こちら、派遣での案件が終わり、現在は請負でAIチェックをメインにwebライターの仕事をしています。
請負になり、時給が大幅に下がりました。契約の違い以上に、この数字が「業界全体の地殻変動」的なものを表しているような気もします。
思い返せば、コロナ禍まっただなかの2021年のこと。
勤務先がつぶれて、失業手当をもらいつつ「コロナが終息するまでは家でできる仕事を」と、webライターの仕事を探していました。
在宅に限って探したからか時間がかかりましたが、時給2000円の仕事が見つかりホッとしました。
この仕事は派遣で、1年後に契約終了になりました。
現状は別の企業から、請負の形でライターの仕事をもらっています。時給は1300円〜1400円です。
請け負った当初はライティング作業が主でしたが、現在は「AIが書いたものをチェックする」作業が中心です。
少し前から、仕事がじょじょに減ってきている実感もあります。
この仕事はAIでもできる?というか、AIの方が上手で早い
webライティングの仕事をしていて、ここのところ思うようになったのは「AIの方が早いし、上手に書けるのでは」ということ。

仕事の多くは取材やインタビューがなく在宅でできるという利点があり、家で仕事をしたい人にとってはありがたい仕事です。
ただ、クライアントからの指示内容は、
「指定キーワードの検索結果で上位表示される記事の構造を抜き取って、構成し直して新たな記事を作る」
ことで、新規参入での上位表示を目指すというものが大半。これは、AIの得意分野です。
AIを積極的に使ってください
AIが登場して少し経つと導入の動きが広まり、webライティングの現場でも使用を促されることが出てきました。

筆者も、ある仕事で「積極的に使ってください」とアナウンスがあり、AI使う方が早いよねと理解して、AIベースで作業を進めることに。
納品時にAIとのやりとりが分かるURLを添えて提出すると、返ってきたのは「こんなにガチで使うと思わなかった」という意外な返事でした。
……いや、「積極的に使ってください」って言いましたよね。そう思ったけど、言いませんでした。
なんか腑に落ちなかったです、コピペしたみたいな言われ方で笑。
「積極的に使って」って言ったよね
言い返したいのをこらえつつ、黙って修正指示を受けました。
反論したところで正解はないし、おそらく担当者も「AI使いたいけど、どこまでがOKで、どこからがNGなのか分からない」というのが本音かなと思ったから。
それに担当者の立場からしたら、上司やクライアントに「ライターにAI使わせて書かせました」とは、言いにくいかもしれないし。
AIを使って書いた記事を「楽して書いた」と思われる不安があるのも理解できます。
そんなことがあって、筆者が出した結論は「この手の仕事を少しずつ減らそう」ということです。
webライターに限らず、ライター業の多くは「儲からない」
筆者は文章を書くことが好きで、ライターの仕事をしています。なかでも、webライターは家でできる便利さから、近年は積極的に請けていました。
webライターが書いた記事は、よく「コタツ記事」と揶揄されます。
ちなみに筆者も、コタツに入りながらコタツ記事を量産していた当事者のひとりです。
webライターに限らず、取材やインタビューがあるライター業務もいろいろ経験しましたが、全てに言えるのは「儲からない」ことです。
修正・追加といった作業も多く、手間が多くかかっても追加料金が支払われないことがよくあります。
さらに、webライターは単価も安いことが大半です。
請負でも、時給の仕事を選ぶ
1記事いくら、というスタイルでライターの仕事を請け負った場合、文字数や難易度によって、数百円の仕事もあれば数万円の仕事もあります。
ある程度の単価で請け負えればいいですが、単価の安い仕事で修正を何度もした場合、時給換算すると血の気が引けてきます。
個人的には、単価の安い仕事でも高い仕事でも修正はできる限りするし、気持ちよく仕事ができれば継続したいです。
ただ、あまりにも稼げなければ仕事として成り立たないので、近年は時給の仕事を選ぶようになりました。
先輩たちを見ながら「ライターだけではキツいかも」と思っていた
会社員のころから「いつか独立してライターになりたい」と思っていました。
一方で、ライターの先輩がたを見ながら「面白そうだけど儲かりにくそうな仕事」と感じていました。
同業者に「年収いくらですか」と聞いたことはありませんが、じゃんじゃん儲けてる感のある人は見かけないです。
ライターの仕事は減っても、なくなることはないと思う
そもそも「webライター」という仕事自体が、ここ数年で急に生まれたものです。
インターネットの検索対策(SEO)と、企業のオウンドメディアが増えたことで、記事を書く人が大量に必要になったから。
ただ、この状況がずっと続くかというと、少し違う気もしています。
タイピストや電話交換手のように、ある時代の環境が生んだ仕事だったのかもしれません。
こんなことを書くとライター志望者の夢を奪うようですが、webライターの仕事は、それなりに淘汰されるかなという実感があります。
でも、ライターの仕事がなくなることはないと思っています。
現場を見たり、人から話を聞いたりして「まだネット上に存在しない情報(一次情報)」を書いて伝える仕事はこの先も、ずっと必要だからです。
ただ、時代は変わってもライター業はやっぱり、儲からないでしょう。
書くことが好きで仕事にするなら、報酬を気にせず書き続けるのもひとつ。あるいは、別の収入と組み合わせて続けるのも現実的だと思います。
筆者も、これからもライターの仕事は続けますが、これ一本で食べていくつもりはありません。株や賃貸などの投資と並行しています。
いろんな収入の柱と一緒に、複業としてほどほどに取り組むくらいが、ちょうどいい気がしています。
皆さんは、いかがですか。
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