神奈川県の小田原へ行きました。
小田原は神奈川県西部にある城下町で、海や山、温泉、美食が揃っています。
東京から、新幹線で30分ほど。観光地の箱根や熱海からも近いです。
実際に歩いてみたら海と街がほどよく近くて、混雑が比較的少なく静かで、のびのび過ごせました。
この記事では、そんな小田原で見つけた「海と街がゆるくつながるいい場所」を、
紹介します。
箱根・熱海の近所。のんびり過ごせる小田原観光の魅力
仕事のついでに宿泊をと、何気なく選んだ小田原。
降りるのは初めてでした。週の中ごろ宿を予約して、泊まったのは金曜です。
一泊5000円くらいの出費で、わりと選べる印象でした。
近隣の箱根や熱海に泊まったら、この宿泊費では、かなり選択肢が限られるのではないかと思います。
小田原を選んだ理由
東京からのアクセスの良さに加えて今回、小田原を選んだのは「行ったことがなかった」からです。
東京駅で新幹線の切符を買おうとして、割と近いことを知りました。「在来線で行ってもよかった?」と思うくらいで。
ちなみに東京駅から小田原駅は、JR東海道線で1時間20分ほど。新宿などから私鉄利用の選択肢もあります。
小田原の街と海。観光地すぎない心地よさ
金曜の夜、小田原に到着して、観光したのは土曜日です。
着いてすぐ食べたアジフライが美味でした。
土曜は朝から雨が降りそうだったこともあり、早々にお城散策を済ませて、漁港の食堂まで歩こうと考えました。
食堂を出て、お昼ごろには雨が本降りに。午後から市街地の温泉へ向かうスケジュールにしていて、ちょうど良かったです。
小田原城🏯をのんびり散歩
宿をチェックアウトして、お城方面へ向かいました。土曜日ながら空いていて、のんびり歩けました。
街なかにはカフェやお土産屋さんが、お城の敷地には資料館や博物館もありました。
城内も見学できるようでしたが、天気が怪しかったので雨が降る前に次の目的地へ向かうことに。
🐟海沿いの気持ちいい場所:早川の漁港エリア
お城から漁港へは歩いて30分ほど。小雨が降り出しましたが、なんとか歩けました。
漁港エリアには魚料理を中心に扱う飲食店も点在し、ランチ目当ての人がぽつぽつ歩いていました。
雰囲気からして皆さん、地元や近場から来ている感じ。
観光地すぎない、比較的静かな漁港という印象でした。
漁港ランチに大満足
漁港の中の食堂で食べられたらいいなと思いながら、混んでいることも想定していましたが並ばずに入れました。
着席した直後から、店の外に行列ができ始めていました。店に入ったのは11時ごろです。早く入店してよかった!
下の写真は限定の小田原丼です↓エビやイカ、ホタテ、白身魚など満載でした。右側にハミ出ているのはアジの骨せんべい。
漁港でないと食べられないだろう、という量と味で大満足でした。
小田原で日帰り温泉♨️コスパ良く楽しめる癒やし時間
今回、小田原で泊まった宿には温泉がなかったこともあり、スーパー銭湯で温泉を楽しむことにしました。
日帰りで楽しめる温泉は小田原エリアにいくつかありましたが、料金の安かった「天然温泉コロナの湯小田原店」へ。
駅から歩くと少し距離のある場所でしたが、小田原駅から無料シャトルバスが出ていて、帰りも小田原駅までシャトルバスに乗れて不便は感じませんでした。
ランチのあと、ゆっくりお風呂に入って15時ごろ、東京行きの在来線で帰路につきました。
17時ごろ到着して、駅前の居酒屋で軽く飲んだり食べたりしても、早い時間に帰れました。
今回の小田原観光ルート
今回は金曜の夜、比較的遅い時間に小田原に到着しました。
翌土曜は途中から雨模様だったこともあり実質、半日ほどの観光でした。今回の観光ルートは大まかに、
- 小田原城(のんびり散歩)
- 小田原漁港(海鮮ランチ)
- 天然温泉コロナの湯小田原店(スーパー銭湯)
と、かなりシンプルでしたが、楽しい旅になりました。
小田原の魅力=アクセスの良さ+空いてる+海と城の景観&食を満喫できた気がしています。
熱海や箱根観光を計画するとき、小田原に軸足を置くのもいいかも、と思えた旅でした。
ところで、筆者は数年前まで旅行ガイドの出版社で編集の仕事をしていました。
そのころは「人気の観光地=ガイドブックが売れる良い旅先」と考えていて。
でも今はのんびり歩けて、地元の空気が感じられるような場所に、魅力を感じます。
小田原の街を歩いて、そんなふうに思いました。
箱根や熱海ほど観光客が多くなく、旅気分を味わえる小田原
城を見て海まで歩いて、食堂で地元の味を楽しんで、お風呂でひと休み。混まない旅はいいなという実感がありました。
交通アクセスの良さ、宿のコスパ、街の落ち着き。
今回の小田原行きは「無理をしない旅」になった感があります。
こちら在宅勤務で、のんびり暮らしているつもりでしたが、ここのところ何となく時間の流れが単調な気がしていて。
自分にとって非日常の街を歩いたからか、気持ちが整理される感じがしました。
旅行ガイドブックの仕事をしていたころは、観光地の賑やかさをどんなふうに伝えて、部数を伸ばすかに悩むことが多かったです。
でも今は、静かに歩ける場所に旅の魅力を感じます。
もし、箱根や熱海が混んでいそうな週末に出かけるなら、その近所の小田原で過ごしてみるのはいかがですか。
混雑を避けたい人、静かに過ごしたい人、海や城のある街を歩きたい人に、小田原はぴったりの場所だと思います。
今回の記事は旅のレビューになりました。拙ブログではワーケーションのレポートもいくつか書いています。
記事はこちらのカテゴリから読めます。良かったら、お楽しみください。
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