
こちら、家でできる仕事を中心に業務請負の形で働いています。
ウェブサイト掲載用の記事を書いたり、直したりする仕事が多いです。
近年、主に2つの企業から仕事を請けていたのですが、そのうちのひとつが業績不振で運営サイトを閉鎖するとのこと。
ここのところ発注が滞っているとは思っていたものの、数年にわたりお付き合いしていた企業さんだけに少し寂しいです。
一方で、決まった企業からの仕事ばかりになっていたことを思い出し、新たな仕事を請けてみようと久々にクラウドソーシングサイトを覗いてみることに。
クラウドソーシングって、初心者でもできるの?
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では実際に久々のクラウドソーシングで在宅ワークに挑戦した筆者の体験をまとめます。
登録情報を整え、単発案件を探し、エントリーしてみた結果はいかに。
仕事探しの具体的な手順や注意点も交えてお伝えします。これから始めたい人の参考になれば幸いです。
クラウドソーシングを久々にやってみた。仕事の見つけ方や注意点など
数年ぶりに開いたクラウドソーシングサイトには、新たな機能がいろいろ搭載されていました。
仕事を請けるにあたって、こちらから提示する情報が古くなっていたり、足りていなかったりしたようです。
まずは、情報の更新から始めました。
仕事を得るために必要な情報を確認・更新
今回、新たに仕事を受注するために、以下の項目を見直しました。
- 基本情報:氏名などの基本情報を登録
- ワーカー情報:経験職種や、対応可能な仕事のカテゴリなどを登録
- スキル登録・スキル検定:スキルの登録、スキル検定の受験
- 過去にした仕事の登録:ポートフォリオ・経歴の登録
- NDA(秘密保持契約):締結するとNDAオプション付き案件の受注が可能に
- インボイス:登録番号の確認完了で、適格請求書(インボイス)の発行・保存が可能に
ほか、本人確認書類提出、振込先口座登録、非表示クライアント一覧、メッセージテンプレート一覧、メールアドレス・パスワード編集、通知設定なども見直し。
こうして、仕事にエントリーする準備が整いました。
基準を満たすと認定され、受注しやすくなる「プロクラウドワーカー」制度もあるとのこと。認定されると信頼度が上がり、報酬などの面で有利になるようです。
まず、2つの仕事にエントリー
まず、単発の仕事を探してみることにしました。
単発案件は都度、契約を結ぶ必要があるものの一回完結だから取り組みやすいです。
クラウドソーシングサイトを使うと、契約締結の手間がぐっと減ります。
会社員のころは面白そうな単発案件を見つけると、週末、時間がある時などによく請けていました。
今回は、あまり経験のない2つの仕事にエントリー。
応募した時点で、本人確認書類の承認がされていなかったこともあり、今回は難しいかなと思いつつ待ちました。
【エントリーした仕事その1】ビデオ通話でのインタビュー(受ける側)
数分のインタビューをビデオ通話で受ける仕事の募集があり、面白みを感じてエントリーしました。
顔出しなしとのこと「インタビューを受ける機会なんてそうそうない」と、楽しみにしながら連絡を待ちました。
この仕事は、依頼の連絡が来ませんでした。残念!
【エントリーした仕事その2】アンケート回答
もうひとつエントリーしたのは、特定のサービスへのアンケートに回答する仕事。サービス向上に役立てるそうです。
応募翌日に担当の方から連絡があり、仕事を請けることになりました。


発注者とのやりとりが進行中(25.5.17現在)。条件詳細を確認して、実際の業務がどんなものかについて提示があったところです。
経験のない仕事は、単価が安いものから申し込むのが良さそう
今回、クラウドソーシングサイト経由で申し込みをした2つの仕事は、どちらも経験のない仕事。
経験のない仕事は単価の安いものにエントリーして、場数を積むのがいいように感じています。
エントリーした仕事はどちらも、時給換算すると1,000円程度でした。
在宅で、未経験の仕事で時給1,000円稼げるなら、まあ良しというところかなというのが個人的な感想です。
クラウドソーシングサイトで仕事を請けようとしたら、注意喚起が
今回、久々にクラウドソーシングサイトで仕事探しをして一番感じたのは、注意喚起する情報の掲載がかなり増えていたことです。
いろいろ、トラブルがあるんでしょうね。仕事を請けるときは、くれぐれも気をつけましょう。
悪質案件への注意を促す記載も
「悪質案件にご注意ください」と、なかなか強めの表現も見られます。

どんな悪質案件かについて、具体的に書かれていました。例えば、
- 怪しい手法での連絡先交換
- マルチ商法への勧誘
- 健全な案件と見せかけた怪しい案件を紹介
など。悪質案件に関する記事もありました→ 仕事依頼ガイドライン、利用規約に抵触するような悪質案件についてのお知らせ
仕事を探そうとしても、案件が多すぎる件について
今回、仕事を探したクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」には、10,000件を超える案件が記載されていました。
カテゴリ分けして検索しても、仕事の数が多すぎる印象です。どうしたら、希望の仕事が探せるのでしょうか。
検索窓に、好きなフレーズを入力してみる
今回は、経験のあるなしに関わらず面白い仕事をしてみたいと思っていました。
サイトの検索窓にいろいろ、好きなフレーズを入力してみると面白そうな仕事が検索されてきます。
例えば「旅」と入れると、200件の仕事が見つかりました。

これくらいの数なかから、楽しそうで、かつ自分にもできそうな仕事を探すなら難しくなさそうな気がしませんか。
どのクラウドソーシングサイトを選べばいいか
クラウドソーシングサイトは数が多く、どれを選んだらいいかという悩みも、少なくないでしょう。これなら絶対仕事が見つかるし安心!とは言い切れないですが、
運営企業の情報が調べやすいということは大きな安心材料だと思います。筆者はふだん株式投資をしていることもあり、上場企業であることをひとつの目安にしています。
クラウドソーシングサイトを運営している上場企業は、上で挙げたクラウドワークスをはじめランサーズ、Job-Hub(パソナグループ)などがあります。
クラウドワークス
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサイトです。要望にあった案件が探しやすいと思います。
会員登録は無料。ユーザー400万人以上を誇り、企業にも信頼を得ているサービスです。
ランサーズ
ランサーズもクラウドワークス同様、国内最大級のクラウドソーシングサイトです。

クラウドソーシングでの仕事探しが初めてというときは登録して、使用感を体験してみるといいと思います。
Job-Hub(パソナグループ)
人材大手のパソナが運営するJob-Hub。

中小企業庁の推奨サービス認定を受けているそうです。
クラウドソーシング、はじめの一歩は「気になるワードで検索」を
クラウドソーシングにはたくさんの仕事があるぶん、迷うこともあるでしょう。
最初は、気になったワードを検索してみるのも、ひとつの手です。
筆者も久しぶりに使ってみて「今の自分にできること」や「まだやったことのないこと」に出会える場だと感じました。
しばらく決まった仕事に慣れていたから、クラウドソーシングのような広く探せる場に触れたことで、あらためて働き方の幅を感じました。
家で働きたいと思ったときはまず、クラウドソーシングサイト・アプリをのぞいてみるのも、きっとアリだと思います。
在宅での仕事探しについては、このサイトでいろいろ記事を書いています。別記事はこちらのカテゴリからお楽しみください。