犬を飼ってる人が在宅勤務になったら、どうしてるんだろうと気になります。
というのも、親類の犬を預かる機会があり、目下失業中だった自分がそのおイヌ様と一日じゅう一緒にいることになったことがあったからです。
二週間ほどの預かり期間、最初は怯えて部屋の隅にうずくまっていましたが、食卓に並ぶ肉や魚には来た初日から目をキラキラさせていました。
日が経ってくるとかなり慣れて、家の中で人間が動くたびにヒョコヒョコと後ろをついて歩くようにもなりました。
ただ、夜行性だからか昼間はウトウトと寝ていることが多い感じ。物音がすると目を覚ましてピクッと動いて、またウトウトして・・・の繰り返しです。
在宅勤務で吠える犬
失業中に就職あっせん会社の人と、電話で話をする機会があったときのこと。
電話口から終始、犬の鳴き声がしました。何か言おうかなと思いつつ、こちらから「犬飼ってますか?」「元気なワンちゃんですね」とかいう機会もなく通話は終了しました。
鳴き癖のある犬だったのでしょうか。それとも通話口からの聞き慣れない声が不快だったのか。
仕事の電話中に犬がギャンギャン激しく吠えて、気が気じゃなかったろうな、と電話を切ってから思いました。何か気を使えれば良かったかもですが、どうも気がききません。
ちなみに我が家で預かっている犬は、通常はあまり吠えないです。
ただ、玄関ドアの外に人の気配がすると吠えます。ドアチャイムが鳴るとかなり激しく吠えるときがあり、インターホン越しの人との会話が聞こえず難儀したことも。
パートナーいわく「家を守ろうとしてるんだよ」とのこと。まあ、そうとらえていれば慌てることもありません。
在宅勤務と犬
在宅勤務中でも、たまの吠え声くらいならそんなに気にならないけど、終始甘えられたりして仕事ができないような状況にされてしまうと大変ですね。
犬としては、普段家にいなかった時間もずっと飼い主が一緒にいてくれたら嬉しいでしょうが、人間は仕事をしないと犬のエサ代を稼ぐのが難しいかもしれません。悩ましいところです。
在宅勤務中に飼い犬があまりに吠えたりするようなら、吠えないようにしつけを見直すか、手に負えないようならしつけ教室などでプロにお願いしてみるのも一策かもしれませんね。
でも、しつけのし直しはうまくいくか分からないし、プロに頼んだらお金がかかるし。
無駄吠え防止グッズが地味に売れてるらしい
そんなときは、無駄吠え防止グッズなどを検討する余地もあるのかもしれません。
無駄吠え防止グッズは犬に負担のない方法で吠えるのを防いでくれて、最近は人気みたいですね。
リーズナブルな価格帯でいろんな商品が出ていて興味深いところです。
大手通販サイトならランキングや特集もあるし、興味のある方は覗いてみては。
こうした問題がクリアになれば、傍に愛犬がいることで、この上なくメンタルが安定した状態で働けのではと思います。
そうなってくると、ますます通勤やオフィスワークに戻りづらくなりそうな気もしますね。
参考までに
楽天市場の無駄吠えグッズランキング
ヤフーショッピングの無駄吠えグッズランキング
在宅勤務時の犬との過ごし方について考える
飼い主の1日の動きが変わってくると、最初は犬もストレスを感じているかもしれませんね。
なんでいるの?出かけないの?的な。
何日か経てば、犬も好ましく思ってくれますよね(良好な関係なら 笑)。
2週間、預かった犬との時間を過ごしてみて、テレワークで犬と一緒に過ごすならこういう工夫が必要かもしれないな、と思ったことがあります。
仕事中は別の部屋にいてもらったり、仕切りを作ったりして物理的に距離を開ける
飼い主がずっと家にいると、ペットにとってはいつでも甘えられる状態ができあがります。
最初は楽しいけど、こちらとしては少し困ったなという場面も出てくるでしょう。
仕事中は別の部屋に移動してもらうか、余っている部屋がなければ仕切りなどを設置して距離を取るといいのではないかと思います。
ついつい遊んであげてたら時間経ってた!ってなると、エサ代稼ぎにも影響しそうですし。
仕事をしているときは遊んでくれない、と理解してもらう
ペットに「この人は仕事中なんだ」と理解してもらうのは難しいことかもしれません。
でも、机に向かっているときは目を合わせない、吠えても振り向かないことを繰り返せば「この場面では遊んでもらえない」と理解してもらうことはできるのではないかと思います。
ただ、甘えてるのに応じてあげないとなると、問題行動に出るおそれもあります。最初は少しずつからトライしてみるのが安心かもしれませんね。
おもちゃの数を増やす
おもちゃの数を増やすのは、かなり現実的な方法なのでは。
良かれと思って買っても、気にいるかどうか分からないので1つずつ増やしていくのが無難ですかね。
興味を示さなかったおもちゃをどうするか。その点少し悩ましいところではあります。
オフタイムに、遊んであげる時間をたっぷりとる
飼い主が急に毎日家にいて、しかも黙って机に向かっているとなれば。
最初は犬もストレスを感じることでしょう。
なのでオフタイムには、遊んであげる時間をたっぷりとることで信頼関係を維持する必要があるのではと考えます。
生活は変わったけど、あなたが大事なことは変わらないよと態度で示すというか。
仕事以外の時間はいっぱい遊んであげることで犬も安心して、飼い主が1日じゅう家にいるという生活の変化にもなじんでくれるのではないでしょうか。
犬が転んだり、挟まったりする危険があるものは撤去するか、手の届かない場所へ
我が家で、親類から預かったのは茶色い毛の犬です。
フローリングの床と毛色がそっくりで、たまに間違えて踏みそうになって肝を冷やしていました。
それとコンセントなどの類も、つまづいたりしてるのを見るとドキドキ。まだ若い犬だから転ぶことはありませんが、歳をとっていたりしたら命に関わりそうです。
床にはなるべく無駄なものを置かない。コンセントなどは引っかからないように束ねるなどの対策をする。というような、地味な作業もけっこう大事だなと思いました。
犬を飼っている在宅ワーカーの心得
犬が大好き!という飼い主さんのなかには、在宅勤務になったら「いつも一緒にいられる!」という喜びがダダ漏れになったりする人もいるのでは。
我が家の場合、パートナーはかなりの犬好き。
あまりにも犬をかまい過ぎて「もうやめろ!」と、犬に怒られてる場面を何度か目にしました(笑)。
ベタベタし過ぎずに仲良くする、というのも、犬とヒトとのワン間関係を良好に保つには大事なことなのかもしれません。
飼い主側の心得について、思ったことが3つあります。
甘やかしすぎに注意
在宅勤務になって、たくさん遊んであげるのはいいことだと思います。
でもそれが、甘やかしになってしまうと今後が不安かもしれません。
ここは人間同士の関係と同じで、どこらへんで線引きをするのかはなかなか悩ましいですね。
おやつや人間のごはんをあげすぎない
犬を飼っていても、ヒトと犬の食べ物をきちんと分けている人とそうでない人がいます。
最近では、犬に人間のごはんは与えないほうがいいという風潮がありますね。でも、おいしそうに食べる姿を見るとつい、という気持ちも分かります。
おやつもしかり。ちゅーるに突進してくる姿みたさに、ついついあげ過ぎてしまったり。
食べ過ぎは犬も人間同様、いろんな面で身体への負担になりそう。ほどほどにしたいところです。
そっとしておいてほしい気持ちを尊重する
犬を見ていると、かまってモードの時とそうでないときがあるように思います。
かまって!のときはこちらがオフタイムなら遊んであげればいいことですが、こちらから犬に、かまって!と近づいていくのはあまりいいことではないのかなと思っています。
人間も一人になりたいときがあるように、犬にも放っておいてほしい時ってあるのかなと。
そういう気持ちはわかる範囲で、汲めるようになりたいものです。
在宅勤務に犬がいる幸せ
日々、落ち着いて家で仕事ができて、その家にはかわいいワンコがいるなんて考えてみたら夢のような環境です。
犬に取っても一日じゅう留守番させられるよりは、視界に飼い主がいる時間が長いほうが安心感はありそう。
仕事を家でしていて犬もいて、ってなると外出の機会は減りそうですね、きっと。