会社員向いてない?と悩むあなたへ 。週2在宅ワークと金銭的ゆとりで実現するセミリタイア生活は

生活設計

先日会った友人が真剣に「会社を辞めたい」と悩んでいました。

理由を聞くと「どうしても反りの合わない人と隣の席で仕事をする必要があり、ものすごいストレスを抱えている」とのこと。

著者は元社畜です。こういう悩みは痛いほどよく分かります。

ただ、辞めたいと思ってもなかなか、踏ん切りがつかないんですよね。

この記事を読みにきてくれたあなたも、そうした悩みを抱えていませんか。

今回は会社を辞めたくて、辞めたくて、辞めたくて仕方がない人に向けて「その悩みへの向き合い方と対処法」を、体験談を交えてお伝えします。

「会社員向いてない?」という悩みを、新たな生き方のきっかけに

職場には一人や二人、反りの合わない人がいますよね。

それをなるべく気にしない、あるいはやり過ごして、毎日をなんとか乗り切るのも会社員のスキルなのかもしれません。

悩める友人に「向いてないんじゃない、会社員」と言うと「やっぱそうだよね」と。

別の生き方を模索するのもひとつの方法と伝えたところ、神妙な顔で頷いていました。

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「会社員に向いてないから辞めたい」は甘えではない

会社員をしていたころは「サラリーマン向いてない」「会社行きたくない」という気持ちを甘えだと思っていました。

その考えが間違っていたことは、今ならはっきり分かります。

たくさんの生き方を選べるのに、わざわざ「行きたくない」と思うような職場で働く必要なんてなかったと

辞めたい気持ちを放置しない

「会社辞めたい」には、

  • やりたいことがあって前向きな退職を考えるケース
  • ネガティブな気持ちで辞めたいケース

の2つがあります。もし、辛さや苦しさを伴って「会社員に向いてない、辞めたい」と考えたとき。

その気持ちに早い段階で向き合ってほしいと、長い社畜時代を過ごした身としては、切に願います。

正社員で働いていたら「辞める理由」が必要なことも

正社員として働いている場合は「辞めたい」というと基本、理由が要ります。

退職の明確な理由を伝えても、引き留められたりしてなかなか辞められないことも、あるかもしれません。

踏ん切りがついていないと、こうした過程を経て会社を辞めようとしても、気持ちが萎えてしまいがちです。

  • なぜ、やめたいか
  • やめて、どうするか
  • やめたい気持ちを放置しないで向き合う

ことを考えずに、会社員として働き続けた時間を今も反省しています。

人生はたぶん長い。どう生きる?会社を辞めてから

会社をやめたあとも、生活は続きます。数十年、もしかしたら100年近くまだ、生きるかもしれません。

会社を辞めてから、どうやって生活するかを真剣に考える必要があるでしょう。

「どうしても辞めたい」という気持ちを原動力に、次の生き方を探しませんか。

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【体験談】向いていない人間が、会社員でなくなったあと

筆者は現在、個人事業主ですが会社を辞めたわけではありません。自力で辞める勇気をもてませんでした。

勤務先がつぶれた結果です。

ただ「(自分は)会社員には向いていない、辞めよう」という気持ちは長年、持ち続けていました。

ここからは「向いてない、やめよう」と思いながら本当に会社員でなくなってからの話です。

人間関係の悩みはほぼ、なくなった

会社員時代と比較すると、人間関係の悩みは、ほぼありません。

「ほぼ」です。企業から請け負っている仕事でたまに、おかしな担当者にあたることはあります。

そういうときは「悩む」というより、面倒くさいという感覚です。

どうしても我慢できなければ、請負契約を終了するなどの行動が必要でしょう。

でも、そう深刻に悩んだこともなく、契約終了といった事態に発展したこともありません。

毎日顔を合わせるわけではないから「まあいいか」という感じで。

考えてみると業務請負契約を終了するのは、会社員を辞めるよりずっと簡単ですね。

大きく稼ぎたいとは思わない。でも、働いて生活費をまかなう必要はある

会社員でなくなったあと、筆者は個人事業主になる方向を模索していました。

これといってやりたいこともなく、それまでの経験で、できそうなことを仕事にしようかという感じでした。

週4→週2。稼ぎのラインと働く時間のバランスを実践・検討

すぐに個人事業主になったわけではなく、失業手当が終了して1年は派遣社員をしていました。

「おそらく生活に困らないだろう」という金額が稼げそうな、テレワークの仕事を選びました。

実際にやってみて「仕事はもっと少なくていい」と実感。

週3〜4回、5時間程度働いていたのを現在は週2〜3回、4時間程度にしています。

派遣社員からアルバイトを経て、現状は企業から請け負う在宅ワークなどが生計の柱になっています。

収入の出どころを複数もつ(投資と労働をバランスよく)

企業から仕事を請け負うほか、投資による収入があります。

近年は投資の収入割合が増え、業務請負の仕事は減らす方向です。

会社員でなくなってしばらく「(派遣やアルバイト、業務請負などの)労働報酬で生活して、投資で得たお金は貯金と再投資に」と考えていました

会社員を辞めてからの生活で、そこまでマジメに考えなくてもいいか?と思えてきています。

「投資の収入が少なければ労働報酬を増やす」という感じです。

年によって「どんな仕事でどれくらい稼げるか」は違う

会社員のときは収入が安定していて、毎年わずかながら昇給もありました。

個人事業主になってからは、どんな仕事がどれくらいの収入になるかは年によって違います。

収入が安定しにくいです。

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サラリーマンでなくなって5年が経過

筆者はサラリーマンでなくなってから、5年ほど経ちました。

会社員から週3〜4の派遣労働、パートを経て、現状は業務請負の仕事を週2〜3(半日)ほど、在宅でする生活です。

繰り返しになりますが、5年経っても、会社員に向いていなかったことを確信しています。

収入が安定しなくても、仕事を複数掛け持ちしていても、今の暮らしのほうが自分にはとても合っているからです。

それを、うすうす分かっていて、10年以上会社員を続けてしまいました。

会社員向いてない!と感じたら、すぐに行動すればよかったです。

年収や心境の変化などについて、別記事【月収15万円】年収1/3に減らして分かったことにも、くわしく書いています。

会社を辞めずに始める 「次の生き方」の準備

「辞めたい」という気持ちが固まったら。

退職したあと、次の道をしっかりと歩き出せるように準備したいものです。

「会社辞めて、どうやって食ってくか」を具体的に

会社を辞めたあとも生活は続きます。

どうやって食べていくか、なるべく具体的に考えておきたいです。

考えた通りにはいかないだろうし、たぶん失敗もします。

でも「退職したあと、こんなふうに生きる」という道筋をある程度つけておけば、はじめの一歩を確実に踏み出せるでしょう。

選択肢は、いくつかあります。

個人事業主か、会社を作るか

会社員を辞めるとなれば、

  • 個人事業主になる
  • 自分で会社を作って社長になる

といった選択肢があります。

扶養という選択肢も

家族の扶養に入るのも、選択肢のひとつです。

扶養を超えない範囲でまず働いてみて、足りなければ扶養をやめてもっと働いてもいいのでは。

別の会社に勤める

会社員に向いていないのではなく、職場との相性がよくないケースもあるでしょう。

別の会社に勤めてみてもだめなら、会社員ではない働き方を模索した方がいいかもしれませんね。

会社員を辞めたあとの「金銭的ゆとり」を支える、ローリスク投資戦略

現状、筆者には業務請負のほか、収入の出どころとして投資があります。

不動産投資と株式投資の2つです。

どちらも大きなお金をかけることはせず、小規模で運用していて、現状では収益も大きくありません。

今後ゆっくり、増やしていくつもりで運用中です。

NISAを最大限使って、非課税で売却益・配当金を得て月々の生活費に

株式投資は大部分をNISA(少額投資非課税制度)で運用しています。

2025年11月現在、運用成績はあまり良くありません。年末までに年間トータルで、

  • 売却益35万円
  • 配当15万円

くらいに落ち着けばいいなと思っています。生活費の足しにして、余れば再投資します。

今後マイナスになる年があれば、業務請負の仕事を増やしたりして、資産が減らないように調整するつもりです。

2025年はそれをする必要がなさそうで、ほっとしています。

NISAについての詳細は、金融庁の特設ウェブサイト「NISAを知る」などでご覧ください。

証券口座を開くことで、NISAでの株式投資が可能に

筆者は松井証券というネット証券にNISA口座を開いて、運用しています。

松井証券

ネット証券口座はNISA利用の場合、どこも手数料がゼロかとても少なく設定されており、どの証券口座を使っても大差ないでしょう。

松井証券のほか、GMOクリック証券SBI証券楽天証券などいくつかの証券口座を比較して、使いやすいものをNISA口座開設に選ぶといいと思います。

ちなみに筆者はGMOクリック証券と楽天証券にも口座をもっていましたが、現状は松井証券のみで運用しています。

株主優待で固定費を下げる

株式投資というと、株主優待を思い浮かべる人も多いと思います。

筆者も株を買う時、優待を意識します。

クオカードなどの金券やECサイトで使えるポイントのほか、食事券や観覧券、サービス利用券などがもらえて楽しいし、節約感もあります。

特に印象的だった優待について、テレワークにも嬉しい株主優待!日清食品ほか在宅向け優待5選と活用レビューにまとめています。

こちら↑もよかったら、お楽しみください。

「やっぱり辞めない」もアリだと思う

起業や転職などを検討してみて「やっぱり現状維持かな」と思うこともあるかと思います。

気持ちや身体に余裕があれば、時間をかけて考えて答えを出してください。

会社を辞めたすぎて、心身の不調をきたしていたら一旦休んで

記事を最後まで読んでくださってありがとうございます。

もしも「会社員に向いてない、辞めたい」という気持ちが強すぎて体調を崩していたら、まずは少しお休みしてください。

「明日も会社行かないと!」と、無理に出勤するのは本当に危険です。

身体にせよ心にせよ、一度壊れてしまうと治すのが大変なこともよくあります。

あなたの身体と心より大事な仕事は、どこにもありません。

会社員に向いていない、という気持ちが大きすぎる場合は、一度立ち止まって今後について考えてみてくださいね。

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