さまざまな人たちが同じ場所で机や椅子、ネットワーク環境などを共有して仕事などをするコワーキングスペース。
浅草駅近くの、すし屋通り沿いにBIZcomfortというコワーキングスペースがオープンしていることを知り、見学へ行ってきました。
全国展開していて、特に都内には多くの店舗があるというBIZcomfort。月極利用のほか、1時間440円で単発利用もできるとのこと。
浅草店は街のど真ん中にあり、ロケーション抜群。ワークスペースとしてはもちろん、カフェとしての利用価値も高いのではないでしょうか。
フリードリンクで、食べ物の持ち込みも自由。混雑が少ない広々とした空間でリラックスできます。
コワーキングスペースって、どうやって利用するの?
コワーキングスペースを利用するときは、まずウェブサイトやアプリをチェックします。
そこで利用料金や利用可能な時間帯、提供されるサービスなどを確認。
次に会員登録や予約をし、利用日時にオフィスへ行きます。
入室時に受付で会員カードやQRコードを提示し、スペースを利用します。
使いたい設備やサービスがあれば、スタッフに相談して利用できるか確認しましょう。
都度利用(ドロップイン)は会員登録不要で、電話やその場で受付という施設も多いようです。
利用前に無料で、設備を案内してくれるお店が大半。設備など希望のものが揃っているかどうか、まずは訪ねてみてもいいかも。
仕事場としてもカフェとしても使えるコワーキングスペースは多い
浅草のBIZcomfortは駅からも近く、大きな商店街の一角にありアクセス至便です。
コワーキングスペースの多くは駅近だったり街なかにあったりして便利ですが、入り口がやや開放的でないことも多く、知らなければ通り過ぎてしまうでしょう。
ワークスペースとして使うのが、主な利用目的だからかもしれませんね。
最近のコワーキングスペースはどこも、アクセスが便利なだけでなく店内はおしゃれでゆったりとして、仕事場としての利用だけではもったいない気も。
にぎやかに会話をするのではなく、静かに読書をしたりパソコンやスマホを眺めたりするくつろぎ方なら、カフェとして使うのもじゅうぶんアリだと思います。
浅草周辺のコワーキングスペース一覧
浅草周辺には、個性的なコワーキングスペースが多くあります。
都内の他エリアと比べて、あまり混雑しない印象を受けます。外国人観光客はまず、来ないところだろうし。
利用前にSNSなどで、評判や口コミを確認して出かけたいですね。
おしゃれで便利、価格も手ごろなBIZcomfort(ビズコンフォート)
浅草のみならず、全国的に店舗数を増やしているBIZcomfortは、ロケーションのいいお店を探しやすいコワーキングスペースのひとつ。
コワーキングスペースをはじめレンタルオフィスなど、利用者のニーズに合わせてさまざまなプランを提供しています。
高いオフィス機能と低コストを両立。さまざまな業種の人が利用しています。
浅草のBIZcomfortは、使いやすい場所にあり便利。入り口に下町っぽいイラストが描かれています。
お店は全国展開中です。24時間365日利用可能な施設や、使い放題のプランもあります。固定席や個室プラン、法人プランなど、利用の選択肢が豊富です。
TOKYOシェアオフィス墨田
TOKYOシェアオフィス墨田は、公益財団法人東京しごと財団が運営するサテライトオフィス。
リノベーションされた築45年以上の3階建てオフィスにはコワーキングスペース、個室、会議室、工房、配信スタジオ、レンタルオフィスが完備されています。
最寄りは浅草駅のお隣・本所吾妻橋。駅から少し歩きますが、利用料は30分165円からとリーズナブルで使いやすいでしょう。
都内在住・在勤(個人事業主も含む)なら会員登録することで利用可能です。
無料のモニターやコーヒーマシン、小菓子などのサービスも。快適な環境で仕事をしたい方や個人利用を希望する方にもぴったりです。
パセラのコワーク
パセラのコワーク東神田店は、浅草から都営線で二駅ほど南下した東日本橋駅が最寄り。
白米と味噌汁が用意されていることに加えて、16時からはアルコールも提供されて、単発利用なら1時間500円と太っ腹。
用途に合わせた仕様のスペースで、仕事もリラックスタイムも高い満足感を得られるでしょう。
アクセア
アクセアは浅草から徒歩圏内に、上野店と新御徒町店があります。
印刷やスキャニングなどのビジネスサポートを扱うお店に、コワーキングスペースが併設されています。
ボックススペースやソファ、カウンター席などが設置されています。15分からと小刻みな利用もでき便利です。
H¹T(エイチワンティー)
浅草駅からすぐのH¹T浅草は、野村不動産が手がけるサテライト型シェアオフィス。
SNSにしばしば、特典の情報が出ています。
特典が使えるときに覗いてみるといいかも。15分単価110円〜と価格もリーズナブルです。
PLAT295
PLAT295はビルの1、2階にある、こぢんまりとしたワークスペースです。
スカイツリーから歩いてすぐの場所にあります。スタッフが駐在していれば、その場で申し込んでの利用も可能です。
いいオフィス上野
いいオフィス上野は、アプリ予約できるコワーキングスペース。
会議室やテレカンブースもアプリから利用可能で、通常のコワーキング利用は空いていれば予約なしでも使えます。
ドロップイン(都度利用)料金もリーズナブルで、豊富な設備とサービスが魅力。
1階はイベントスペースとしても利用可能で、新御徒町駅から近くアクセス便利です。
浅草エリアからは徒歩20分ほどで到着する距離です。
ExeWorks上野
ExeWorks上野は、フロアごとに異なるコンセプトを持ち、コワーキングスペースから会議室、レンタルオフィス、バーチャルオフィスまで網羅したビジネスサポート施設。
各フロアには、会議室や個室、クリエイティブ促進フロアなどがあり、24時間365日営業で快適なワーキング環境を提供します。
高速ネット回線や好立地も魅力。上野駅近で、浅草エリアからもアクセス至便です。
登録メールアドレスに入口のパスワードが送られ、電子キーで入室でき便利。さまざまなニーズに対応し、柔軟な働き方をサポートします。
【実録】コワーキングスペースを内覧
今回、内覧したのはBIZcomfortというコワーキングスペースの浅草店。
BIZcomfort浅草はビルの2階から7階にあります。フリースペースとして使える2階と3階を、案内してもらいました。
入り口はこんな感じ。外からは、中の様子は分かりません。
1階の電話から、受付につないでドアを開けてもらいます。
ワークスペースには仕切りがあり、プライベートが保たれます。
平日朝10時に訪ねました。利用者は少なめな印象です。
モニターを設置しているブースも。
静かに作業したいときに使える部屋もありました。
うれしいフリードリンク。
食べ物の持ち込みOKなスペースがあり、飲食しながらの作業も可能です。
BIZcomfortの内覧予約方法と必要な手続き
BIZcomfortのホームページから、内覧予約できます。
名前や電話、内覧希望日時候補などを記入して申し込むと、メールで内覧日時のお知らせが送られてきました。
内覧に持ち物などは、特に必要ないです。ただ、パソコンを持参して、その場でお試し利用してきてもよかったかな。
浅草周辺のコワーキングスペースを、仕事場として有効活用するポイント
浅草周辺のコワーキングスペースを仕事場として使うとき、有効活用するには。
筆者は現在の住まいから浅草が徒歩圏内ということもありますが、歩いてすぐ、というわけではないんですよね。
浅草でコワーキングスペースを使おうというときは買い物や食事など、何かしら用事があるときになるかなという感じ。
そうなってくると街なかにあるほうが、便利といえば便利かな。
利用時のポイント
カフェ的な利用もできるとはいえ、コワーキングスペースは仕事や勉強のために来ている人が大半です。
利用時は音のする服や靴、アクセサリーを身につけていると、肩身の狭い思いをするかも。
ほか、音が出るアプリなども消音にしておくと安心。静かにくつろげるコンディションで、利用するといいでしょう。
コワーキングスペースを仕事場として使う利点
コワーキングスペースで仕事をする利点はなんといっても、仕事に必要なものが揃っていて、静かな環境も用意されていることでしょう。
仕事をしている他人が目に入るから、やる気スイッチが入るかもしれません。
ドリンクはフリーのことが多いし、お店によっては軽い食事やお菓子が置かれていることも。湿度と温度が保たれているし、職場や家よりも仕事がしやすいといえそうです。
混雑時とセキュリティの問題
せっかく行っても、混んでいて入れなかったら残念です。可能なら、予約して行くのが確実ですね。
会員登録なしの都度利用などでは、予約が難しいことも多いようです。お店に電話して、混雑状況を聞いてみてもいいかも。
コワーキングスペースの多くは、IDとパスワードを入れて利用するWi-Fiを設置しています。セキュリティ面は問題ないと考えていいと思います。
パソコンのモニターを見られて困る場合は、覗き見防止フィルターを持参しましょう。
コワーキングスペースはカフェとしても使える
コワーキングスペースを利用するたびにいつも感じるのは、カフェとしてもっと積極的に使いたいということです。
1時間400〜500円程度で、Wi-Fiがあるスペースをフリードリンクで利用できるなら、かなり価値が高いように思います。
ファミレスで、ドリンクバーを単品注文するのとコストは同じくらいだし何より、静かな空間でゆったり過ごせます。
場所を選べば、仕切りのついたスペースでコーヒー片手にゆったり、読書やネットサーフィンする時間が確保できるでしょう。
静かに滞在するなら、カフェとしても使えそうなコワーキングスペースの事例紹介
浅草から歩ける範囲にある、カフェとしても使えそうなコワーキングスペースをいくつか紹介します。
浅草・蔵前エリアへ遊びに行って、コワーキングスペースでカフェというのもなかなか、オツな気がしませんか。
BIZcomfort浅草
BIZcomfort浅草は基本的には会員登録をする必要がありますが、平日9時〜18時のドロップイン(都度利用)ならば、ふらっと行ってその場で利用することも可能です。
ドリンクはフリー。かなり種類が選べます。コーヒーは豆から淹れるタイプもあって楽しいです。
食べ物の持ち込みが可能です。周辺はテイクアウトも可能な飲食店が多く、スーパーも充実しています。
好きなものを持ち込んで、ゆっくり食べるのもありでしょう。
TOKYOシェアオフィス墨田
TOKYOシェアオフィス墨田も、カフェとして利用するのにふさわしい場所。
訪ねたとき、受付で「カフェ利用も遠慮なくどうぞ」と言っていました。
提供するコーヒーの豆にこだわりがあるそうで毎月、豆が変わるのも楽しいところ。こんな感じでインスタに毎月、投稿があります。
周辺のコーヒー屋さんから取り寄せる豆とのこと。これを楽しみに、行く人もいるかもしれませんね。
コワーキングスペースを利用するとき、確認したいポイント
実際に利用するときは、使おうとするお店の公式サイトやSNSで、行きたい日時に利用が可能かどうか調べましょう。
行こうと思った日がお休みだと残念。お店のスタッフとメッセージのやりとりをして、確認すると安心です。
基本的に仕事場なので、ひとり静かに過ごすことが前提です。連れがいても会話はせず、それぞれの時間を満喫しましょう。