生ごみを家に置いていると、においが気になりませんか。暑い時期は特に。
こちら、テレワークで在宅時間が長いから、より気になる感じで。
今回は筆者が試して、ごみのにおい悩みがかなり軽減した「生ごみの冷凍保管」について紹介します。
おうちのにおい悩みを抱える在宅ワーカーのお役に立てれば嬉しいです。
におい問題は、在宅ワークで深刻化したかも
なんか、におう?
そう思い始めるとずっと、気になってしまって。
我が家では長年、ベランダに生ごみ用の密閉容器を置いて、収集日まで保管して捨てていました。
これが臭うんですよね、夏場は。密閉できても開けたときはまあ、なかなかキツイ感じ。スプレーとかも気休めにはなるけど、という程度で。
風が強いときに容器を開け閉めすると、家の中まで強烈な臭いが入ってきてしまって。
テレワークで家にいる時間が長いと、余計に悩ましくなってきます。
基本、家で料理するからごみは出るし。収集日までの時間を長く感じていました。
生ごみを冷凍してみようか
ほうれん草などの葉物野菜を冷凍保存して、そのまま料理に使うことがよくあります。
凍った状態のほうれん草を袋の上から手で押すと、崩れてボロボロになりますよね。これにヒントを得て「凍らせれば生ごみのカサが減る?」と思って、やってみると。
葉野菜のほか、キウイの皮やたまごの殻なども、冷凍して崩すとパリパリになることが分かりました。
ごみ用に、小さなジッパー袋を用意
そんな感じで生ごみを適当に、ビニール袋に入れて冷凍室で保存し始めました。
カサを減らしたいから、凍った生ごみを入れた袋をぐいぐい押してカサを減らすと、当然ながら袋が破けます。
最初は破けたことに気づかず油っぽいごみを入れてて、冷凍室の底がベタベタになってました笑。
で、押す力を加減して袋を普通のビニール袋と厚手のジッパー袋の二枚重ねにすると、いい塩梅になることが分かってきました。
ごみの収集日に冷凍室から出して、そのまま集積所に出すのが習慣になり、夏の生ごみ臭問題は解消した感があります。
生ごみの冷凍保存で、気になる点について
生ごみを凍らせようとして「これは、冷凍庫に入れたくないかも」というものもあります。
たとえば腐ったものや、口をつけたもの(さくらんぼのタネとか枝豆の皮とか)など。
我が家は冷蔵庫が小さいからか、食べ物を腐らせることはあまりないのですが。
口をつけたり、口に入れたあとのごみが出そうなときは、夏場はなるべく収集日の前日夜か当日朝に食べるようになりました。
一度、口をつけたものは冷凍保存しない方がやっぱりよさそう
ごみは冷凍したあと、収集日に捨てるし。庫内の冷凍食品や氷とは分けているし。
でも、一度口に入れたタネや皮が冷凍室に入っているのは、やっぱり気になるところではあります。
デンタルケアの指導をされたとき、人間の口の中って汚いかもと実感していたこともあって(歯医者さんはそんなストレートに言わないけど)。
専門学会のホームページには、こんな記載も。
口の中の細菌には、カンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫力の低下とともに増殖し、病気を引き起こすこともあります。
日本訪問歯科学会ホームページ内「お口の中は細菌がいっぱい」より抜粋
そうした事情を考えて、我が家では冷凍室に入れる生ごみは、
- 野菜・果物の食べない部分(皮、芯など)
- たまごの殻
- 茶殻
- コーヒーかす
- 鶏肉の皮
- 肉、魚の骨
など、わりと限られています。「食べ物と一緒に冷凍室に入れても抵抗がないもの」という感じでしょうか。
袋を二重にしたり、なるべく密閉できる袋に入れたりして、冷凍室内でニオイ移りしないようにもしつつ。
それでも、収集日の前日あたりになると「けっこうたまった感」があります。
実際やってみた感想
無理のない範囲で生ごみを冷凍保存してみると、においがしないだけで快適度が大幅に上がったように思えます。
コバエのような虫も出なくて、ストレス軽減になりました。
生ごみの冷凍には賛否あるだろうけど、夏を乗り切る一案ではないかなと思います。
においで集中力が削がれる在宅ワーカーさんは一度、試してみては。
拙ブログでは、今回のような日常的な悩みに対するアイデアのほか、テレワーク環境を改善する試みなどを「在宅勤務の環境整備」カテゴリにまとめています。よろしければこちらも、お楽しみください。
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