仕事や勉強をしているとき。
膨大な単純作業に時間をかけすぎて気がついたら夜だったとか、目の前の仕事や勉強に振り回されてご飯を食べ損ねた!みたいなことが起こりませんか。
逆に、ぜんぜん集中できなかったとか。
在宅勤務や家での勉強だと、そういうことがありがちなように思えます。
自分もこういうクセというか、あまりよくない習慣をずっと改善できずにいました。
どうして、勉強や仕事に集中できないのか
家で勉強や仕事をしようとすると集中力が続かない、という悩み。
そもそも学校やオフィスでも、あまり集中していなかったのでは?という声も聞こえてきそうです。その通りかも、自分の場合。
どちらにせよ仕事や勉強に集中できないのはなかなか、大きな悩みです。集中できない原因について考えてみましょう。
時間の管理が苦手
時間の管理が苦手な人にとって、テレワークや自宅での勉強は少し厳しい環境かもしれませんね。
学校やオフィス勤務では、周囲が仕事・勉強モードだったり、休み時間にはチャイムが鳴ったりして集中できそうです。
でも、時間の管理ができないと、やろうと思っていた仕事や勉強が時間内に終わらなかったりして凹みませんか。
明日はきちんとやろう、と思ってもなかなかうまくいかないんですよね。
優先順位がよく分からない
気をつけていないとつい、仕事や勉強の優先順位が分からずに仕事や勉強をしてしまいがちです。自分の場合。
あ、これ先にやればよかった!みたいなことがよくあります。
仕事や勉強ができる人はそんなことはないのかもしれませんね。
これは、気をつけていれば防げることかも。普段から「これ先にやったほうが早く終わるかも?」みたいなことは意識していたいものです。
デスク周りなどが気の散りやすい状態になっている
自宅で勉強をしたり、テレワークしたりというとき。
作業するスペースが散らかっていると集中しにくいというのはあるかもしれません。
自分も、部屋干しの洗濯物がデスク周りにたくさん干してあると気が散って、目につかない場所に移動したりしています。
家の中を全部片付けるのは大変。目につかないところに固めておくなどするといいようです。
疲れている、寝不足
疲れをためないように寝不足は極力、ないようにしたいものです。
寝る時間を確保できても思うように眠れないということ、ありませんか。
身体を動かしたり、寝る前にリラックスタイムを作ったりしてもだめ、というときは睡眠系のドリンクなどを試してみると、いいかもしれません。
ただ、あまりにも続くようなら専門機関で診てもらいましょう。
25分の集中と5分の休息を繰り返して組み立てると、仕事がはかどるらしい
人間の集中力は最大で90分続くそうですが、それは好きなものに集中しているときだけなのでは?と思えてきます。
たしかに大学の授業などは90分ですね。90分、学生たちの集中力を途切れさせないで授業を続けられる先生は少ないかもしれません。
たまたま手にとった『在宅HACKS!』(小山龍介著・東洋経済新報社刊)という本に「ポモドーロ・テクニック」という時間管理法が紹介されていました。
著名人にも使っている人が多いという時間管理術「ポモドーロ・テクニック」
ポモドーロ・テクニックとは、イタリア人のフランチェスコ・シリロさんという作家が考案した時間管理術。
25分の作業と5分の休息を繰り返すことで集中力や作業効率を高めるというシンプルな方法。
著名なyoutuberや台湾のIT大臣なども実践しているとのこと。聞いたことがある方も、いるかもしれませんね。
この時間管理方法を開発した人は、時間を測るためにトマト(イタリア語でポモドーロ)型のタイマーを使っていたそうで、それでこの名前がついたそう。
パソコンのタイマー機能を使うといいみたい
自分はパソコン上で、いつもポモドーロ・テクニックを実践しています。
スマホのタイマーでも良さそうな気もするけど、スマホを触り出すと別のアプリを見てしまいそうで。
25分に設定したタイマーをパソコン画面の左上に置き、1秒1秒減って行くのを横目で見ながら作業をするのは自分にとても合っている様子。
前みたいに1日を無駄にしたり、仕事に振り回されたりすることが劇的に減りました。
25分集中して仕事をしたら、5分の休みに何をする?
集中して25分を有意義に使うことはとりあえず、できると分かったら。
5分休みに何をするか。5分って割と限られた時間なので、例えばトイレに行ったり、柔軟体操をしたりというところでしょうか。
5分で起きられるようにタイマーをかけておいて、昼寝をするのもいいかもしれませんね。
自分は最近、この5分を語学学習の時間に当てたりもします。仕事中はパソコンで、デュオリンゴというサイトを使います。
デュオリンゴでは中国語をやっています。100近くの言語が学べるそうで、他の言語もやってみようか検討中。
必ずしも25分と5分の組み合わせでなくても大丈夫
小学生の頃、学校で45分の授業と10分の休み時間が交互に設定されていたのを思い出します。
45分って子供にとっては結構長い時間で、授業中(特に座学)はつまらない思いをすることも多かったですよね。
大人になってみると45分より短い25分って一瞬で、その後の5分なんて息吸ってたら終わり!みたいな時間。
25分と5分にこだわらず、45分と10分、60分と15分とか人によって、時間配分のベストは違ってくるようです。
短い休憩時間をどう使って、次なる作業時間を充実させるか。ゲーム感覚で、気軽に取り組んでみませんか。
好きなことを学んで、好きなことでお金をかせぐことで集中力アップを
学校へ行っているときは、いろんな教科を勉強しないといけなかったから「この科目は好きだけどこれは苦手」みたいなのが誰しも、あったと思います。
自分は、どの教科も苦手でしたが(笑)。
好きなこと、得意なことなら当然、持続する集中力はアップします。
好きを見つけて、集中力をパワーアップさせると日々の勉強や仕事も格段にはかどるでしょう。
今日は集中して仕事や勉強ができた!と思えた日は、なんだか達成感のようなものも感じます。
好きなことを学んで、好きなことを仕事にできればベスト。積極的に、好きな学びや仕事を見つけてたいものです。