
四季報って無料で見られるの?という疑問、ありませんか。
「四季報って、紙で買わないと読めないの?」「ネットで無料で見られる方法ってないの?」
という疑問に対して、この記事では「無料で四季報を読む具体的な方法」をわかりやすく紹介します。
会社四季報とは。どんな情報が掲載されているの?
会社四季報は、どんな情報が載っている雑誌なのでしょうか。
簡単にいうと「上場企業のプロフィール帳」みたいなもの。業績、事業内容、株価の推移などがギュッと詰まっています。
読みやすく、投資初心者でも活用できる内容です。
ただ、紙の四季報の大部分は黒一色で、単調なんですよね。文字を読むのが苦手、という人には少しハードルが高いかもしれません。
通常は書店やECサイトなどで、2,000円前後で販売されています。
【結論】四季報の閲覧は、証券会社の会員専用サイトが無料・便利
筆者は基本、株取引に利用している証券会社の会員専用サイトで、四季報の情報を閲覧しています。

ただ、無料で検索・閲覧できない箇所もあります。
紙の四季報と証券会社のサイト・アプリの機能を比較すると、ざっと下記の表のようになります。
例えば、新たに上場した企業や話題の企業のインタビュー記事、売上高・配当などテーマ別にランキング比較した記事などといった特集的なコンテンツは、証券会社のサイトでは現状、見ることができないようです。
証券会社の会員サイトには載らない、四季報の特集記事を無料で読むには
特集記事もできれば、情報が新しいうちに閲覧したいものです。筆者は時間があるときに、図書館で読んでいます。ただ、
- 発売されてすぐ閲覧できるわけではない
- 最新号は借りて持ち帰れないことが多い(館内での閲覧のみ)
- 誰かが読んでいたら、読み終わるのを待つ必要がある
といった制約があります。買うと値段が高いし、場所を取るし、何よりごみになるんですよね。なかなか悩ましいところです。
会社四季報が無料で読める証券会社4選【口座開設でOK】
口座開設すると、会員ページで四季報の情報が閲覧できる証券会社を4つ、ここでは紹介します。
筆者は松井証券を使っていますが、使いやすさのポイントなど、感じ方は人それぞれだと思います。
いくつか使ってみて、便利に思えるものを利用するといいのでは。口座開設に、お金はかかりませんから。
松井証券
筆者は会社四季報の情報を松井証券で閲覧するようになって久しいです。
最初はアプリでの利用しかしていなくて若干の使いにくさを感じていましたが、パソコン画面から会員専用サイトにアクセスすることで、使いにくさを解消しました。
アプリでは、銘柄指定をしてのピンポイント閲覧になるんですよね。

紙の四季報のように証券コード(銘柄番号)順に網羅的に見るには、パソコンやタブレットで会員専用サイトにアクセスして閲覧すると、便利で見やすいです。

ちなみに、紙の四季報だと株主優待は巻末にまとめて掲載されていますが、松井証券の会員サイトでは銘柄ごとにチェックできるのも助かります(^_^)
GMOクリック証券
GMOクリック証券も松井証券同様、会員サイトやアプリから四季報の閲覧が可能です。

アプリでも見れます(↓)。

ワンクリックしないと「四季報」の文字表示が現れず「どこ?」と探してしまうかも。
楽天証券
楽天証券も、口座を持っていれば誰でも無料で四季報の閲覧が可能です。公式サイトに、
楽天証券では、東洋経済新報社の会社四季報の最新データを発行日当日に、ウェブまたはマーケットスピード(Win/Mac)、およびiSPEED for iPhone/Android(バージョン3.1以降)にてご覧いただけます。もちろん利用料は無料です。ぜひ、ご活用ください。
楽天証券公式サイト会社四季報の閲覧方法についてより
と、記載があります。
SBI証券
SBI証券も、会員用ウェブサイトやスマホアプリで四季報の閲覧サービスを利用できる証券会社のひとつです。
利用方法については、公式サイト内「会社四季報の見方・使い方」ページに記載されています。
証券口座を作るのは面倒なのでは
とはいえ、証券口座を作るのに面倒を感じる方も、いらっしゃるかもしれませんね。
書類の準備や必要事項の記入などが必要なものの、スマホがあれば完結します(未成年の方は書面での申し込みが必要なようです)。
証券会社によっては、口座開設に獲得ポイントを設けていることがあります。お得みのある証券会社を探して、いくつか申し込むといいかもしれませんね。
無料で四季報を見るなら、検索ではなく証券会社を活用しよう
銘柄情報を検索すると証券会社のウェブサイトやアプリ以外にも、登録せずに無料で見られる情報はたくさんあります。
ただ、銘柄名で検索しても、出てくるのは広告記事や一部情報に限られるでしょう。
最新かつ信頼できる情報を調べるなら、証券会社の会員サイトを活用するのが断然便利。
投資の専門出版社がまとめた最新情報となると、やはり四季報の右に出るものはないでしょう。
この記事で紹介した松井証券やGMOクリック証券など、証券会社によっては口座開設すれば四季報の最新版に記載されている情報を無料・便利に検索できるサービスがあります。
証券口座をひとつ持っておくと、四季報以外にもチャート・スクリーニング機能なども使えて、投資の幅がぐっと広がりますよ。
証券会社のサイト・アプリから取れない四季報の情報は、図書館などへ足を運んで閲覧するのも、アリかもしれませんね。
※本記事は個人で調べた情報をもとに作成しています。内容には十分注意しておりますが、最新情報や正確性については公式サイト等でご確認ください。