子どものころから相当なサボりぐせがあり、大人になった今も基本的にはダラダラ過ごしています。
でも仕事はしなければいけないし、生活するには家事もそれなりにこなす必要があります。
在宅勤務になって、ここ10年くらいは適当にサボりながら「自分で自分の機嫌をとって仕事に向き合うにはどうしたらいいか」を考えるようになりました。
在宅勤務の昼寝は15分まで
慣れないせいで忙しかった、テレワーク1年目のこと。
ランチのあと横になって昼寝していて、外の物音で起きたら1時間以上経ってた、ということがありました。
そのころは会社員の在宅ワーカーだったこともあり「これでは、出勤してる同僚たちに申し訳ない」という気持ちから、横になって寝るのをやめました。
座って寝ると寝過ぎないかも
座って寝てみると首が痛くなったり肩が凝ったりしましたがいろいろ試すうち、塩梅のいい寝方がわかってきました。
自分の場合は椅子の背もたれに寄りかかって上を向いて寝たり、座ったまま壁に寄りかかって寝たりするといい感じです。椅子だと倒れてしまいそうですが、幸い倒れたことはありません。
座って寝ると寝すぎないように思います。寝方が分かって以降は「眠い」と思ったら即寝してます
昼寝は在宅勤務の最高の醍醐味ですね。だいたい15分くらいが、自分にとってはちょうどいい感じ。
時間帯によってはそれ以上寝すぎると夜、寝つきが悪かったり夜中に目が覚めたりしてしまうことがあるかもしれません。
自分の場合、在宅ワークだと寝たいときに寝られる反面、昼寝のしすぎには少し気をつけています。
テレワークはサボりやすいから、うっかりすると本格的にサボってしまう
在宅で、一人でパソコンに向かって仕事をしてて、なんとなく飽きてきてスマホで動画なんかを見だすと、時間は急速に過ぎてしまいます。
「もうこんな時間〜!」と、やらないといけない仕事を前に途方にくれたことは、一度は二度ではありません。
なので最近では「ポモドーロ・テクニック」という時間管理法にならって、25分ごとに5分の休憩を入れるようにしています。
このポモドーロ・テクニックについて、少し前に「仕事や勉強に集中できないとき試したい、世界的に親しまれている時間管理法」という記事を書きました。
よかったらこちらも、読んでみてください。
トイレに立った時は筋トレを
在宅ワークは運動不足になりがちということもあり、普段の生活に筋トレを取り入れるようにしています。
トイレに立った時に気が向けばなんとなくスクワットしたり、ヨガのポーズをしたり。
在宅勤務になる前、通勤していたときは空いてる部屋(会議室とか)でスクワットをしたりしてましたが、空き部屋がそう毎日都合よく見つかるわけでもなく。「運動する部屋があればいいのに」といつも思ってました。
ただ、トイレに立った時「スクワットしよう!」って思えるのは、ある程度ヒマなときかもしれません。
今日やることいっぱいある!って時はトイレに立った時はおろか、アラームが鳴っても消してパソコンの前に戻ってしまい「あ、今日筋トレ忘れた」と、寝る瞬間に気付いたりすることもけっこうあります。
布団に入ったらもう眠いので、立ち上がって筋トレすることはありません。そんな感じでしたりしなかったりですが、全然やらないよりはいいかと思いながらゆるく続けています。
在宅勤務のあの人は、サボっていたに違いないと思った件
よほど監視が厳しくない限り、在宅勤務だと割とサボれたりしませんか。
でも、本格的にサボってしまうと今日やろうと思ってた仕事が片付かなかったりして焦ります。
それに在宅勤務では、メールやチャットのレスポンスが遅くなったりすると、相手を不安がらせるかもしれません。
少し前のこと。クライアント企業のオフィスで作業をした日、課長さんが在宅ワークだったことがありました。
出勤している部下の人が「課長と電話つながらない!」と言って焦っていました。チャットをしても、なしのつぶてで3時間が経過。
課長さんは一人暮らしとのことで「もしかして何かあった?在宅勤務中に急に具合が悪くなったとか」と、周囲は不安に包まれました。
3時間後、何ごともなかったように部下さんのチャットに返信があり「何してたんだろう?でもまあ無事でよかった」と胸をなで下ろしていました。
テレワーク時のサボりを告白する必要はないけど、連絡は大事
そのときは「(在宅勤務で)3時間連絡しなかったなら、その理由を説明してあげたらいいのに」と、傍で見ながら思いました。
しれっと(連絡がつかなかったことには触れずに)チャットに返信があったことで、上司に不信感を抱いたんじゃないでしょうか、この部下さんはきっと。
在宅であれ通勤であれ、サボろうが真面目にやろうが、目の前の仕事が片付けばいいような気もします。
ただ、在宅ワークは顔が見えない分サボり感が大きく出ると、時間給で働く会社員同士などでは特に、信頼関係にヒビが入ることもあるかもしれません。
「あいつサボりだけど、仕事はきっちりするから」という風になればいいのですが、全ての仕事仲間とそうした間柄になるには時間がかかりそうです。
タイムリーな連絡をしないことが続くと
在宅ワークは顔を合わせないで仕事をするから、通勤より距離も縮まりにくいかもしれません。
とはいえ、あまり根を詰めて仕事をし続けても疲れてしまいます。
在宅だからこそ適度に休憩を入れたり、リラックスできる環境を整えたりして、ストレスを溜めないように働きたいところ。
自分も世の中が動いている平日昼間の時間帯は、チャットのタイムラインとメールボックスを10分くらいごとに目で追いながら、お腹が空いたらテキトーにその辺にあるものを食べたり、野菜を刻んで保存袋に入れて夕飯に備えたりしつつ、ゆるゆると在宅で仕事しています。
在宅ワーク時の「おすすめサボりアイテム」
在宅ワーク時のサボりアイテムとしておすすめなのは、音声系のツールではないでしょうか。
音楽はあるとないとで気分が違うし、一息つくときにはおすすめです。昼寝同様、好きなBGMを聴きながら仕事をできることも、在宅のいいところですよね。
映像などを見てしまうとついつい時間を忘れてしまいますが、音声系なら時間を忘れて浸ってしまうことはあまりないように思います。
機能の多くを無料で使えるラジコで、ラジオ放送を
自分は株式投資をするので、一息つきたいときはラジオNIKKEI第一の株式情報番組を視聴することが多いです。
ラジオNIKKEI第二では平日の昼間ずっと音楽を流すので、こちらもわりと聞きます。
ラジオNIKKEIに加えて、関東在住の私は午前中はbayFM、昼前後はニッポン放送、夕方以降は文化放送が多いかなという感じ。
仕事のお供は、ラジコがメインです。気が向いたらポッドキャストやSpotifyとかもたまに。
iTuneラジオも魅力的だけど、有料だからなかなか手が出ないんですよね。
ともあれ、在宅ワークのルーチンワークやサボりタイムには、何らかの音声系ツールがいいお供になってくれそうな気がします。
在宅勤務の時にこそサボり時間を
ここに挙げたことが在宅勤務時の「サボり」と言えるかどうかは考え方、感じ方にもよるかもしれません。
ただテレワークは基本、一人で机に向かう孤独な作業が中心です。雑談などでコミュニケーションをとることが難しい環境にあるとも言えるでしょう。
在宅勤務では一日のうち要所、要所でサボり時間を確保することで、そのあとの時間にどれだけ良いパフォーマンスで仕事ができるかも決まるのではないかと思います。
「どんなふうにサボったら(=自分を甘やかしたら)、集中力が高まるか。やる気が出てくるか」ということを在宅ワーク時には模索してみると、いいかもしれませんね。