家にいるのが好きでテレワークをしていますが、たまに飽きると献血に行くことがあります。
続けて何回か行くと、記念品が贈呈されます。10回行ったとき選択制の記念品から、若狭塗箸をもらいました。
献血記念とは。どんなものがもらえるの?
2020年12月から、献血回数10回・30回・50回に到達すると、選択制の記念品がもらえるサービスをしているとのこと。
今回、筆者が選んだのは若狭塗のお箸。お箸のほかお皿やタオルなども選べるそう。
献血回数がもっと増えると、ガラスの盃や感謝状などが贈呈されるとのことです。
献血記念の若狭塗箸について
若狭塗について、こんな説明書きが同封されていました。
若狭国(福井県)小浜に産する塗箸。
江戸時代 慶長年間に興った
伝統的な手法に加え
現在では様々な技術で
華やかな色、絵付けが
施されるようになりました。
古くから伝わる伝統工芸なのですね。
10回の献血を記念して贈呈された若狭塗箸
こんなパッケージに入って、若狭塗箸は贈呈されました。
開封してみると。
赤と黒の2膳。箸置きもついていました。頭に絵柄があしらわれています。
かわいいお箸です。自宅でさっそく使い始めました。
使い心地は、かなり良好。このお箸を使う前、専門店で買ったお箸がすごく使いにくかったこともあってか、いいお箸感をしみじみ感じています。
滑り止めがついていて、食べているときのストレスが少ないかも。見た目もいいし、コロコロ転がらないし、手になじむいいお箸です。
10回などキリのいい回数でなくても、献血に行くと何かおみやげがある
献血に行くと、いつも何らかのおみやげがもらえます。お菓子やジュースなどが割と、多いように思います。
誕生月に行くと、バースデー用のお菓子がもらえるようです。
筆者が行った日は10回記念に加えて誕生月だったこともあり、いろいろもらいました。
少し前の献血でお菓子をひとつもらったとき、隣に座っていた人のおみやげが妙に多くて「あの人なんで、あんなにいろいろもらってるんだろう」と思いました。
いろんなタイミングで、もらえるおみやげの種類や量は違ってくるようです。
おみやげ以外の献血の利点
献血へ行くと、おみやげ以外にもいろいろ、お得なことがあります。
元気で、腕に針を刺されるのが嫌でない人なら楽しめるのでは。
「献血記録」の確認ができる
献血に行くと、血液の数値を出してくれるのも利点のひとつだと思います。
献血の翌日以降、マイページに以下の数値が表示されます(2024年11月現在)。
- 血圧・脈拍(最高最低血圧、脈拍)
- 生化学検査(ALT[GPT]、γ-GTP、総蛋白、アルブミン、アルブミン対グロブリン比、コレステロール、グリコアルブミン)
- 血球計数検査(赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値、平均赤血球容積、平均赤血球ヘモグロビン量、平均赤血球ヘモグロビン濃度、白血球数、血小板数)
筆者はγ-GTPの数値が高めで、酒量を調整するためのバロメーターにしています。
献血前から献血中、献血後を通して、飲み物が提供される
献血前後には水分を摂るよう促され、いろんな飲み物が提供されます。
ミネラルウォーターやスポーツドリンクのほか、好みによってお茶やジュース、乳酸菌飲料、コーヒーなども選べます。
献血前は温かいものを飲むよう勧められますが、献血後は冷たい飲み物やアイスなども楽しめる献血ルームが多いようです。
本や雑誌、漫画などが置いてある
献血ルームにもよりけりだと思いますが、雑誌や漫画がいろいろ置いてあり、待っている間や献血中も退屈しません。
血圧が上がっても困る?と、筆者は料理雑誌やほのぼの系の漫画を選ぶようにしています。
効果のほどはよく分かりませんが、こうした読み物を選ぶと夢中になりにくく終了後、スッと帰れる気はします。
プレゼントや血液数値チェックをおまけに、献血へ
日々の飲酒で気になっているγ-GTPの数値が分かるから、筆者としては献血が、日常生活の一部になりつつあります。
お菓子や飲みもの、記念品といったオプションもうれしいし。
普段、人の役に立つことと無関係な生活をしている立場からすると、社会貢献的なことができる貴重な機会でもあるかもと思います。
日本赤十字社によれば、輸血用血液はじゅうぶん確保できている状況ではなく今後、不足する可能性が高いようです(参考:日本赤十字社「血液事業の現状とこれから」)。
簡単な問診などをクリアすれば、16~69歳までの元気な人(65歳以降は60~64歳の間に献血経験がある人限定)は、献血が可能とのこと。
最寄りの献血ルームにweb予約すると確実です。少し空いた時間など「献血行こうかな」と気軽に、出かけてみませんか。