普段のランチタイムは冷食やレトルトで満足していますが、少し時間があるとき「何か作ろうかな」と、気が向くこともあります。
作る手間がほとんどなくて、手作り感が得られるものってないかなと探してみると。
世の中の調理法はほとんど全て、自分には難しい+面倒くさい
レシピサイトや料理本では「簡単」「手軽」とか書いてあっても、手間のかかる料理やハイレベルな材料・調味料が必要なものが大半。
「そこまでガチじゃなくて」「そんなもん、ウチにない」「包丁出したくない」と、思うばかりで。条件としては、
- 5分程度で出来上がる
- まな板、包丁、フライパン、鍋、炊飯器、トースター、オーブンは使わない
- 電子レンジは温め機能のみ使用OK
- 洗い物は極力少なく
- 寝かせる、冷ますといった放置時間の要るものもNG
- 100歩譲って「混ぜる」はあり
- 忙しくても簡単に「手作り感」を味わえる
こんな↑都合のいいレシピなんてあるか?
と思いながらも気長に探すと「これなら作れる」「材料少ない」「すぐできる」「洗い物ほとんどない」という簡単料理がいくつか見つかりました。
しかしながらレシピ通りでは、自分にはハードルが高くて。
それなりのアレンジを加えて、仕事の合間にも無理なくできるようになった料理(とは言えないかも)が、いくつかあります。
「面倒な料理は嫌い(=できない)だけど、たまには昼も作ったものが食べたい」という方は良かったら、弊記事にお付き合いくだされば幸いです。
とにかくラクして食べたい。でも
面倒くさいと思い始めると何もしたくない。でも、昼になればお腹は空くんですよ。
- ラーメン茹でて鍋から直に食べても、鍋と箸は洗うんだよね
- コンビニ行くの面倒。行ったら行ったで、結構な出費になる
- チャーハンと餃子のレトルトがあるけど、どっちも気が向かない
と、いったネガティブ思考のループにハマると考えが偏って、こういう選択肢しか世の中にないような気になります。
何か食べようと思ったら、他にもいろいろ考えられるのに。狭い密室で仕事をしていると、視野も狭まるのか?
カップに粉と水を入れてレンチンすると、パンになる?
ある日、仕事に飽きてダラダラとスマホを見ていたら、興味深い記事が検索されてきました。
「コーヒーカップに粉(小麦粉か米粉だった気がする)と水を入れて、レンチンするとパンができる」という記事でした。
読んで「おっ!」と思ったものの、そのときはそのままで。しばらくして友人が、そのレシピの話をしてきて「流行ってるのかな?」と思いながら話を聞くと。
本当に、粉と水だけでいいみたいで。それなら、と米粉を購入して家で試してみることに。
米粉+水=レンジ蒸しパンは本当だった
米粉を水で溶いてレンジにかけてみたところ、確かに「食べられるもの」にはなりました。
ただ、おいしく食べられたわけではありませんでした(筆者の場合)。
ネットで検索できたレシピをいくつかあたり、慎重に試したつもりだったのですが。
カエルの背中みたいな見た目と触感で、食べた感じもネチョネチョして気味悪かったです、一作目は。
でも、このとき「改良すれば、マシになるのでは」という淡い期待が残りました。
何度か試作を重ねる
というのも、一作目を作るときに検索したレシピでは、どれもいかにも美味しそうに「粉と水をレンチンしたパン」が紹介されていたからです。何度か試作を繰り返して、
- 水を牛乳か豆乳に替える
- ベーキングパウダーを入れる(購入には筆者的に、かなり決心が必要だった)
- 砂糖を追加する
ことで、おいしく食べられると分かりました。
写真↓は、米粉60gに対してベーキングパウダーを5g、砂糖を5g、水の代わりに豆乳を100ml入れて作った米粉パンです。
洗い物もコーヒーカップかご飯茶碗のような深さのある食器と、粉を袋から出して容器の中で混ぜるスプーン的なものがひとつずつのみです。
レンチン蒸しパンには汎用性がある
粉(小麦粉or米粉+ベーキングパウダー)と水分(牛乳か豆乳)と砂糖をレンジで温めるだけという本当に簡単なレシピは今、筆者のテレワークのいいお供です。
週に何度か作るようになりました。
- ジャムを加えて作ったり
- 冷凍のコーンやブルーベリーを入れたり
- 粉の一部をきな粉やコーヒーにしたり
- チーズや卵をはさんだり
することで、違った風味が楽しめて飽きにくいです。
横からスプーンで切って、キャベツとチーズをはさんでみました↓。卵も入れればよかった。
いろいろアレンジできることに加えて、適当に混ぜる+レンチンでできてしまう手軽さで、老後の食事も安心?と思えてきます。
ある程度の年齢になったら、パンを喉に詰まらせない工夫は必要そうですね。小さく切って食べるとか。
レンチン蒸しパンのレシピ
レシピとも言えないくらいの簡単さですが、作り方は以下のとおりです。
基本レシピ
●材料(1個分)
- 米粉または小麦粉:60g
- ベーキングパウダー:5g(なくても可)
- 砂糖:5g(なくても可)
- 牛乳または豆乳:100ml前後(水でも可)
●作り方:材料をカップに入れて混ぜる→500Wで3分レンジ加熱(冬場は+20秒)
コストやアレンジなどについて、手作りパンのコスパ。粉と水だけで作るといくら?という記事にまとめています。
手間のかからないズボラ飯
アレンジできるとはいえ、パンばかり作っていても、さすがに飽きます。
同じくらいの手間でできる料理はあまり数を知りませんが、コンスタントに作っているものを思い出してみると、
- パックご飯+おかずのせ
- パン耳(市販)ピザ風
この2つ↑しかありませんでした。
パックご飯のアレンジ。手間はかからないけど、コスパ面で課題
パックご飯は最近、リーズナブルなものでも1個あたりのコストが100円を超えています。
納豆やチーズなど、冷蔵庫にあるおかず的なものを載せて食べようとすると、すぐ300円くらいの出費になってしまうんですよね。
「食べるものないし、しょうがないからパックご飯開けるか」というスタンスの食べ物になった感があります。
災害時のストック用に、少し置いてあります。賞味期限が近くなったときだけ積極的に食べます。
パン耳のアレンジは手間、コスパとも良好
パン耳も値上げをしているものの、ライフ(スーパー)内の「小麦の郷」というベーカリーで売っているパン耳は50円だから、こちらはコスパ的に優秀です。
味も良いと思います。
平たく切ってあるパン耳にチーズや納豆、海苔など、家にあるものを載せてピザっぽく食べると満足感があります。
そのままだと案外、いいおつまみです笑。
気が向いたときに食べたい「ズボラ飯」
こちら在宅勤務なうえ出無精で、たいてい家にいます。
通勤+ひとり暮らしのときから、ごはんも仕事も、がんばりすぎないほうが続くように思っています。
家に居座るようになった今も変わらず、飯はズボラです。
洗い物が少ないと午後の仕事にすぐ戻れるし、昼間に洗い忘れても夜の面倒や罪悪感はそんなにありません。
「自分で作った」っていう満足感は案外大きいです、ズボラ飯でも。気分転換になるし。
手間もコストも極少なズボラ飯、今から作ってみませんか。
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