1万円以下の睡眠計測。ブレインスリープコインは初心者も使いやすい?1ヶ月使用レビュー

在宅勤務の健康

ここのところ、あまりよく眠れていない感覚がありました。

テレワークで家にいることが多いし運動不足かな?と運動を増やしても、ぐっすり眠れる気配はありません。

不眠症かと近所のクリニックを受診したところ「治療するほどではないが血流が悪い」と、血流を良くするストレッチを教えてもらったのですが。

我が睡眠はマシになったような、ならないような。この眠りでいいのかどうか知るにはどうしたら?と考えて「睡眠を計測してくれる何か」を探すことに。

【結論】1ヶ月使用してわかったブレインスリープコインの「真価」

「血流の悪さ」を指摘された筆者の睡眠は、ブレインスリープコインの導入で本当に変わったのでしょうか。

結論からいうと、睡眠の「質」が飛躍的に良くなったわけではありませんが「睡眠への向き合い方」が劇的に変わりました。たとえば、

  • 睡眠の課題(睡眠不足、眠りの深い・浅いなど)が数値で明確になった
  • 毎晩、寝るときの行動を変えるきっかけができた
  • 睡眠に関する情報を日々、入手できるようになった

と、いったところです。記事では装着感から計測の正確さ、そしてアプリの魅力まで、正直に解説します。

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自分の睡眠を客観的に計測してみたい。睡眠特化型デバイスを選んだ理由

睡眠の質は計測できるらしい、ということは何となく情報として知っていたけど、どうしたらいいか分かりませんでした。

アップルウォッチをつけている人が「睡眠の質も計測できる」と話しているのを聞いて「そっか、着けて寝るんだ」というくらいの理解で。

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アップルウォッチのような多機能型ではなくて、睡眠に特化したものがいい

とはいえ筆者はアップルウォッチのように、腕時計的なものをいつも装着するのには抵抗がありました。

それに機能がめっちゃ多そうだし、値段もそこそこするし。

最近パソコンとスマホを同時に買い換えたばかりで、まとまった出費はしばらくおさえたいという気持ちもありました。

「いろんな機能はいらないからとにかく、睡眠を計測したい」と、睡眠に特化したデバイスを探してみることに。

予算は1万円に収まるくらいだとありがたい、と思いながら。

評価がある程度集まっている(=使われている)1万円までの睡眠計測デバイスは

「睡眠 計測」でネット検索してみると想像通り、いろんなデバイスが出てきます。

こんなにたくさんの選択肢から何を選んだらいい?と考えて、使った人の口コミ評価をECサイトなどで調べてみると。

「ブレインスリープコイン」というデバイスに、多くの口コミが集まっていました

値段も8,800円(税込)と想定内。購入を決めました。

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ブレインスリープコインを購入。基本情報と「小ささ」の不安対策

ブレインスリープコインはコイン型の睡眠計測デバイスです。

本体に、装着のためのクリップが付いています。見た目シンプルで「自分でも使えそう?」な雰囲気がありました。

「コイン」の名のとおり小さい

その名のとおり、ブレインスリープコインはとても小さなデバイスです。

CR2032というボタン型のリチウムイオン電池を入れて使います。

小さいから、電池を入れるときの開け閉めが少し難しかったです。親に使わせるときはこちらで電池交換をしないと、と思いました。

なくす不安は大きいかも?こんな感じで保管

この大きさだと「あれ、どこ置いた?」というシーンが想像できます。

なくさないように、置き場所を決めました。洗面台のココ↓に、100均のS字フックに引っ掛ける形で。

洗面台なら寝る前に歯を磨いたりするタイミングがあるし、装着忘れもなかろうかと。

ブレインスリープコインを1ヶ月使ってみた【正直レビュー】

装着は寝るとき、着ているものにクリップで留めるだけ。

留め具は丈夫。寝てて取れることはありません

スマホアプリと連携しておやすみなさい、という感じでとても簡単です。

ここからは、使ってみての実感を正直にレビューします。

【正直レビュー①】計測精度について

ブレインスリープコインは睡眠を、

  • 覚醒
  • レム睡眠(脳は起きていて眼球が動いたり、はっきりした夢を見たりといった状態)
  • 浅い睡眠
  • 深い睡眠

の4パターンに分けて計測します。深い睡眠が90分以上、睡眠時間が7時間以上あると褒めてくれるようです。

分かりやすいです。「この時間はよく眠れてたんだ」とか「たしかに夜中、いったん目が覚めてまた寝た」と振り返ったりもできます

ただ、計測を続けていると、筆者が起き上がって静かに過ごしていた時間をアプリが「深い睡眠」として認識していると思われる現象が見られました。

この点については、今後のアップデートに期待したいところです。

でも例えば、寝酒をした夜や疲労が溜まった日などは深い睡眠が減るなど、傾向をつかむという点ではとても役立っています

【正直レビュー②】「睡眠時無呼吸症候群の疑い」の表示

使い始めて数日後の朝、アプリに赤色のびっくりマークが現れ「睡眠時無呼吸症候群の疑い」との表示が出ていました。

危険度が高いとのことで「すぐに受診を!」と提携医療機関の情報が出てきて焦りました。

「夜中、いびきかいてる?」と同じ寝室の家族に尋ねると「今まで一度も聞いたことない」と言うんですよね。

表示に基づいてクリニックの予約をしましたが、自分自身でも睡眠中に苦しいとか、いびきで目が覚めるといった自覚は全くなく、予約をキャンセルして様子をみることに。

その後、睡眠時無呼吸症候群の表示が出ることはなくなりました。

※本製品は医療機器ではありません。診断や治療が必要な場合は必ず専門医にご相談ください。

【正直レビュー③】睡眠の知識が増える「アプリ記事」の価値

ブレインスリープコインは毎朝、その夜の睡眠の計測結果と一緒に「こういう睡眠だったあなたには、こんな記事がおすすめ」と、オリジナル記事をひとつ提示してくれます。

たとえば、こんな感じの表示です。

スリープスコア68(Normal):夜中に中途覚醒しやすいようです。アロマなどの香りや暖色の照明などを利用し就寝前の準備をしてみましょう。日中に適度な運動をすることも大事にしていきましょう。

おすすめの記事を読む→自律神経と睡眠の関係性「不眠」と「快眠」への影響とは?

■スリープスコア85(Good):黄金の90分(眠り始めの90分)に深い睡眠がしっかり取れています。より睡眠の質を高めるため眠りすぎに注意しましょう。

おすすめの記事を読む→睡眠リズムの整え方!パフォーマンスを高める入眠と起床のポイント

ブレインスリープコインアプリより抜粋

睡眠に関する知識が増えるように思えて、ちょっとしたやりがい?みたいなものを感じます。

【正直レビュー④】継続のモチベーションになるポイント制度

ブレインスリープコインを日々使うことで、少しずつポイントが貯まるのも嬉しいところです。

たとえば、睡眠スコアが70だったときは70ポイント、95だったときは95ポイントといったテイで貯まります。ほか、

  • 関連記事を読む
  • アンケートに回答する
  • 決まった時間に起床・就寝する
  • SNSでシェアする
  • 友達を招待する

といったことなども、ポイント加算の対象になるようです。

ブレインスリープコインはこんな人に良いと思う【継続使用の理由】

購入から1ヶ月と少し、筆者はブレインスリープコインを使い続けています。

しばらく、継続使用できるかなという実感を持ちました

  • つける・はずすのがラク
  • アプリ連携が簡単
  • ポイントが貯まる
  • 睡眠の困りごとをAIドクターに相談できる

と、いった理由からです。

近年、睡眠に漠然とした不安を持ちながら過ごしていました。でも今は、

「昨日の睡眠はこういう感じだったのか。じゃあ今日は、寝る前の行動をこんなふうに変えてみようか」

前向きに行動できて、これを積み重ねていけば将来は睡眠の質がぐっとよくなるのでは、という期待をもてるようになりました。

医療機器ではないので、使ったからといって睡眠の改善に直結するわけではないですが、長い目でみるとプラスに働くのではないかなという印象をもっています。

ご自分の睡眠について「どんな感じかの客観的な評価」「ぐっすり寝られてるかどうかの判断材料」があるといいなという方には、ブレインスリープコインはぴったりのデバイスだと思います。

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