在宅の請負業務で、モラハラに遭った半年前。
ハラスメント的な対応を受けるのは初めてではありませんでしたが、このとき初めて「仕事を辞める・減らす」という選択肢が現実になりました。
長く続けてきた投資がバックボーンになり「この仕事を手放しても生きられる」という確信があったからです。
この記事では、自営の在宅ワーカーとして働きながら「違うと思った仕事は断る」ための準備や考え方について、個人的な考えを書きます。
発注元企業担当者からの「よくあるモラハラ」と穏便な離脱プロセス
半年前に遭ったのは、よくあるモラハラです。例えば、
- あいまいな指示のまま作業を進めるよう言われ、納品後「思ってたのと違う」と言われる
- 大量のタスクを、超短納期でおさめるよう無理強いされる
など。以前の筆者なら「これくらいで凹んでられない」と、改善提案をしたり文句を言ったりしていました。
提案が通ることもあったけど、契約を切られる、嫌われる・怖がられるといったマイナスの効果を生んでしまうことのほうが多かったです。
どちらにせよ、心に大きく負荷がかかることは避けられませんでした(相手もそうだったと思う)。
モラハラに向き合った当時について「働かない生活は可能?在宅フリーランスが時給型労働を手放すまで」にまとめています。
角を立てずに受注を減らす「スポット切り替え」の提案
心に負荷がかかる懸念と「もう、そこまでしなくてもいい」という考えから、この企業からの受注方法を変更することにしました。
モラハラ担当者の上司に、提案的な形で「(仕事があまりないときに)無理に仕事を振ってもらわなくても大丈夫ですよ。コンスタントな受注から、スポット受注に変更しませんか」と言ったところ。
「お気遣いありがとうございます、では変更しましょう」と、穏便に着地できました。
段階的に距離を置き、自然消滅(受注ゼロ)へ持ち込む
当時、この企業で「やめたい人が、あと腐れなくやめられない」のを何度か目にしていたこともあり、どうすれば穏便かつ段階的に距離を置けるか?を考えて動きました。
結果、発注は少しずつ減り、数ヶ月経つころには存在を忘れてもらえました。
契約は現在も続行しています。モラハラ担当者は退職したとのこと、何らかの形で仕事が復活するのも悪くないかも。
在宅ワーカーが「嫌な仕事を断りたい」と思ったときは段階的に、
- 生活費の半年〜1年分程度の無リスク資産を確保:「仕事がなくなっても生きられる」という安心感を作る
- つみたて投資など「勝手に増える仕組み」を小さく始めておく:労働収入以外の資産が精神的な支えに
- 案件を打ち切る際「角を立てない提案」から打診する:「スポット化」や「納期の調整」など、相手の体面を保ちつつ段階的に距離を置く
といった動き・準備をすると、いいのではという実感があります。
「資産の後ろだて」があったから仕事を減らせた。これらを見直してみる
モラハラがあった企業から仕事を受注していたのは週2〜3回、半日ほどです。
それがなくなり「資産の後ろだて」になった投資について見直す時間ができました。
デイトレ・スイングトレードに挫折して分かった自分の適性
受注がなくなってからまず考えたのは、長期投資で続けていた個別株投資に、
- 1日完結で取引をする「デイトレード」
- 数日〜数週間での利益を狙う「スイングトレード」
的な要素を加えて、売却益を増やすことでした。
多少の利益を生んだのですが、ずっとパソコン画面に張り付いて株価のチャートを見ていることに疲れてしまいました。
こうした積極的なトレーディングは、性に合わなかったようです。
投資信託を積み増し
同時に、投資信託の積み増しをしました。
筆者は、個別株よりずっとあとになって、投資信託を始めています。
「本当に増えるのか?」と疑いをもちつつも、ポピュラーなS&P500、オルカンなどに少額ずつ毎月積立投資をしていました。
数年続けた結果「意外と悪くない」と、それぞれの銘柄の買い数量を増やしました。
積立投信(S&P500・オルカン)の複利効果
保有している投資信託が、本当にこのまま増えていくのかは未知数です。
ただ、複利が効いてきて「増え方のスピードが違ってきた」という実感はもてるようになりました。
さらに積み増しをするか、別の投信銘柄にも投資するか考え中です。
専業投資家になる?いや、なれない。大リスクを取れない「小物感」とも向き合う
個別株での売却益や投信での複利を見ながら、このまま投資家として生きることも考えました。
ただ筆者は「これは儲かるのでは?」といった場面で、大きな勝負に出ることがどうしてもできません。
そうしようと努力すると、めちゃくちゃに疲弊してしまいます。
判断の場面で、投資家としての小物感がはっきりするばかりで「専業はムリ」と理解しました。
モラハラには遭ったけど、仕事は続けたい
同時に、モラハラには遭ったけど、請負などの形でマイペースに仕事ができればと思うようになりました。
少し前までは請負やパートの仕事は手放したいと思っていたのですが、実際ゼロにしてみると「少しはあってもいいかも」と、心境の変化を感じます。
資格取得も視野に
ただ、モラハラを経て「同じように仕事を探せば、同じような仕事はまたみつかるけど」と考えるようになりました。
同様の条件で仕事をすれば、同じ問題にまた直面するのではないかと。
で、時間はあるし資格の勉強でもしてみようか、という気になりました。
資格をとったからといって、全ての問題がクリアになるわけではないでしょう。ただ「そうすることで仕事のフィールドが少しでも増えれば」と考えています。
自宅で準備できる資格が良さそう
取得にあたって通学や実習が必要な資格だと、資格のための生活になりそうで。
家での勉強・準備で完結する資格を探して、無料アプリやサイトで過去問を解くようになりました。
仕事や家事のあいまの息抜きにも、いい感じです。
データ豊富で、無料で使える過去問ドットコムをよく利用しています。
FPや漢検、英検など、自宅での勉強で取得を目指せる資格の過去問も多く揃っているようです。
「資産防衛とメンタル維持に良さそうな投資手法がもっとほしい」と模索
モラハラに遭って仕事を失っても、試行錯誤が功を奏したのか、資産が減ることはありませんでした。
ただ、増えません。
有り余る時間のなかで「さらなる資産防衛策」を考えたところ。
国債・定期預金を検討して見えた限界
近ごろ、国債の利率が上がったニュースや、定期預金の金利を増やしていますといった広告などをよく目にするようになり「リスクゼロの資産運用」に興味をもっていました。
たしかに以前より、国債の利率は上がっているし、高金利をうたう銀行口座も増えてはいます。
両方とも金利上昇の兆しはあるけど、まだ心もとない
億単位の資金をもっていればゼロ資産運用も、やりがいがあるかもしれません。
でも、国債も定期預金も、今はまだ現実的な投資対象ではないかも、というのが個人的な考えです。
もう少し金利が上昇したら、具体的に検討できるようになるかな。
やっぱり株が好き。高配当銘柄を中心に探してみると
国債や定期預金について調べてみて、やっぱり自分は株が好きと分かった気がしています。
デイトレやスイングには疲れてしまったけど、優待や配当には心が踊ります。
ゆっくり、個別銘柄の買い増しを検討することにしました。
連続増配+業績安定の銘柄を検討
四季報にじっくり目を通して、
- 何年も連続で増配している
- 業績がいい
- 安定している
- できれば株主優待もある
という銘柄を探しました。
在宅ワーカーの癒やしになる「株主優待」はどうか
動画視聴の権利が得られるやU-NEXTや、銭湯のチケットがもらえる極楽湯など、在宅で働く身に優しい銘柄に注目しています。
株価を下げたタイミングで購入し、優待と配当を楽しみたいです。
モラハラ案件を手放して実感した「本当の自由」
手放したモラハラ案件は、時間や納期の決まった業務でした。
この仕事を手放してみて「これが本当の自由か」と感じたことがあります。
「明日の午後空いてる?」とか「何日の何時、東京駅へ来れる?」といった突発的な誘いに、ほぼいつもOKが言えることです。
以前なら、仕事を理由に断っていただろう誘いに、余裕をもって「誘ってくれてありがとう、喜んで!」と言えるのは大きな変化だと思っています。

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