こちら子なし主婦なので家事といってもたかが知れていますが、油断するとそれでも負担を感じることもあります。
在宅だと思い出した時に家事ができて、嬉しい部分もあるのですが・・・。
一方で「あれもやってなかった」「これも忘れてた」という感じで、だらだらと家事に時間を費やしてしまいがちです。
仕事中でも昼休みでも一旦、家事が気になりだすとモヤモヤが止まらなくなりませんか。
出来るだけ家事を減らす、できればやらない方向で
結婚した当初はフルタイムで働いていて、かつ家事も完璧にこなそうとして、1日が終わるとかなり疲労感を感じていました。
夏場のアイロン掛けで汗だくになり、冬の窓拭きで凍えそうになり・・・形状記憶シャツを買うこと、窓はそんなしょっちゅう拭かなくていいことに一年くらい気づきませんでした。
さらに、こんな感じで平日を過ごして疲れているのに土日に習い事とかの予定を入れまくって、変な充実感を感じようとして余計に疲れてしまうという悪循環。
土日の昼間、ジムやヨガに行って夜は飲みに行くという一番残念な時間とお金の使い方でした。
好んで忙しがっていたとしか思えません。もっとダラダラ、のんびりと新婚時代を過ごせばよかったです。
【やめて正解】日常的には、やらなくていいと思う7つの家事
前述の通り、アイロン掛けは形状記憶シャツを買うこと、窓拭きはごくたまに(数ヶ月に一度)するということで、2つの家事ルーティンから解放されました。
さらに、我が家は床が全部屋フローリングなので、日々の掃除はフローリングシートのみにしました。
ほか、日課にしていたホコリ取りや窓枠の掃除などは「汚れを見たら拭く」ことに。見ないふりをするのもOKにしています。
風呂掃除にしても「汚れ目立ってきたぞ」と感じたら、風呂全体にカビ取り剤をまいて施錠。1日置いてカビ取り剤の匂いが消える頃を見計らって、入浴のタイミングでざっと流す感じです。
「風呂掃除」という名前がいらないくらいの作業を、月イチ程度でします。
そして料理について。ご飯を炊くのは土日と水曜日、そして野菜は日曜に、その週使う大部分をカットして冷蔵・冷凍することで平日の家事もかなり時短に。
料理は、生協の宅配パルシステムに加入して、おかず系半製品を毎週数パック買うようになりました。
例えば味付き肉や餃子、春巻き、アジフライなどは冷凍室に常備しています。
それらを温めることでメインディッシュを用意すると、目先が変わって家族も喜ぶようで最近はかなり頼っています。
「なんでもイチから作らないと!」と思うのをやめました。一から作っても、出来合いのものでも美味しければ皆ハッピーです。
これで、平日の家事にかかる時間は1時間から2時間といったところでおさまります。
毎日はやらなくなった家事7つ
- アイロンかけ→形状記憶シャツを購入
- 窓拭き→たまの大掃除時に
- 掃除→気付いた時に(フローリングシートでの床拭きのみ毎日5分)
- 風呂掃除→汚れたらカビ取り剤を巻いて風呂を施錠、1日待つ(月イチ程度)
- ご飯炊き→多めに炊いて冷蔵、冷凍したのをレンチン
- 野菜カット→日曜にその週使う大部分をカットし冷蔵、冷凍
- メインディッシュの調理→生協の半製品を冷凍ストック
夫が家事をしないことは「気にしない」のが精神衛生上いいかも
世の中には育児や家事に積極的に参加してくれる夫の方々がいるようですが、自分の周辺ではあまり聞きません。
全くしないわけではなくて一部を手伝う、あるいは指示に従うという夫の皆さんが大半です。
家事や育児は妻が主、夫が従といった家庭が大半なのでは。家事や育児を主体的にやってくれる夫は、我が国ではどちらかというと珍種でしょう。
我が家も食後の洗い物や、袋にスタンバイしたごみを収集所まで運ぶといったことはしてくれます。
ごくたまに思い出したようにゴミ箱を洗ってくれたり、風呂掃除をしてくれたりします。
その時はもれなく褒めて感謝しますが、してくれないことに負の感情を持たないことにしています。
家事ストレスがわいた時は「自分でほとんどの家事をこなすことで、家事スキルを上げている」と思うといいようです。
スキルが上がれば家事代行バイトなどでお金を稼ぐこともできるし、一石二鳥だと考えています。
土日(オフの日)にできることはしておきたい、週末にできること2つ
オフといっても、土日がお休みの方ばかりではないかもしれません。私も最近は、水曜と日曜が終日オフです。
オフの日にしておくと、在宅勤務のランチ時間が休みやすくなることが2つあります。野菜カットとご飯のまとめ炊きです。
前の章にも書きましたが、野菜を切って冷蔵・冷凍しておくととても楽です。ちなみにカット保存するのに向いている野菜は
- 大根(葉は別に保存)
千切りが使いやすいです。 - にんじん
千切りか薄いいちょう切りがgood - キャベツ
万能です。ちぎって保存するだけでもOK - きのこ(しめじ、舞茸、えのき等)
こちらも万能。ハサミで適当に切ってもいいです - ピーマン、ほうれん草、小松菜
割と使えます。手でちぎるだけでも大丈夫 - ねぎ
小口切りで保存がいいようです
など。切った野菜を保存しておくのとあわせて、ご飯を一食分ずつ分けておくとさらに楽。
それと、冷凍ひき肉を常備するのもオススメです。
パラパラになって袋詰めされている冷凍ひき肉は、スーパーなどで手に入ると思います。パラパラなので使いたい分だけ都度出せて便利です。
写真は、冷凍ひき肉とカット野菜と、一食ぶんずつに分けたご飯にフライパンで火を通しただけの料理。
気をつけたいのは、ひき肉に火を通してから野菜とご飯を入れるということくらいです。
卵を入れてボリュームを出すといい感じ。写真の味付けはふりかけ(のりたま)です。日によってマヨソースやマヨ醤油、ゆかりなどで味変します。
ご飯と野菜、卵に肉を少し加えただけの簡単料理は、バランスもコスパもなかなか。卵をチーズに代えても美味しいです。
材料をフライパンにセットして火を通して食べるまでに10分。5分もあれば食べ終わってしまいます。
フライパンから直接食べれば洗い物も少ないです。ゆっくりお茶でも飲んで、デザート食べて午後の仕事に備えましょう。
繰り返します。週末にしておくと、在宅ワークのランチ時に休めるかもしれない2つのことは、
- 野菜を切って袋詰め
- ご飯を一食分ずつラップに包む
です。野菜切るの面倒・・・って時はスーパーやコンビニで売っているカット野菜でしのぎましょう。
ご飯炊くのも疲れた、という時にはレトルトご飯や冷凍おにぎりで。
やりたくない時は、その気持ちを優先させてください。無理にやらないこと、大事です。
在宅の昼休みはなるべく何もしなくていい献立で。食べたら極力休む
前の章で紹介した、ひき肉+カット野菜+ご飯+卵+ふりかけのワンパンご飯ばかりだと飽きてしまうので、ご飯をパスタやお蕎麦に変える時もあります。
パスタやお蕎麦も基本、フライパンひとつで済ませます。
どちらも基本的な作り方はワンパンご飯とほぼ同じです。
火を通したひき肉に野菜を投入
↓
炒めたら水を加えて煮る(パスタは野菜にかぶるくらい、蕎麦は200ml ※1人前)
↓
煮えたら麺を投入。麺が煮えたら味付けしてできあがり
野菜にかぶるくらいの水でパスタを煮ると、茹で上がるころに水分がなくなります。
パスタはひき肉を炒める時に、チューブにんにくとオリーブオイルを加えます。味付けは醤油のほかに明太子などのふりかけ、カレーパウダー等があるとバリエーションが出て楽しいです。
蕎麦は大さじ一ずつの醤油とみりんで味付けして、生姜や七味をトッピングすると美味しい。卵を入れると食べ応えがあります。
パスタも蕎麦も、野菜・きのこ類を多めに入れるようにしています。
【たまには出前】一人の在宅ランチでも、ワンコインなら注文しやすい
とはいえ、作りたくない時や忙しくて「作る暇あったら休みたい!」という日もあるでしょう。
そんな時は、出前を取るのもいいと思います。少し前に、ワンコインで注文できるピザやお弁当について書きました。
こちらも参考になれば嬉しいです→ 送料込ワンコインでデリバリーしてくれる美味しい店を探して
たまには外でランチもいいかもしれません→ 500円でヘルシーな一食。コンビニやファミレスで選ぶと
働き過ぎない。昼も含めてどんどん休もう
在宅ワークになったのに通勤してた時より忙しいかも、という悩みを持つ人も多いようです。
在宅勤務だと家の状態が目に入るので、掃除のやり残しや洗濯物などが気になりだして昼休みに片付けようか、ということにもなりがちですよね。
でも、とりあえず昼休みはご飯を食べて休む方向で、頑張っている自分をいたわってあげてはいかがでしょうか。
今日から、あるいは明日からお昼の15分、30分をご自分のために、使ってみませんか。