くないこともあります。

農家さんが、食べられると判断して送ってきているし頭では理解できるのですが、慣れてないと「味がNGなのでは」などと不安になりますね。

でも実際に食べてみると味は悪くないというか、自分の経験では、おいしいことのほうが多いように思います。

賞味期限が間近のものが届く

賞味期限が表示される加工品などの食べ物などは、もったいない系の通販サイトで、食べられる期間が少し短い状態のものがよく売られています。

こうした商品は、事前に期限を知ったうえで購入できることがほとんどです。

買ったあとの消費計画を考えたとき、無駄にすることなく、無理のない使い方ができることを確認すればお得な買い物ができます

もったいない系の野菜をネットで買うとき、気をつけたいこと8つ

通販で訳あり野菜などを買おうとするとき、いくつか気をつけたいことがあります。

顔の見えない人や団体から、ものを買うのはやはり不安です。

野菜のような生鮮食料品となれば、不安をさらに大きく感じがちかもしれませんね。

自分の経験から、もったいない系の野菜を通販で買うときの確認事項を8つご紹介します。

これから買おうという方の参考になれば、とてもうれしいです。

送料・税・配送方法を確認する

訳あり野菜だけでなく、通販で何かを買うときは送料や配送方法は大きな判断基準でしょう。

送料と一緒に、表示が税込か税抜きなのかもしっかり確認したいところです。

送料や配送方法、消費税、配送方法をはっきりさせた上で、訳あり野菜としてお得感があるかどうかで判断するといいかと思います

届く内容・量を確認する

買おうとしているもったいない系の野菜がセット売りの場合などは、金額と内容が見合っているかを確認したほうがいいでしょう。

実際に届いて、野菜の数や量をみたとき「少ない、損した」と感じてしまうのは残念です。

そういうイメージをもつと、訳あり系を買うこと自体によくないイメージを抱いてしまいがちになります。

内容と量も、事前にしっかり確認するようにしましょう

賞味期限を確認する

生鮮食品は賞味期限の表示がされないので判断が難しいですが、表示があれば賞味期限を必ず確認しましょう。

届いてから「これでは使い切れない」となると大変です。周囲に配ろうとしても賞味期限が短いものを受け取ってくれる人ばかりではないかもしれません。

使い切れる期限のものを使い切れる量だけ買うようにすると、いいと思います

実際に買った人のクチコミを見てみる

実際にその訳あり品を買って、食べた人のクチコミが見られると安心です。

1件や2件でなく、できれば数百件単位でクチコミがあればいいですね。たくさんのクチコミを読めば、その商品をいいと思っている人とよくなかったと思う人両方の意見で判断できます

クチコミがよくても納得いかない時はあるし、あまりいいクチコミがついていなくても自分的には満足できることもあるでしょう。

クチコミを一つの判断材料にして、最終的には自分で納得がいくかどうかで決めるといいかと思います。

セット商品を探す

通販では、訳あり品の野菜をセット商品として販売していることもよくあります。

セット商品は通常よりもお得な価格で購入できることが多いようです。

消費できる範囲内で、まとめて購入することを検討してみましょう。

定期購入を検討する

定期購入すれば、もったいない系の野菜がコンスタントに自宅へ届きます。

最初は見栄えが気になったりしても使ううち、おいしいことが分かってきます。

そうした野菜がおうちにあると、調理の仕方を考えるようにもなるでしょう。

クーポンや割引を利用する

通販では、クーポンや割引コードを利用することでお得に購入できることがあります。

ショップのウェブサイトやニュースレターをチェックして、お得な情報を集めましょう。

返品や交換ポリシーを確認する

商品が思ったよりも不良品だったり、満足のいくものでない場合もあるかと思います。

そういうときのために、ショップの返品や交換ポリシーを確認しておくことをおすすめします。

※こちらで紹介した情報は、2023年9月現在のものです。個人的な調査に基づいた記事であることをご了承ください。実際にサービスを利用する際は、公式サイトなどでご確認をお願いいたします。