気温が高くなってくるとエアコン清掃の面倒さに毎度、気が重くなりませんか。
テレワーカーの自分は特に、昼間いつも家にいることもあり、避けて通れない季節行事です。
室温が30度に届こうという5月末のある日。そろそろ限界かとエアコン掃除に取り掛かってみると。
まずはエアコンが稼働するかを確認
稼働するかどうか、リモコンでスイッチを入れてみました。

無事に動くようで、ひと安心。
スイッチを切って中を見ると、それなりに、けっこう汚れています。
「汚ねえ〜」と思いながら、手元のウェットティッシュで見えるところの汚れやカビをちょこちょこ拭いていると。
エアコンにティッシュが吸い込まれる
すると、ものの一瞬で、ティッシュが吸い込まれてしまうではありませんか。

何が起こったのか分からず、コンセントを抜いていなかったことを後悔しながら、エアコンの中に入り込んだティッシュを探しました。
小一時間、奮闘するもティッシュは見つからず、100均で細長い掃除棒を買ってきて奥の方もゴソゴソしました。
翌日も引き続き探したものの、二日間の作業は徒労に終わりました。ティッシュが入ったまま稼働しても大丈夫かを検索してみると
- そのティッシュにカビが生えて嫌な臭いを放つ
- ティッシュが入ったままだと本体にも悪影響
といった記述がちらほら見つかり「このままではエアコンを使えない」と理解するしかありませんでした。
渋々、エアコンおそうじ業者へ依頼
検索して出てきたエアコンクリーニング会社に電話をして、事情を話してみると。
(巻き込まれたティッシュは)通常の清掃で取れる可能性があるが、奥に巻き込まれている場合はエアコン全てを分解しなければならない
という残酷な現実を知ることになりました。料金的には?と聞いてみると、
- 通常の掃除で取れれば1万5千円程度
- 全体を分解して取り出せば3万円程度
をみておく必要があるとのこと。1万5千円か3万円。二種類の数字が並ぶと「どうしてもプロに頼まなければならないなら、せめて1万5千円で!」と、祈るように清掃を依頼しました。
悔しくてたまらない「ティッシュ巻き込み」
なぜコンセントが抜けていない状態で掃除をしたのかと、先立つのは後悔しかありません。

それだけのことで、万単位の出費をしなければならないとは。
悔やんでも悔やんでも、悔やみきれませんでした。
とはいえ、気温は上がるばかりです。1日でも早く来てほしい気持ちがあり、すぐ来て!と申し出ると「お伺いできるのは最短で三日後になります」とのこと。
しかも20時開始と、なかなか遅い時間指定でしたが、背に腹はかえられません。
不安な気持ちで、プロ清掃の当日を迎えました。
約束の時間より3時間早く来た清掃スタッフ
用事があり夕方、17時ごろ帰宅するとインターホンが鳴り「エアコンクリーニングです!」と元気な声が聞こえました。
え、20時からって聞いてたけど?と言うと「早く着いてしまって!」とのこと。
おそらく、夜遅い枠の客だった自分に、業者側も「できれば早めに作業を終わらせて帰りたい(あるいは、夜間に高圧洗浄機の爆音を響かせるのを避けたかった)」という本音があったのかもしれません。
一刻も早く直してほしかったので、すぐ取り掛かってもらうことに。
プロの仕事を目の当たりにする
機材が搬入され、クリーニングが始まりました。

まずは、巻き込まれたティッシュがどんな状態かを調べてもらいます。
ヘッドライトやスマホのカメラで目視し、エアコンを稼働し異音を確認したうえで、ティッシュのありかが読めた様子。
前カバーを外し、細いノズルのようなものを差し込むとポロッとティッシュが落ちてきました。
「全体を分解して取り出さないといけないこともあるし、この作業だけで取れてよかったです!」とのこと。
3万払わないで済んだ!と、心の霧が一瞬で晴れた気がしました。
ちなみに我が家を救ってくれたのは、こちらのクリーニング業者さんです。
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素人のスプレー掃除で蓄積したエアコン汚れ
お金の不安から解放されたあと、エアコン掃除のプロの仕事を間近で、じっくり見学しました。
手際も機材も、素人の掃除とは雲泥の差です。下の写真は高圧洗浄機(右)と洗浄のための水です。

エアコン本体にビニールカバーを被せて、スプレーで掃除するところまでは何となくイメージしていましたが、想像をはるかに上回る凄腕。
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高圧スプレーで、水に溶いた洗剤をビヤーっと内部に吹き付けると。
一気に、真っ黒い水がバケツに溜まりました。
一斉に吐き出される黒カビ
「これは、ホコリですか?」と聞くと「黒いのはカビです。油も浮いていますね!」とのこと(↓)。

エアコンの真下で焼肉よくやるからか?とも思いましたが「台所に一番近いところに設置してありますし、こんなものだと思いますよ」と。
高圧洗浄機の音がかなり大きく、夜遅い時間になる前に来てもらって良かった、とも思いました。
内部を掃除したあと外側を拭いたり、取り外した部品を洗ったりして、1時間ほどで作業は終了。撤収の手際も見事でした。
支払いは?と聞くと「何でもOKです」とのことでしたが「コインパーキングの駐車料金だけ現金でお願いします」とのことだったので、全額を現金で支払いました。
年一回、もしくは二年に一回くらいなら頼む価値は十分あると実感
今回、突発的な事故でエアコンをプロに掃除してもらうことになりました。
我が家は全員ケチで「自分でできる掃除を、何万も払って外注するなんて」と意見が一致しており、クリーニングを依頼したことは一度もありませんでした。
そんな頑固な先入観から、自力での解決ができなくなった今回のティッシュ巻き込みで「エアコンはプロに清掃依頼する」という新たな価値を知ることになりました。
毎年とはいかずとも、二年に一回くらいはプロの力を借りてもいいよね、と家族も一致した意見に着地しました。
1万円以上の出費にはなりましたが、イヤな匂いが一切消えて冷えも劇的に良くなり、翌日からの在宅ワークの集中力が段違いです。
毎日ここで10時間以上過ごす自分にとっては、結果的にお値段以上の、最高の投資になりました。
快適な空間を得た上に、世の中を学ぶいい機会になった気がしています。
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