【リアルに実感】友達がいない生き方を楽しめる人、楽しめない人の違い

友達がほとんどいません。10年前から在宅ワークをしていることに加えて、コロナショックで世の中との接触が極端に減ったまま、今に至ります。

勤務先もつぶれて、無職になった結果わかったのは「意外と大丈夫、というよりこのほうがよかった」ということ。

もっと早く自分の性質に気づいていれば、人間関係に悩むことなく人生を謳歌できていたのに!と悔しささえ感じます。

友達がいないと、自分自身と向き合う時間がもてます。

自己分析や価値観の再確認を通じて、本当に自分が何を求めているのかを見つけられるのではないでしょうか。

若いときの一人暮らしが寂しかった理由

20代の半ばごろ実家を出て各地を転々としながら、10年あまり一人暮らしをしました。

一人になりたいから一人暮らしを始めたわりに、数年経つと寂しくて仕方がない気持ちに。

いま思えばこのころはフルタイムで通勤するサラリーマンをしていて、一人暮らしながら世の中との接触がかなりありました。

ひとりぼっちの自分と充実している周囲の人々を比べて、勝手に寂しがる日々

恋人がいないことや友達が極端に少ないことを周囲に悟られたらどうしようと、一人で出かけるときは遠出していました。

それなら家にいればいいのに、家にいると寂しさに押しつぶされそうでした。

寂しいと思ってる暇があったら副業でもしとけばよかった、と思うこのごろです。

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久しぶりに一人暮らしをして考えた「寂しさの正体」

家族が入院して、1ヶ月くらい一人暮らしをしました。

入院のバタバタで数日は過ぎていきましたが、一週間くらい経つと「これは、若いときの一人暮らしと違う心持ちかもしれない」と思うように。

寂しいという気持ちはあまり起こりません。年齢を重ねたせいもあるかもしれませんが、目の前のやることをこなしていたら、もう日が暮れています。

一人暮らしをしていたときはフルタイムで働いて、残業もして今より格段に忙しかったはずなのに。どうしてあんなに寂しかったんだろう。

振り返ると「人と比べて、自分の充実度はどうなんだ?」ということばかり考えていたからだと思うんですよね。

いまは家の中にいて仕事もテレワークで基本的に人と顔をあわせることはなく、他人と自分を比べる機会もなくなりました。

また通勤の仕事をしたら、もしかすると他人と自分を比べていたときの自分が蘇ってくるかもしれません。

仕事は家でしたほうがよさそうです、自分の場合は(笑)。

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労働は少なめ、友達もあまりいないという幸福

いまの労働量は、フルタイムをしていた時から考えたら時間も分量も収入も、1/3程度です。

日常生活で使う分と税金分は労働報酬でまかなおうと考えて、日々過ごしています。

友達があまりいないからチャットやメール、電話などに時間を取られることもなく、労働以外の時間はほぼ、全て自分の時間です。

有り余る時間のなかでこうしてブログを書いたり、散歩をしたり、本を読んだり、草木に水をやったり。

フルタイムで働いていたときのように人間関係に悩まされることも「仕事早く終わらないかな」と時計を気にしたりすることも、もうありません

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人との関わりを最小限にしたいから、仕事はテレワークに

友達がいないこととあまり関係がないかもしれませんが筆者は近年、もっぱらテレワークで働いています。

テレワークでも人との関わりをゼロにすることはできませんが、少なくはできます。

在宅で働ける仕事の求人は、募集全体からすると少ないかもしれません。テレワークに特化した求人サイトや、主婦・主夫向けの求人サイトで探すといいようです。

例えば、リモートワーク案件を中心に掲載しているクラウドテックや、空き時間を活用した働き方が選べるママワークス“"などは、在宅で働ける求人を幅広く掲載しています。

家にいたい、いる必要がある人材のニーズは少なからずあります。そうした求人サイトで探してみるといいでしょう。

毎食ちゃんと食べようとすると、何もしていなくてもやることが割とある

一人でもできるだけおいしく食事をしたいので手抜きながら毎食、材料を切ったり火を通したりと、なんらかの調理作業をします。

そうなると一食に1時間くらいはかかり、食べたあと休んだりすると2時間くらい平気で過ぎています。

今日はご飯食べてたら一日終わった!みたいなことも。

一人暮らしの場合、寂しいと思ったときは凝った料理をしてみると意外といいかもしれません。

通勤していたころは終電で帰ってからご飯を炊いて2〜3品作って、お酒を飲みながら食べるというルーティンがありました。

作り始めると没頭できて、ストレス解消になるんですよね。

※すべての人へ、ストレス解消法としておすすめできるものではありません。

動ける体力と考える気力があれば、友達がいなくても死ぬまで楽しいと思う

労働したり、家事をしたりする体力がないと、どうしても人の手を頼る必要が出てきます。

介護サービスを利用すれば事足りるかもしれませんが、それで自分の気持ちがどうなるか少し不安。デイケアなどに通いだすと、メンタルに不調をきたしそうです。

なので普段から運動や食事に気を使って、健康寿命をできるだけ引き延ばしたいと考えています。

それにプラスして自分の生活を自ら設計できるような「考える力」も、できれば死ぬまで持っておきたいところです

友達のいない人がお金をかけずに楽しめる、実益を兼ねた趣味

自分も一人で楽しめる、実益を兼ねた趣味をいくつかもっています。例えば、

  • ポイ活
  • 覆面調査員
  • ウォーキング
  • 株式投資

など。株式投資は初期費用がかかりますが、ほかの3つはタダで始められます。

ポイ活や覆面調査員は案件を探すだけでも楽しいので、しょっちゅう物色しています。

ポイ活サイトも覆面調査員サイトも数が多いです。いろいろ使ってみて使い勝手が良くて継続利用しているのは「ハピタス」というポイ活サイトと、「ファンくる」という覆面調査員サイトです。

ハピタスもファンくるも案件が多くて、自分好みのものを探せると思います。

最近、ハピタスでは家にある不用品の査定や、web体験講座の視聴などでポイントをもらいました。

ファンくるは最近人気なのでしょうか、考えているような案件に当たりにくくなっている感じです。

少し前に、ポイ活に関する記事を書きました。こちらも参考になればうれしいです→無職の時こそ家でポイ活。楽しく稼げるポイントサイト7つ

可能なら、友達のいない老後を楽しむために不労所得を持っておきたい

老後のために不労所得をと考えたわけではないですが、あのとき買っておいてよかったと心から思っているのは不動産と株です。

不動産は一人暮らしのとき、自分で住むためにマンションを買いました。親の介護で住めなくなり数少ない友人のひとりが借りてくれて、不労所得のありがたさを知るきっかけになりました。

住宅ローン支払いも完了し、今は毎月5万円の家賃収入があります

株式投資は親の介護で実家に引きこもりがちになって、隙間時間を持て余していたときに始めました。

積極的に売却をしないので、株は配当所得がメインです。月換算で1万円程度の収入にしかなっていませんが、株主優待がある銘柄を選んで楽しく続けています

飲食店のチケットで食べに行ったり、商業施設の割引券で買い物に行ったり。老後もずっといろいろなサービスを楽しみたいので、新しい銘柄をコツコツと買い増しています。

友達がいないことを気にしてしまう原因は、自分以外の人と比べるから

世の中にはコミュニケーション能力に長けていて、たくさんの友達といつも楽しそうにしている人も多くいるでしょう。

そういう人たちは、コミュニケーション下手からはとてもまぶしく見えます。

「あの人はああなのに、自分は」と考え始めると無限ループです。これを断ち切ると、びっくりするくらい気が楽になります

人と自分を比べる必要はありません。自分で自分を楽しませてあげられるのが一番。

今日も一人で、機嫌よく過ごしましょう。

【体験談】友達がいない人生を楽しむ生き方とは

友達がいない人生に必須なのはネットと本かなと、個人的には考えています。

この二つがあれば、1日を長く感じることはありません。本は図書館で借りて、ネット環境もなるべく格安に揃えるようにすればコストも少なくて済むでしょう。

ネットが見れて本が読めれば、友達がいなかったとしても人生はかなりハッピーなのではないでしょうか。

こちら現状は主婦で最低限の家事をこなす必要がありますが、仮に独身で一人暮らしだったとしてもこのスタンスは変わらないでしょう。

生活できる最低限の労働をできるだけ在宅でこなして、自由な時間を謳歌する

これ以上の幸せがあるでしょうか。ないと思います、自分は。

ひとりでいる楽しさを謳歌するには、心が元気は必須かも

孤独を感じずに、メンタルヘルスを保つ方法について考えてみましょう。

マインドフルネスや瞑想で、心を落ち着かせるのも一策です。定期的に運動をすることで、ストレスを軽減し、心身ともに元気な状態をキープできるでしょう。

家から出て一人旅を楽しむ、趣味の時間を充実させる、スキルアップのための勉強に励むなどしてもいいですね。

自分だけの楽しみを見つけると充実感が得られて、心の元気が保てるように思います。

友達がいないことはダメなことではない。ひとつの個性だと思う

ここまで、友達がいないことについての素晴らしさについて自分なりの意見を書きました。

友達がいないことをポジティブにとらえると、その面白さや楽しさを味わえます。自分の時間を最大限使って新しいことに挑戦することで、充実した毎日が待っています。

友達がたくさんいることを否定するわけではありません。友達がいないことは、ひとつの個性なのではないかなと思っています。

だめとかいいとかという物差しでは測れないでしょう。

人間関係に余計な気遣いや時間がいらないシンプルな生き方、最高です