昨今のコロナショックで勤務先が在宅勤務を始めたという友人(50代女性)は、その快適さに「もう通勤したくない」と言います。
彼女いわく、女性や30代以下の比較的若い社員は在宅勤務ウェルカムだけど、40代後半から50代以降のおじさんたちは「やはり出社して仕事をしないと」という人が大半で、在宅勤務がずっと続くことはないかも・・・と嘆いていました。
40代後半以降の男性はパソコンに慣れていなかったり、ずっと家にいることに抵抗がある世代なのかもしれませんね。
もちろん、そうでない人もたくさんいると思いますが。
ミドル、シニア層向けの在宅勤務案件はまだ少ないけれど
シニア向けの求人案件では、まだ在宅勤務は珍しいと言えそうです。
私が感じた限りですが、中高年に限った求人だと、そもそも在宅勤務を探す人も少ないので、エントリーしておけば在宅勤務案件が出てきた時に声をかけられやすいとも言えそうです。
先日、登録のために訪問したシニア向け斡旋会社でも、在宅勤務を条件欄に記入したら「在宅勤務したいという人は初めてです」と言いながらも「世間がだんだんそうなっているし、対応できるようにしたい」と前向きでした。
40代、特に45歳から在宅勤務の副業を探すには
この間、ハローワークで「在宅勤務OK、年齢不問」という正社員の募集案件があったので、紹介状をもらって帰りました。
家族に相談したところ「条件はいいかもしれないが、あなたはまだ就職活動を始めたばかりだし、もう少しよく探したら」と言われて、面接を受ける前に辞退しました。
どうしてもそこに決めたければ家族の反対を押し切ったでしょうが、そうまでして応募する気にもなりませんでした。縁がなかったかなという感じです。
会社が潰れて、これからどうしようと考えていた当初は「とりあえず働かないと」という気持ちでいました。
しかし家族から「焦るな」と言われて就職しないまま数ヶ月が経ち「自分の希望をもう少し前面に出して就職活動しても良さそうだ」と感じています。
某大手斡旋会社で「40代の後半で在宅勤務案件ですか・・・」と、遠回し「厳しい」と言われたこともあります。
ですが実際のところ、応募4社目で内定も出ました(副業可の業務委託案件です)。予想より早い段階で内定が出たので、もう少し色々な会社で選考を受けてみたいと思い辞退しました。
時代は確実に動いています。ただ、まだ多くの人は「40代の後半で在宅勤務なんて・・・」と思っています。だからこそ、今がチャンスと捉えることもできるでしょう。
ミドル、シニアの在宅勤務求人案件を探せるサイトって
上で書いたようにハローワークでも、ミドルシニアが応募できる在宅勤務案件が出てきています。
とは言え、数的には民間の斡旋会社の方がやはり多いです。マイナビミドルシニア、フロム40、ママワークスあたりは年齢が高くても、経験を積んでいればそれを買ってくれる求人が多くあります。
また、個人間の仕事の仕事のやりとりでもいい案件があれば、という場合はクラウドソーシング系のイスト、ランサーズ、クラウドワークスなどで探すと比較的見つかりやすいと思います。