
在宅勤務中、ちょっと昼ごはんを作ろうとキッチンに立ったら、思いのほか暑い!そんな経験、ありませんか?
筆者は5月のある日、朝ドラを見終えた平日の8:20ごろ、余りごはんでチャーハンを作っただけで全身汗まみれに。
夏本番が思いやられます。
そこで今回は、テレワーク中の暑さ対策として、冷たくて簡単なランチと涼しくなれそうなアイテムをご紹介します。
テレワークでも、暑くて仕事が進まない理由
在宅勤務は、外の気温や気候に左右されにくいワークスタイルでしょう。
でも自宅でひとり、仕事をしていると注意喚起されることもなく「あれ、暑い?」と感じたときには、かなり深刻な気温だったりします。
キッチンやトイレなどはクーラーが効きにくいことも多いと思います(我が家もです)。部屋との気温差で、体力を奪われる気も。
テレワークの暑さ悩み、感じたことありませんか。
暑い時期の、在宅勤務の困りごと3選
オフィス勤務のときは夏場、クールビズや室温設定の取り決めなどがあったように思います。
テレワークになってからはこうしたことを気にしなくなりました。
夏場の在宅勤務にはオフィスとは違った困りごとが、いくつかあります。
エアコン、いつから稼働する?
「暑いしエアコンつけたいけど、中の掃除してない」と躊躇すること、ありませんか。
我が家も毎年、暑さに耐えられなくなって仕方なくスプレーで簡単に掃除して、という感じです。
定期的にプロに頼んだ方がいいんだろうけど、自前での掃除になりがちで。
今度こそ重い腰をあげて、ダスキンとかに頼んでみようかな。
暑さを感じると、仕事に集中できない
いったん暑さを感じると、仕事へのモチベーションが低下しませんか。
集中力が削がれてつい、動画やゲームに気を取られてしまったり。長時間ハマって、我にかえったときにはすごい時間が経ってたりするんですよね。
食べるのがおっくうになる
暑くて調理や食事に面倒を感じること、ありますよね。
ちゃんと食べたいと頭では思っていても、適当に手元のお菓子とかで済ませたりしがちです。
仕事を終えた夜「昼間、そういえば食べてなかった」と思い出して爆食すると、翌日に響くんですよね。
【レシピ紹介】夏場のテレワークにうれしい、冷たくて簡単なランチ
夏を迎えて「暑いから、お昼は適当で」と思ってそれが続くと、食べることが楽しくなくなりそうです。
夏場、在宅でもおいしくランチを食べて、ゆっくり過ごしたいものです。
常備が安心、夏のテレワークランチと相性がいい食材
暑いとき、選べるお昼ごはんのアイテムがわりと多いのは、在宅勤務のいいところ。
夏場のテレワークランチは冷たい麺と、合わせやすい食材で手軽に済ませましょう。常備できるものの例を挙げます。
乾麺
そうめんやひやむぎ、うどん、そば、パスタ、ラーメンなどの類は、乾麺で揃えておくと比較的コスパが良好です。
ゆでて、氷水でしめる時間がとれそうなときは乾麺の出番。好みのものをいくつか常備すると、バリエーションを楽しめます。
生麺
生麺のなかでも、水で洗うだけで食べられるタイプのものは火を使わなくていいから助かります。
賞味期限を気にする必要があるけど、手軽です。
そのまま食べられるタンパク源、カルシウム源
夏場のランチは冷たい麺の出番が多くなります。麺類と相性のいいタンパク源として、
- カニカマ
- 魚肉ソーセージ
- ごま
- 豆腐
- たまご
- 豆乳
などは常備しやすいでしょう。カルシウム源としては、
- 納豆
- 乾燥わかめ
- 海苔
- 各種缶詰(鮭、さば、ツナなど)
と、いったところ。こうしたアイテムは麺と一緒だとボリューミーで、満足感を得やすいです。
その他
夏の麺ランチは、ベースとして好みのめんつゆを冷蔵庫に常備しておくと、すぐ食べられて便利です。ただ、めんつゆだけだと飽きるんですよね。
- 豆乳
- トマトジュース
- オリーブオイル
などがあると、風味に変化をつけやすいでしょう。
それに、ベビーリーフやかいわれ、ブロッコリースプラウト、大葉、バジルなどは冷たい麺と一緒に食べやすい野菜です。
ちぎって食べられるから、包丁もいらないし。
ただ、こういう葉物野菜は日持ちがしません。野菜不足を感じたらジュースなどで補うといいかも。
我が家はトマトジュースを常備して、そのまま飲んだり麺のつけ汁にしたりします。ほか、麺類と相性のいい
- 天かす
- 青のり
- 七味唐辛子
- しょうがチューブ
- にんにくチューブ
などもあると重宝します。
これらの食材を使ったレシピ例
ここで紹介するレシピは、調理時間や分量などを計る必要がないものです。
食べたい分を好みの味で、常備してあるものをあわせて、お楽しみください。
たぬき冷そば
ゆでたそばと適量のめんつゆ、天かすがあればおいしい一皿です。
ごまや乾燥わかめ、海苔などでボリュームアップすると食べごたえがあります。
豆乳冷やっこ汁
麺類に飽きたときや、とりあえず手早く食べたい時は豆腐に豆乳とめんつゆをかけると、腹持ちのいい一食になります。
海苔やカニカマ、天かすなどをトッピングすると簡単ながら、わりと豪華です。
トマトジュースぶっかけパスタ
パスタを茹でて、氷水でしめる余裕があれば試したい一品です。
ソースはトマトジュースとめんつゆ、オリーブオイルがベースです。あれば豆乳も。ツナ缶や海苔が載ると、ボリュームが出ます。
サバ缶そうめん
超簡単ながら、とても贅沢です。
そうめんをゆでて、氷水で閉めてサバ缶をのせたところに好みの量のめんつゆをかけたら食べられます。
しょうがチューブがあるとさっぱりします。
ツナと大葉の冷製パスタ
ゆでてしめたパスタに、ツナと大葉をのせてめんつゆをかけるだけです。
大葉があるときのごちそうといったところでしょうか。
夏は集中力も体力も不足しがちだけど、とりあえず飯は食おう
ここで紹介した、料理というほどではない一皿も、いざ作ろうとするとめんどうな時があります。そんな日は、
- 冷やご飯+冷水+お茶漬けの素
- カップラーメンをお湯少なめで作って氷を入れる
などでしのぎましょう。
写真は緑のたぬきですが、氷で冷やして食べるカップヌードルの情報が日清食品の公式サイトに記載されています
→ いつものカップヌードルライトに、氷を入れてキーンとおいしく!!
とりあえず食べれば、テレワークの作業疲れもいくらか感じにくいと思います。
【工夫】テレワークの暑さ対策グッズ&時短アイデア
一人でテレワークなら夏場は全裸でもいいくらいだけど、外から見えたら申し訳ないし一応、何か着用する必要があるでしょう。
とはいえシャツ一枚でも、夏場のテレワークは暑いんですよね。
テレワークの暑さ対策にはランチの工夫に加えて、各種アイテムがあると安心です。
涼感アイテム各種
暑さを感じたら、何はなくても冷凍室の保冷剤を手のひらや首の後ろに当てて、とりあえずクールダウンしてください。
涼感タオルやハンディ扇風機、涼感ネックジェルなども重宝します。
たとえば、楽天市場ではパーカーやマット、タオルケットなどが涼感グッズの売れ筋だそうです(25.5現在)。こうしたアイテムは、夏場のプレゼントにも喜ばれそうですね。
ヨガマット
暑い時期だけではないですが、ヨガマットは筆者がテレワークで重宝しているアイテムのひとつです。

ヨガやストレッチにも使いますが、昼寝用にも重宝します。
作業台のそばに敷いて、少し時間ができたときに寝そべって昼寝してます。
夏場は疲れやすいから、細切れに昼寝時間があると体力の持ちが違うように思います。
テレワークでのヨガマットを使った昼寝について、記事を書いています→ 仕事中つい寝てしまうテレワーカーがたどり着いた、快適昼寝のアイデア
夏場、テレワークの暑さ対策には「食」と「環境」の両面からアプローチ
ここのところ夏の気温が高く、暑さを感じる期間も長くなっている印象です。
在宅勤務はクーラーがあるから大丈夫、と思っていてもうっかりすると夏バテして、仕事や家事が進めにくくなることもあるでしょう。
暑さで集中できない日も、冷たいランチや快適アイテムがあれば、乗り切りやすくなります。
在宅勤務だからこそ食と環境を整えて、無理せず夏を過ごしましょう。