楽天の株主優待が、楽天キャッシュからeSIMに変わると知ったのは2023年12月のことです。
優待で提供されるeSIMは、データ通信を30GB/月も利用できる大容量プラン。
最低取得単位100株のみ保有の株主も優待を受けられるとのことで、楽しみに待っていました。
当初、eSIMしか選べない?ととれる告知で「自分のスマホでは使えない!」と混乱した筆者です(現在は、申し込み時に最初から物理SIM〈pSIM〉も選べるよう改善されています)。
あれこれ考えた末、この優待SIMを「ポケットWi-Fi(モバイルルーター)」に挿して使うという活用法にたどり着きました。
この記事では、実際に使ってみて分かったメリットや失敗談、おすすめのルーター調達法まで、分かりやすくお伝えします。
「eSIM」って何?
ところでeSIMってなんだろう?と、調べてみると。
楽天モバイルの公式サイトに、こう記載されていました。
eSIM(イーシム)は、スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIMです。eSIMなら、SIMカードが届くのを待ったり、紛失や破損の心配もありません。
楽天モバイル「eSIMだから実現する簡単・手軽な申し込みスタイル」ページより
eSIMは、我がスマホには使えない様子(記事を書いた当時はiPhone8を使っていました:2026.7.15追記)。
現役で販売されているスマホではたいがい使えるようですが、終売した古い機種には、eSIMが使えないものも多いようです。
現在の楽天株主優待はeSIMだけでなく「物理SIM(pSIM)」も選べるから安心!
楽天の株主優待が、楽天キャッシュからeSIMに変わるというニュースを知った2023年末、楽天へ問い合わせたところ。
株主優待のeSIMは普通のSIMカード(pSIM、物理SIMともいうそう)に交換できると言われました。
当初は、その優待SIMカードを、利用中だった古いスマホに取り付けることを考えていました。
SIMカードならスマホだけでなく、PoketWifiでも楽天の株主優待を活用できる
でも、この株主優待は30GB/月と大容量。スマホ以外の利用方法はないかと調べてみると、ポケットWi-Fiでも使えることが分かりました。
株主優待のSIMカードをポケットWi-Fiに内蔵することで、ネット接続にかかるコストが下げられるのではと目論みました。
我が家のネット環境は楽天ひかり。ルーターを設置して使うスタイルのものです。

これを解約して、優待のSIMカードをポケットWi-Fiに入れて、家のネット代をまかなう方向で考えました。
ひかり回線をポケットWi-Fiに変更して楽天の株主優待特典を利用すると、どれくらいお得?
我が家で使用中のネットサービスは、月額4,180円(マンションプラン・税込)の楽天ひかり。
これをポケットWi-Fiに変えるなら、現物を調達する必要があります。

そのうえで、楽天モバイルの回線を1回線契約します。楽天モバイル1回線の価格は月3GBまでの利用で通常、税込1,078円です。
20GBまで使えば2,178円、30GBを超えると3,278円(2025年9月現在)。家族割引を利用すると、もう少し安くなりますね。

楽天の株主優待特典(データ通信30GB/月)を超えた場合は、最大3,278円かかると想定できます。
優待特典を超えてギガを最大限使ったとしても、楽天ひかりを使うよりお得みがあるようです。
楽天の株主優待が終了したとしても、家の中でのインターネットにかかるコストはリーズナブルにおさえられそうに思えました。
楽天の株主優待SIMカードが本当にポケットWi-Fiに使えるかどうか、事務局に確認
SIMカード(pSIM)が、ポケットWi-Fiに使えるというのは本当なのかを念のため、優待事務局に電話で確認しました。
曰くRakuten WiFi Pocket Platinumなら、使用が可能とのこと。
ただ「優待はスマートフォンでの利用を前提としており回線の保証ができない」と言われました。
回線の保証ができない?
「回線の保証ってなんですか」と電話口で質問をすると。
「株主様ご自身の判断でお使いいただくことになります。使用は可能ですが、
- 何か不具合が起きたり
- 繋がりにくい
といったことがあったときの保証などはしていないので」と。
ご自身のご判断でご利用いただくことになります!と念押しされました。でも、使えることは分かったので、楽天のショップへ行ってモノを調達しました。
【2026.7.15追記】4ヶ月間、優待のギガが使えなくなり、本当に保証がないことを身をもって知りました。くわしくは、ポケットWi-Fi活用術と更新の注意点に書いています。
ひかり回線を解約し、優待SIM入りポケットWi-Fiだけでネット環境をまかなうのは断念
当初は家で使っているひかり回線を解約して、楽天の優待SIMでネット環境を整えようとしていました。
でも、これは断念しました。
なぜかというと、優待のギガを入れたポケットWi-Fiでは我が家のテレビで、スマホやパソコンの映像をミラーリングして観ることができなかったからです。
ポケットWi-Fiでのネット接続は、優待のギガ以上に使ったとしてもひかり回線より割安です。
でも、ミラーリングできないハンデをカバーするほどのお得みは感じられないと判断しました。
【25.9追記】自宅以外のネット接続に利用中
現状、楽天の優待SIMを入れたポケットWi-Fiは、自宅以外でネット接続をするときに利用しています。

例えば実家でテレワークをするときや、移動時など。
自宅のひかり回線を補ってくれるサブ回線ができて、在宅ワーカーの自分としては、かなり気持ち的に楽になりました。
優待SIMを入れるポケットWi-Fi(ルーター)はどう手に入れる?
筆者は株主優待事務局で案内されたとおり、楽天のポケットWi-Fi「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を入手し、優待SIMを入れて使い始めました。
1円キャンペーンでの入手でお得みはありましたが、このキャンペーンを利用するには楽天の回線契約が必要でした。
ショップで「契約した回線はいつから解約していいとか、しばりのようなものはありますか?」と聞いてみたところ。
「しばりはないですが、数ヶ月程度はお使いいただけると」と言われ、4ヶ月後に解約しました。
4ヶ月の間、契約した回線に料金を支払ったことになります。金額にして四千円ほど。
考えてみると、ヤフオクやメルカリで中古品を探せば、優待利用のための初期費用をもっと抑えられたかもしれません。
あるいは、Amazonや楽天市場でeSIM対応のルーターを探すといった選択肢もあったかなと。
楽天の株主特典で提供されるeSIMを利用するには
楽天の株主優待特典を受けるには、証券会社に口座を開いて、楽天の株を買う必要があります。
2025年9月4日現在、楽天の株価は882.9円。

優待は最低取得単位の100株から受けられるので、88,290円以上の出費が必要になります。
ちなみに、筆者が楽天株を保有しているのは松井証券です。口座開設も簡単でした → [公式ページを見る]
楽天モバイルのeSIMが株主特典になったのは第27期の株主優待。保有株数に関わらず、株主1名につき1回線が優待として提供されました。
楽天の場合、12月末日の株主名簿に記載された100株(1単元)以上を保有する株主が、優待をもらう権利を得られます。
優待を受けようとするなら、買った株を年末まで保有し続ける必要があります。
楽天の株を最低取得単位の100株のみ買うなら、手数料がかからない取引を
楽天のようなあまり大きくない額の株取引なら、新NISA口座での取引とあわせて、取引手数料がかからない証券会社で株を購入するのが安心です。
1日の約定金額(=取引成立金額)が50万円まで手数料0円の松井証券は、使いやすいと思います。
ほか、楽天証券(細則あり)やSBI証券なども2024年8月現在、少額取引での手数料がかからないようです。
魅力的な優待が得られることも、株取引の楽しみのひとつ
日常的に株取引をして、いろいろな銘柄を保有していると。
たまに楽しい、お得な株主優待にあたることがあり面白さを感じます。
楽天の株主優待は、株主にとって魅力的な特典だと思います。優待が変更にならないことを祈るばかりです。
後日、楽天モバイルの店舗へ出向いて、ポケットWi-Fiを買いました。その模様は楽天の株主優待でネット代を節約。30GBをポケットWiFiで使うとという記事にまとめています。
※こちらは個人的なレビュー記事です。正確性を期するよう努力していますが、もし間違いがあった場合はご容赦ください。


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