「(家で)在宅ワークやポイ活をしている」という話をすると「東京だと、そういう働き方ができていいよね」と言われることがあります。
確かに、私が在宅勤務を始めた10年くらい前は、地の利で得ていた仕事も少なくありません。
でもここ最近、特にコロナショック以降「東京に住んでいる必要がない仕事」が業務の大半を占めてくるようになりました。
実際のところ、多くのデスクワークにはパソコンがあれば事足りるし、連絡にはメールやビジネスチャット、web会議システムなどを使えば不自由はありません。
打ち合わせもzoomか電話、チャットが大半
最近は仕事の打ち合わせをビデオ通話や電話、あるいはチャットですることも増えました。
なので自分などは最近「会社まで来てください」と言われると「リアル面談!」と緊張するように。
前の日眠れなかったりして、ひ弱さに笑えます。
どこかへ行ってミーティングなどをする場合、当然のことながら行き帰りに時間がかかるし、やはり感染のリスクも気になるところですよね。
現状は都心に近い場所に住んでいますが、外出せずにほとんどの仕事が済んでしまう昨今。
もっと家賃の安い場所に住むのもアリなのかなと、地方移住も含めて考える今日このごろです。
リモートワークで田舎に住むことはできる
地方でリモートワークを考える場合、都心で仕事をしている人が地方移住をする形での「田舎でテレワーク」は比較的実現しやすいでしょう。
ネット環境が整っていれば、地方でリモートワークをすることも可能です。しかしながら、地方の企業でテレワーク環境を整えているところは多くないようです。
感染対策としての在宅勤務の必要がなくなってきた今、都心でもオフィス回帰の動きが目立ちます。
世の中の流れとしてはテレワークは難しい?というイメージはあります。
しかし、リモートワークに限って仕事を探すことは地方でも都心でも、不可能ではありません。
住んでいる場所に限らず、リモートワークに限定して仕事を探せる
地域差はやはりあるかもしれませんが、リモートワークに限定して仕事を探すことは可能です。
子育てや介護中の人向けに、リモートワークを中心に掲載している求人サイトなども少なくありません。
自分は現在、在宅でwebライターの仕事をしています。しゅふJOBワークという求人サイトで仕事を見つけました。
ネーミングからは主婦・主夫向けのように見えますが、主婦・主夫である必要はありません。
勤務地や居住地を問わない求人も多く、リモートワークの仕事を探すのには便利。
同様の求人サイトにママワークス、しゅふのミカタなどがあります。
ハローワークインターネットサービスでも、在宅勤務の求人情報に限定して検索することが可能です。
くわしい案内ページもあります。わかりにくいようなら、最寄りのハローワークでたずねてみてください。
田舎で始める在宅ワークは、ポイ活と並行するとやりやすい
在宅ワークの経験がない場合、最初は少し探しづらさを感じるかもしれません。
そういう状況なら、在宅ワーク探しと並行して、サービスを利用したり体験したりすることでポイントを貯める「ポイ活」をしてみると馴染みやすいのではないかと思います。
ネットで仕事するってこんな感じか!と、感覚をつかめるかと思います。
ただ、ポイ活はお小遣い稼ぎにはなりますが永続性に乏しい部分があるので、本業にはなりづらいです。
ポイ活については「無職の時こそ家でポイ活。楽しく稼げるポイントサイト7つ」で、くわしくまとめています。
例えば、私が最近したポイ活はこんな感じです。
◆美容モニター登録説明会(電話セミナー):4000円
◆webスクール授業の体験受講:2000円
◆所有物件の査定:2000円
登録すれば誰でもできるので、気軽に取り組めます。
ちなみにいま、主に利用しているポイ活サービスはハピタスやファンくるなどです。
自分にあった在宅ワークが見つかるまでじっくり探そう
在宅ワークの求人を多く扱っているサイトで、私がよく利用するのはママワークスやしゅふJOBワークです。
例えばママワークスで、場所を選ばずにできる求人(応募中で経験不問のもの)を見てみると。
◆リサーチ作業、事務ワーク(仕入れ管理):時給2000円
◆営業事務サポート:時給800円
など。上記はほんの一部です。数が多いのでじっくり探すと「これ、自分にもできるかも」という求人が出てくると思います。
ただ、通勤型の仕事と同じで「やってみたけど自分に合わないな」ということも出てきます。
そういう時は無理をせず、契約内の仕事をやり終えたらすぐに辞めて、次の仕事を探しましょう。
できれば2〜3件の仕事を掛け持ちするといいでしょう。
在宅ワークはひとりでの作業がベースになるので、1つの仕事にかかりきりになると「在宅ワークってこういうものなのか」と、その仕事だけでイメージしてしまうかもしれません。
できれば、一つの仕事に慣れたら二つ目、それも慣れてきたら三つ目、くらいに仕事の幅を広げると良いかなと個人的には思います。
最終的にはやりがいと楽しさ、そして経験として残る仕事を
最初は自分の経験や能力の範囲で、仕事を探して取り組む流れだと思いますが、できれば「やりがい」や「楽しさ」、そして経験として残る仕事を探してください。
経験を積んでいくことで履歴書に書ける「業務経験」が増えて、自然と報酬も上がります。
「田舎に住んでるから時給が安い」ということは、もうありません。今住んでいるところで、世界中から仕事を取れるチャンスがあります。
在宅ワーク探しのコツをおさらい
(1)ポイ活と並行しつつ、見つかるまでじっくり探す
(2)慣れたら3件程度の仕事を掛け持ち
(3)「やりがい・楽しさ・経験に残る」仕事にゆっくりシフト